トレーダーにとってのスランプとは?~偽りのスランプに惑わされない

私がトレードを始めたのは、2005年あたりからですので、
早くも10年選手となりつつあります。

その間にはいろいろと紆余曲折がありましたが、
自分のトレード生活において、

今は絶不調だよ~

とか

今はスランプだなぁ~

と、思った事はほとんどありません。

これは決して自慢などではなく、成績が落ち込んだ場合でも、
それがスランプによる落ち込みではないと分かっているので、
スランプで悩む必要性がないと理解しているから、
そのように思っていないだけです。

スランプというのは、心や体が通常の活動状態の時よりも、
一時的にそのポテンシャルが落ち込み、
自身の目的とする活動が不調状態に陥る事を指す言葉ですね。

つまり、トレーダーにおけるスランプというのは、
それまで期待値>1の好調を持続していたものが、原因が分からないうちに、
その期待値が自身のこれまでのトレード成績の平均以下に落ち込み、
時には、期待値<1となってしまう期間が長期間続いてしまう状態の事
でしょう。

よって、まず前提として、ある程度の期間(数ヶ月単位)において
期待値>1の状態をクリアーできている必要があります。

最初から、収支がマイナスの人、マイナス収支から抜け出せない人は
スランプという言葉を使う以前の問題となります。

では、それまで好調だったものが、なぜ不調になってしまい、
そして、それをスランプとして認識するようになってしまうのか。。。

まず、不調になる原因には、
手法や相場環境などの外的要因心や体などの内的要因があります。

そしてそのうち、スランプとして認識すべきは、
心や体などの内的要因に関してだけです。
FXMAIND

スランプという言葉は心や体などの内的要因による不調だけに用いる

相場というのは、大きく年単位、月単位で見ても、
動く時期と動かない時期というサイクルのようなものがあります。

例えば、今年前半の相場は歴史的な低ボラティリティ相場で、
明確なトレンドになるケースがほとんどなくて、持合状態が多かったですね。

そんな中、去年の後半あたりからFX市場に参戦してきた初心者の方で、
それまで好調を維持していたトレーダーの中には、
今年に入ってからの低ボラティリティ相場で苦戦を強いられ、
成績が落ち込んだ人も多数いたでしょう。

そして、その成績の落ち込みを

スランプに陥った

と解釈してしまっているかもしれません。

FX初心者の方は当然トレード経験が浅いので、
年単位、月単位の中長期的な為替市場のサイクルを経験しておらず、
今年前半の低ボラティリティ相場を初めて経験したでしょう。

そして、FX初心者の方は長期的な視点で相場を見る感覚が身に付いていないので、
月単位の低ボラティリティ相場が、どの程度、自身のトレードに影響を及ぼすのかを
把握、想定する事ができません。

となると、去年までうまくいっていた手法が
徐々に機能しなくなる現実を目の当たりにしてしまうと、
それを “自身のスランプ” と捉えてしまいかねませんね。

でも、実際はスランプではありません。

単に、自身の手法と相場のサイクルが合わなくなっただけです。

スランプというのは、先の定義のように、
自身の心や体に原因があってこそ使える言葉です。

よって、相場が動かないという外的要因で成績が悪くなった場合は、
それを “自身のスランプ” と捉えるのはおかしいですよね。

しかし、成績の不調の原因を外部に求めたがる初心者は
スランプ脱失の改善方法として、それまで有効に機能していた手法を
安易に変えてしまったります。

そして、新たな相場サイクルに合わせた手法を完成させたときに、
再び違う相場サイクルに入ってしまい、新たに完成した手法が再び機能しなくなる、
という悪循環に陥ってしまうケースもあり得ます。

もしも、月単位でプラスになった経験がある手法ならば、
安易に変える必要はないと思います。

利益が出ていた時の相場サイクル
(具体的には日足チャート、週足チャートレベルの動き)を今一度検証、確認して、
その相場サイクル用の手法として、適宜用いるという事もできるでしょう。

本当の意味でのスランプというのは、
心や体に原因があって、自分の構築した手法通りに執行する事ができない
という意味で成績が悪くなった場合は、スランプといえるでしょう。

その場合は、トレード時の心の在り方を再確認する必要があります。
FXMINDSET

私は約10年間、相場を見てきているので、
相場というのは数ヶ月単位で波があり、動く時と動かない時がある
と、経験上理解していて、
今が中期的な低ボラティリティの相場状況の時に入っていると分かっていれば、
自分のトレード成績も下がってくると分かっているので、
それをスランプと捉える必要はないと思っています。

さすがに今年前半の歴史的な低ボラティリティ相場は、
私もこれまで経験した事がなかったので、かなり参りましたが、
それでも、これは相場サイクルだと認識しており、
いつかは通常のボラティリティに戻ると分かっていたので、
たとえ成績が下がったとしても、それで焦るような事もなく、
手法を変えるような事もなく、スランプと思うような事もなく
いつも通りのトレードを繰り返していました。

もちろん多少の微調整はしますよ。

動かないと分かっているのに無理に利大を引っ張るようなことはせずに、
節目で利確するようにしたりしましたが、手法自体の大枠は全く変えていません。

逆に、通常ボラティリティ相場に戻った今では、成績も以前のように戻って、
利大を目指す本来のスタイルでトレードをしています。

あなたの成績が落ち込んだ原因は、
心や体に原因がある本当の意味でのスランプですか?
それとも、相場サイクルと手法が合わなくなっている事を知らないだけの
偽りのスランプですか?

月単位で好調の時期を経験した事のある初心者の方は、今一度考えてみて下さい。

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