トレードにおけるオーバーポジションと機会損失についてPART.2

先の記事では、私の経験談をお話ししましたが、
この時に、私は大きな間違いを2つ同時に犯しました。

それは “損切りしなかった事” と “オーバーポジション” です。

仮に、どちらか1つだけだったら、
この時の私はこんなに苦しむ事もなかったでしょうが、
同時に2つ間違いを犯してしまった為に、
退場スレスレの窮地にまでに自分自身を追い込んでしまったんですね。

損切りの重要性については、これまでこのブログでは何度も書いていますので、
今回はもう1つの悪罪であるオーバーポジションについて書いておきます。

オーバーポジションになると、、、

オーバーポジションとは、必要以上のポジションを保有する事ですね。

FXでも株式投資でも、ポジション量というのは
総資金に対して常に適切な量で臨んでいかなくてはいけません。

余剰資金があったとしても、その全てをトレードに使ってはいけないんですね。

では、なぜオーバーポジションがいけないのか、
その理由は2つあります。

資金の減少速度の増加

まず第一の理由に、資金減少速度が早くなってしまう事が挙げられます。

トレードとは決して一発勝負でするものではなく、
何年もかけて何百回、何千回と繰り返していくものです。

その為には、各トレードにおいて負けた時の資金減少量を
必要最低限となるようにコントロールして、
常に挽回可能な状態でトレードに臨む必要があります。

オーバーポジションとは、負けた時の資金減少量を大きくしてしまい、
挽回可能な状態に戻す可能性を低くしてしまう行為です。

もちろん、オーバーポジションで勝つ事ができれば、
その分、資金の増加速度は早くなるといえますが、
先にも書いた通り、トレードとは何年もかけて何百回、
人によっては何千回と繰り返して、少しずつ資金を増やす行為ですので、
短期決戦による資金の増加速度なんてものはどうでもよく、
長期目線で安定的に続ける事が優先します。

その為には、勝った時よりも負けた時の事を最優先に考えるべきです。

期待値>1の手法とマインドを確立していない状態で、
焦って資金増加ばかりを考えて、オーバーポジションになってしまうのが
トレード初心者のやりがちな間違った行為です。

それよりもまず、期待値>1の手法とマインドを確立してしまえば、
適切なポジション量で毎日コツコツとトレードを繰り返すだけでも、
複利で臨んでいく事で、十分な資金増加量になるはずです。

何も焦る必要なんてないんですね。
FXGRAPF15012301

トレード機会の損失

そして第二の理由に、トレード機会の損失が挙げられます。

先の私の経験でも、投資資金の大半を1つの銘柄だけで使い切ってしまった為に、
その後、身動きが取れない状態になってしまいました。

余剰資金が無いために、どれほど綺麗なトレンドを描く銘柄が現れても、
綺麗なブレイクアウトの銘柄が現れても、エントリーする事ができませんでした。

1つの銘柄に資金を拘束されてしまって、
それ以降は何もできずに、ただ見ているだけしかできませんでした。

もしもこの時、適切なポジション量でエントリーしていたら、
余剰資金で他の銘柄にもエントリーしていたでしょう。

見ているだけと、実際にエントリーしたのとでは、その経験値が全く違ってきます。

トレードに対する真剣味もそうですが、
自分の手でマウスをクリックしてエントリーや手仕舞いをして、
実際に行ったトレード記録を残す事で見えてくるものはたくさんあります。

見ているだけの架空のエントリーと手仕舞い、
過去チャートをなぞるだけの架空のエントリーと手仕舞いでは
なかなか経験値は積めないものです。
fxskills15012302

私の場合は株式投資でしたが、FXでも全く同じことが言えます。

FXでもオーバーポジションは大罪です。

しかし残念ながら、
資金管理を勉強していないFX初心者のほとんどがオーバーポジションです。

例えば、今ならUSDJPYを1万通貨分トレードするのに必要な証拠金は
レバレッジ25倍なら、約4,5万円ほどでしょうか。

つまり、
100万円の資金があれば、約20万通貨分のポジションが持てる事になりますが、
だからとって、20万通貨分全てポジションを持って、
証拠金を全て使い切ってしまっては、
それでは明らかなオーバーポジションとなってしまいます。

先の私のように “身動きが取れない状態” ですね。

このようなオーバーポジションでデイトレを行い、
もしも魔が差してしまい、そのまま含み損を放置してしまったら、、、
もう何もできない状態です。

仮に、そのまま放置して、何とか5日後に元に戻ってくれてトントン終了、
±0で終わらせる事ができたとしても、
その間の5日間は、トレードできなかった事になり、
これは明らかな機会損失となります。

こんなオーバーポジションで5日間耐えに耐えて±0で終わらせた経験は
その人にとっては何のプラスにもなっていません。

それよりも、その5日間、適切なポジション量で数多くのトレードを行って、
様々な勝ち負けの結果のトントン終了、±0という経験の方がはるかに有益です。

適切なポジション量を心掛ける事で、

  • たくさんの経験を積める
  • 大負けを防ぐ事ができる
  • 資金を効率よく運用できる
  • 成績が安定してくる
  • 精神的にも安定する

などのメリットをもたらしてくれます。

オーバーポジションとは、
トレードに心が向いていなくて、お金に心が向いている状態です。

不思議なもので、投資、投機というものは、
お金を意識すればするほど、お金から嫌われる傾向にあるようです。

トレーダーが考えるべきは、お金の事ではなく、
マインド、手法、資金管理である事を再確認しておきましょう。

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