昨日行ったドラゴンストラテジーFXでのトレードを紹介します。

この日はECBによる政策金利とドラギECB総裁の記者会見が
NY時間に控えていました。

なので、ドラギ総裁会見以降はユーロ主体で相場が動く事は容易に想像できますが、
それ以前のロンドン時間でも事前の思惑でユーロは動意づく可能性はありましたね。

こういう重要イベント日のトレードとしては2通りの考え方があります。

  1. 事前にこの日最も動く通貨が分かっているので、
    その通貨を含む通貨ペアを積極的に狙っていく
  2. イベントに関連する通貨は、テクニカルどおりに動かない可能性が高いので、
    その通貨を含む通貨ペアを避ける

1番の場合、大きくワントレンドで動いてくれるなら、大きな利益が見込めますが、
乱高下に巻き込まれると大きな損切りを連発する事になります。

2番の場合、その日のメイン通貨を手掛けない事になるので、
大きな利益は見込めないですが、
乱高下に巻き込まれる可能性は少なく、通常のトレードができる。

1番と2番とでは、各トレーダー毎の考え方によって違ってくるので、
どちらが正解というものでもないんですが、
私の場合なら、2番を選択するケースが多いです。

昨日に関しては、世界同時株安後の不安定な情勢が続いている状況なので、
ドラギ総裁の会見でもあまりポジティブな内容は聞かれないという雰囲気が
事前の報道からも匂ってきていましたね。

よって、「動くとしたらユーロ売りなのかなぁ」って、
何となく思っていたんですが、
推測でトレードする事はできないので、いつも通りの方針で、
ユーロ絡みの通貨ペアはトレードの選択から外すようにしました。

ドラゴンストラテジーFXによる戻り売りトレード

私がドラゴンストラテジーFXでトレードする場合、
8つの通貨ペアを同時に監視しているんですが、
ロンドン時間以降でなるべくチャートの形状が綺麗なものでサインが出た
AUDJPYとGBPJPYの2つの通貨ペアでトレードを行いました。

AUDJPY5分足チャート
audjpy5m15090401
横向きの赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で次が決済位置を表しています。

エントリーの位置としては、ちょっと戻りが浅い印象でしたが、
それまで綺麗な下降トレンドが続いていたので、その継続性に期待しました。

しかし実際には、エントリー後は横ばいとなってしまいましたね。

事前に設定したストップにもかかっていなかったので、
ずっと放置していましたが、徐々に下向きが優勢な展開となりました。

そして、22時過ぎにドラゴンストラテジーFXのルール通りに決済して終了です。

GBPJPY5分足チャート
gbpjpy5m15090402
横向きの赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で次が決済位置を表しています。

下降トレンドが続き、一旦軽く上げた後の再下降を戻り売りしています。

エントリーから1時間後にはドラギ総裁の会見が控えていましたが、
ユーロ絡みでないので、それほど気にしていませんでした。

そして、実際の記者会見ではドラギ総裁が積極的な緩和姿勢を示したことで
ユーロが急落する展開となり、
同刻、GBPJPYでは多少上下に振れる場面もありましたが、
想定通りそれほど影響はありませんでしたね。

しかし、22時過ぎたあたりから、
ユーロ売りからリスク回避の円買いという動きに変化していき、
GBPJPYのレートもバンドの外に移動して、
勢いのある下降トレンドになってくれました。

そして、22時過ぎにドラゴンストラテジーFXのルール通りに決済して終了です。

result15090403
この日は2回トレードを行い、合計で+61PIPSの獲得となりました。

結果的に、イベント直後はユーロは一方的な急落となっていきましたが
その前後にEURJPYやEURUSDではショートのサインは出ていませんでしたので、
ドラゴンストラテジーFXでは今回の急落を利益にする事はできなかったようです。

イベント好きなトレーダーは多いですが、テクニカルに従ってトレードしたいなら、
イベントや重要経済指標の30分前後はトレードを控えた方が良いでしょうね。

ちなみに、今回は「こすぎ流MTF分析ルール」に基づくトレードではなくて
通常のドラゴンストラテジーFXでのトレードです。

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