マルチタイムフレーム(MTF)分析の観点から、
チャートパターン、及びボリンジャーバンドの形状を元に、
現時点で分かる範囲での豪ドル円のシナリオを考えてみましょう。

豪ドル円の日足チャート
audjpy1d140615
ヒゲの先端から引くか、ヒゲの根元から引くか、で多少位置が異なってきますが、
上記オレンジラインのような水平の上値抵抗線が引けます。

また、下値に関しては、こちらもヒゲの位置が微妙ですが、
右肩下がりの下値支持線が引けます。

通常2つのラインを引く時には、平行に引くか、
もしくは、三角持合の時のように先が細くなるように引くんですが、
時折このように、扇形のような、先が広がるようなラインが引ける事もあります。

特に名前が付いているチャートパターンでもないので、
下のラインについてはそれほど意識する必要もないでしょう。

現時点では、上値抵抗線であるオレンジラインの手前まで上げてきており、
ここからの攻防が注目です。

今から買いポジションを持つのは位置的にタイミングが悪いですね。

方針としては、オレンジラインを越えてきたら、
もしくは、4月に付けたヒゲ高値を越えてきたら、
買い目線で臨んでいきたいです。

逆に、売りに有利な状況になりそうな気配はないので、
抵抗線を抜けなければ様子見にしたい感じです。


豪ドル円4時間足チャート
audjpy4h140615
右肩上がりの上昇チャネルラインが引けます。

しかし、ラインとレートが接している位置や間隔を考慮すると、
そんなに綺麗なチャネルラインでもないですね。

ですので、他のトレーダーにはそれほど意識されていないかもしれません。

直近の動きとしては、ボリンジャーバンドが横向きに変わり、持合を示唆しています。

方針としては、
この上昇チャネルライン内にあるうちは、買い目線で臨んでいきますが、
下値支持線を割ってきたら、売り目線に切り替えた方が良いでしょう。


豪ドル円1時間足チャート
audjpy1h140615
オレンジラインで引いたような狭いレンジ相場となっていて、
ラインの上下幅は約50PIPS程度、先週はこの中での動きに終始でした。

12日の東京時間に一瞬だけ長い下ヒゲが見えますが、
これは豪の経済指標である失業率の発表直後のものですね。

このような長いヒゲがあるとラインを引きにくいですが、
その後の13日にもオレンジラインが下値支持線として機能しているので、
とりあえずヒゲを無視して、この位置から水平ラインを引いても問題ないでしょう。

方針としては単純ですね。
上値抵抗線をブレイクしたら買い目線で、
下値支持線をブレイクしたら売り目線で臨んでいきます。

現在のレンジ内にあるうちは様子見にした方が無難でしょう。

デイトレとしての総合判断

日足は様子見、4時間足は買い目線、1時間足は様子見、となっていて
現在はエントリーを考える状況ではないでしょう。

ではどういう状況になったらエントリーを考えてよいのか。

一番分かりやすいのは、
日足の上値抵抗線をブレイクした時に買い方針で臨むことでしょう。

それ以外だと、4時間足で上昇チャネルラインの下限に到達し、
と同時に、1時間足でレンジ相場の下限に到達した時に、
その反転上昇をロングするシナリオも有り得ます。

また、1時間足で上値抵抗線をブレイクしても買い方針で臨めますが、
その際には、4時間足の上昇チャネルラインの上値抵抗線、もしくは
日足の水平の上値抵抗線や、4月に付けた上ヒゲ高値が
抵抗線として機能する可能性もありますので注意が必要です。

売りに関しては、4時間足の上昇チャネルラインの下値支持線をブレイク、且つ、
1時間足レンジ相場の下値支持線をブレイクしたら、売り目線に変更でしょうか。