棋風と戦法、方針と手法、戦略と戦術、幹と枝葉~勝利の思考パターン

今回は久しぶりにFXと将棋を絡めた記事を書いてみたいと思います。

私は将棋が趣味で、以前は時間が空いた時には、ネット対戦を楽しんでいました。

最近は時間が取れなくて将棋を指す機会は減ってしまいましたが、
それでも日曜の昼間は某局の将棋対局を見るようにして棋力維持に努めています。

で、将棋の対局やその世界観、棋士の人物像などを拝見すると、
FXと似ている部分が多いという事に気づかされます。

以下では、将棋の話から始めて、徐々にFXへと繋げていきますが、これが
どのようにFXと関連づくのか、
どの部分がFXと似ているのか、
どのような話の展開となるのか、
あなたなりに想像しながら読んでいってください。

もし、将棋に全く興味がないのでしたら、
今回の記事は完全スルーしてくださいね(笑)

プロの将棋界というのは、純粋な実力の世界です。
年齢や、体力、性別などに関係なく、
強ければ名人戦などの各棋戦のランクが上がっていきますし、
弱ければどんどんランクが下がっていきます。

ほとんどの棋士が小学生の頃から毎日のように将棋漬けの生活をしており、
狭い関門をくぐり抜け、ようやくプロ棋士になったとしても、
自分と同じように将棋を勉強し続けたプロ集団の中で、更に上位に登るには、
並大抵の努力ではない事は容易に想像できると思います。

そうした将棋界の中では、
名人、及び順位戦のA級に所属している10人の棋士が
代表的なトップクラスの棋士
と呼ばれています。

経験と実力を伴った、今一番強い棋士たちの集まりです。
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では、そうしたトップ棋士の戦いぶりとはどういうものなのでしょうか。

ガンガン攻め倒すんでしょうか?
それとも、
守りがとてもうまいんでしょうか?
それとも、
誰もが想像できないような奇手を連発しているんでしょうか?

棋界のトップクラスの棋士ですから、もちろん誰もが高い勝率を誇っています。

そして、そうした高い勝率を長年維持しているのですから、
トップクラスの棋士になると、誰もが似たような戦い方になっているのではないか
と思ってしまうかもしれませんが
実際には、名人、A級棋士の戦い方は千差万別であり、
それぞれ違ったスタイルを構築しています。

攻めを中心に勝ち続けている棋士もいますし、
守りを重視して勝ち続けている棋士もいます。

トップクラスの棋士であっても、その戦い方は人それぞれ個性が溢れています。

棋風って何?

将棋には棋風という概念があることをご存知でしょうか?

簡単に説明すると、
将棋を指す上でのその人なりの特徴、志向、信念といったものです。

よく言われるのが、
攻めを好む人は、「攻めの棋風」、
受けを好む人は、「受けの棋風
といったりします。

もう少し具体的な将棋用語でいうと、
急戦派」と「持久戦派」に分ける事もできますし、
長考派」と「早指し派」に分ける事もできますし、
実践派」と「作戦家」に分ける事もできます。

(ちなみに私は、攻めの棋風で持久戦派、長考派、作戦家です)

このような棋風というのは、自分自身の努力ではなかなか変える事はできません。
プロ棋士の場合は特にそうでしょう。

なぜならば、、、
棋風とは、その人が生まれてから現在に至るまでに培ってきた経験により、
人生観、価値観、主義、主張などがすべて反映されているものだからです。

これまで人生で、大なり小なり、
数多くの選択をしてきて、数多くの意見を述べてきた事で、
その人なりの人格が形成されてきたことでしょう。

そうした人格形成により、無意識のうちに潜在意識の中で
自分にとって取り組みやすい心理的負担のない将棋の戦い方が
棋風というものに反映される事になったんですね。

別の言い方をすれば、
棋風とは、性格、思考パターン、とも言い換える事もできるでしょう。

人生で迷った時に、どのような選択をしてきたか、
困難な場面に直面した時に、どのような選択をしてきたか、
人それぞれに思考パターンがあります。

それがそのまま棋風として現れてきます。

迷った局面でどのように指すのか、
攻めを選ぶのか、受けを選ぶのか。。。

負けそうな局面になったらどのように指すのか、
一発逆転を狙うのか、ひたすら耐えて好機を見つけ出すのか。。。

しかしここでは、
どちらの考えが優れているか
という事を問題にしているわけではありません。

先に書いたように、
名人、A級棋士の戦い方は千差万別であり、
それぞれ違ったスタイルを構築しています。

そして、そのスタイルが棋風であり、
どのような棋風であっても一流の棋士になれるという事が重要です。
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A級棋士の一人でもありタイトルホルダーでもある渡辺明二冠が、
以前以下のような事を仰っていました。

「私はプロになって10数年経ちますが、棋風は変わっていません。
人間の性格が急激に変わる事がないように、
棋風も大きく変わる事はないと思います」

まさしく棋風というのは、
思考パターンであり、性格であり、その人そのものであるんですね。

生まれてから今日に至るまで全く同じ人生を歩んできた棋士はいません。
それぞれ違った性格、思考パターンであり、棋風も様々であるにも関わらず、
それぞれが棋界のトップであるA級棋士でいられるのは、

小さい時から将棋と向かい合ってきた数多くの経験によって裏打ちされた、
勝ちへ導くための思考パターンが確立されており、
それが棋風に忠実に反映されているからなんですね。

いかがでしょうか。
将棋における棋風という概念を分かって頂けたでしょうか。

棋風というのは抽象的な概念であり、イメージしにくい要素ですが、
それを具体的に将棋盤上で表現していく時に必要となるのが、
その戦い方、つまりは戦法という要素です。

戦法には多くの種類があって、、、

と書いているうちに、またしても長くなってしまいました。。。

本当はここからFXへ繋げていくつもりなんですが、
私の言いたいことが何となく想像できませんか?

この続きはまた今度にしたいと思います。

To Be Continued…

One Response to “棋風と戦法、方針と手法、戦略と戦術、幹と枝葉~勝利の思考パターン”

  1. […] 前回の記事では、将棋における「棋風」について、 その概念などをご紹介しました。 […]

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