前回のDealing FXの記事では、
販売ページに書かれている内容について、誇大表現がないか、嘘の記述がないか、
「Dealing FXのここがオススメ!」
と書かれてある販売ページ内の項目について、
1年以上この商材を見続けている私が、一つ一つチェックしていきました。

今回はその続きとして、販売ページ内にある
「Q & A(よくある質問)」
の中に書かれている内容を検証していきます。

Dealing FXの販売ページ内の「Q & A(よくある質問)」には、
以下のような事が書かれてあります。

  • 初心者でも問題ない
  • 夜だけでもトレード可能
  • 勝率は7割以上でミドルリスク、ミドルリターンを目指す
  • 安定した月300PIPSの利益を当初の目標とする

これらについて、私の見解を一つ一つ述べておきます。

初心者でも問題ない

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初心者といってもある程度の幅がありますが、
最低でもFXに関する基本的なルール、用語を知っていて、
デモトレードを経験している必要はあるでしょう。

用語も知らないような全くの初心者がいきなりこの商材を購入しても
話の流れについていけない可能性が高いですし、
この商材の優秀性を理解できない可能性も高いです。

また、この商材ではマインドについても触れられている部分が多いのですが、
そのマインドに関しては、実際にトレードを経験してないと
その精神状態を理解できないので、
やはりデモトレードくらいは経験してからの方が良いでしょう。

全くの初心者にはお勧めできませんが、FXに関する入門書くらいは読んで勉強し、
2,3か月くらいはデモトレードを経験しているが、なかなか成績が向上しないので、
正しい学習方法を知りたいとする初心者には向いていますね。

また、特殊なインジケーター類は利用しておらず、
どのFX会社のチャートソフトでも標準装備されているような
一般的なインジケーターだけを利用しているので、
プラットフォームがMT4に限定されないという点も初心者には都合が良いでしょう。

夜だけでもトレード可能

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夜だけでもトレード可能ですが、トレードに充てる事ができる監視時間と
エントリーチャンスというのは、比例関係にありますので、
監視時間が短くなれば、それ相応にエントリーチャンスも減ってしまいます。

特に、Dealing FXは、トレード厳選タイプの手法ですので、
大きな時間足に方向性が出ていない場合は、
丸一日監視しても、その通貨ペアでエントリーチャンスが全く無いケースも
普通にあり得ます。

その場合は、監視する通貨ペアを増やしたり、
トレードするメインの時間軸を短くするなどして
できるだけエントリーチャンスに出くわすように工夫する必要もあるでしょう。

勝率は7割以上でミドルリスク、ミドルリターンを目指す

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勝率7割以上というと、3勝1敗のペースとなりますが、
1年以上この商材の手法を見てきた立場で正直に申し上げると、
勝率7割を維持していくのは相当困難でしょう。
(単に私の勉強不足かもしれませんが)

私のこれまでの経験では、勝率6割前後となっていて
3勝2敗のペースでトレードできています。

ですが、
Dealing FXでは、勝率よりもリスクリワードレシオの方に重点を置いていて、
リミット幅(利確幅)>ストップ幅(損切幅)
の条件の元でトレードしていますので、
別の見方でいえば、勝率6割もあれば十分といえます。

具体的なリスクリワードレシオの数字は、1.0~1.5あたりでしょうか。

チャート形状によってリスクリワードレシオは異なってきますが、
仮にリスクリワードレシオを平均1.3とすると、勝率6割という成績から

PF(プロフィットファクター)=1.95

となり、トレードの成績としては、十分満足のいくものになりますね。

また、ミドルリスク、ミドルリターンという表現が適切かどうかわかりませんが、
トコトン利大を追求する手法ではなく、節目節目で利食っていきますので、
デイトレとしては、ミドルリスク、ミドルリターンに分類されるでしょう。

安定した月300PIPSの利益を当初の目標とする

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月300PIPSというと、毎月の営業日が20日とすると、1日平均15PIPSとなりますね。

もちろん、毎日15PIPSずつ勝つ必要は全く無いんですが、
例えば、
1日3回トレードして、その内訳が、2勝1敗なって、
15PIPS勝ち、15PIPS勝ち、10PIPS負け、
とするならば、合計で1日20PIPSの勝ちとなり、
月20営業日だと、1ヶ月400PIPSとなりますので、
これを多少下回るペースでも月300PIPSは獲得できる事になり、
当初の目標としては妥当なラインだと思います。

しかし、利益幅というのは、自分で決めるものではなく相場が決めるものですので、
あまりそれにこだわり過ぎても良くないですね。

今年の前半は異常な低ボラティリティの相場が続いていたので、
監視通貨ペアが少なったら月300PIPSは難しかったでしょうが、
最近ようやく相場が動くようになってきて、
月300PIPSというのは目標設定としては程よい数字だと思います。

まぁ、この数字を“毎月安定的に”獲得できるようになったら
それだけでも十分に専業トレーダーレベルなんですけどね。

以上、Dealing FXの販売ページ内の「Q & A(よくある質問)」に対する
個人的な見解を述べてみました。

販売ページというのは、基本的に良い事しか書かれていませんので、
信用できない部分もあるかもしれませんが、
実際にこの商材で勉強した立場で中立的に販売ページを再検証してみました。

Dealing FXの購入を検討している方は参考にしてください。

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