MTF分析~EURUSDはパリティーに向けて最安値更新となるのか

今月初めに発表された米雇用統計の弱い内容を受けて、
しばらくはドル売り傾向が続くのかと思っていたら
先週は週を通してドル買いとなりました。

特にドルが買われるような大きな材料は出ていなかったはずですが、
市場は米経済の先行きに対して楽観的に見ているのでしょうか。

米雇用統計のあの弱い内容でも結果的にドルが買われるのなら、
当分の間は、指標発表や要人発言などで
一時的にでもドルが売られるような展開となったら、
落ち着いたところでドルを買っていく方針でも良いのかもしれませんね。

そして、相変わらずユーロ売りも続いており、それらの通貨の相乗効果で
ユーロドルのボラティリティが大きくなっています。

そこで、
マルチタイムフレーム(MTF)分析の観点から、
チャートパターン、及びボリンジャーバンドの形状を元に、
現時点で分かる範囲でのユーロドルのシナリオを考えてみます。

ユーロドル日足チャート
eurusd1d15041201
俯瞰的に見ると、下降トレンドである事が分かります。

3月上旬には-2σに沿ったエクスパンションが発生して
急激な下落となりましたが、その後は戻しています。

しかしその戻し上昇も、
オレンジラインで示したサポレジ転換ラインの手前で全て跳ね返されて、
結果的には再度下値試しをしそうな展開となっています。

現状は売り目線で見るべきですが、3月に付けた最安値に近づいてきたら、
一旦は様子見とした方が良いでしょう。


ユーロドル4時間足チャート
eurusd4h15041202
まず、赤色ラインで4,5回ほど抵抗にあっていて、
ここが明確なレジスタンスラインとなっています。

3月に行われたFOMC後のイエレンFRB議長の記者会見での高値と
月初の米雇用統計後の高値が共にこの赤色ラインとなっているのが興味深いです。

そして、直近の動きとしては、-1σに沿った巡航速度の下落が
既にローソク足10本以上続いていますので、
もうそろそろ下降トレンドの後期と認識しても良さそうです。

ですので、一応売り目線ですが、近々利食いによる反転上昇のシナリオも
頭に入れておきたい場面ですね。


ユーロドル1時間足チャート
eurusd1h15041203
ボリンジャーバンドのラインは意識されていないようですが、
チャートパターンとしては、高値の切り下げ、安値の切り下げが継続しています。

直近の動きとしては、オレンジラインのようなサポレジ転換も見られますし、
明らかに売り優勢な局面ですね。

この下降トレンドが崩れる為には、少なくともオレンジラインを超える必要があり、
更にいえば、赤色ラインも上回ってきたら上昇トレンドへの転換も有り得ます。

デイトレとしての総合判断

日足チャート、4時間足チャート、1時間足チャート、全てで売り優勢ですので
現時点では売り目線で見るべき局面です。

しかし、日足レベルでは直近安値に迫っている事、
4時間足レベルではトレンド後期である事、
などを考慮すると、今週は利食いも入りやすくなり、
綺麗な下降トレンドは期待できないかもしれませんね。

日足レベルの直近安値までは、まだ150PIPS程度あるので、
デイトレとしては、まだ通常スタイルで良さそうですが、
今後、この最安値に近づいてきたら注意が必要です。

将来、この最安値付近での攻防がどのようになるのか分かりませんが、
もしもブレイクするようなら、改めて売り目線で見れるようになります。

では逆に、
デイトレレベルで買い目線になるには、どのような展開の時なのかというと、
最短では、1時間足のサポレジ転換したオレンジラインを再度上抜けた時ですが、
このタイミングでは、4時間足、日足の優位性がないので、
あまり好ましい状況ではないですね。

この程度の上げなら、買いよりも戻り売りを狙いたいと思ってしまいます。

できれば、1時間足の赤色ライン超え、もしくは4時間足のオレンジライン超え
となってくれたら、通常スタイルで買い目線に変更できるでしょう。

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