トレードと平常心~3大神経伝達物質とは?

トレード中には様々な喜怒哀楽の感情が襲ってきますが、
それらのほとんどは、トレードにおいては余計な必要のない感情です。

喜—100PIPS超えたぞーラッキー!
怒—何で俺がエントリーした時に限って逆行くんだ!?
哀—これで3連敗、センスないのかなぁ~?
楽—早く次のポジション持ちたい~!

こんな事考えながら安定的に勝っているトレーダーはいません。

トレード中はできるだけ平常心でチャートに向かうべきですが、
私達はありふれた、どこにでもいる普通の人間ですので、
ロボットのように無感情でトレードする事は不可能です。

また、どれだけ心を鍛え上げたとしても
無の境地、明鏡止水の境地でトレードする事も無理でしょう。

私もお坊さんのような修行を経験したわけではないので、
何事にも動じない心を持っているわけではないです。
souryo16021601

平常心といっても、1ミリの心のブレも許されないわけではなく、
チャートと向き合っている時でも、
日常生活における心の振幅の範囲内“で
トレードできるようになるのが第一の目標です。

トレードを日常生活の中で特別扱いするではなく、
普段の生活の一部として認識している必要がありますね。

しかし、言葉や文章で平常心でいましょうと言われて、

ハイ分かりました

と簡単に平常心を持てる人はいません。

当たり前と言えば当たり前で、人間の性格はそんなに単純ではないので、
スイッチを切り替えるように自分の心を切り替える事はできないです。
switch16021602

含み損が拡大している状況の中、

落ち着いて、落ち着いて、冷静に、冷静に

と心で念じても、心拍数が上がり、頭に血が上っている自分を抑えられない
という経験をしている人は多いでしょう。

負けトレードが続いてイライラしてしまい、
ロット数を増やして一発逆転を狙ってみたくなる
という経験をしている人は多いでしょう。

我慢に我慢を重ねて、長時間かけてようやくプラスに転じたロングポジションを
なんとか利確できたと思った途端に一気に上昇して、

ふざけるな!

と、カッとなってマウスを投げつけたくなる感情に襲われた
という経験をしている人は多いでしょう。

当時の私も平常心が重要だと頭では分かっていましたが、
そんな事は関係なく、襲い掛かってくる感情を抑える事はできませんでした。

本人は一大決心をして、気持ちを入れ替えた “つもり” でも
潜在意識の中では、

変われるはずがない

と思っているものです。

そうすると、本人が望むと望まざるとに関わらず、
どうしても過去の感情を引きずってしまいます。

潜在意識というのは自分ではなかなかコントロールすることができないので、
トレーダー向きの勝てるメンタルに修正するのは至難の業といえるでしょう。
moneybrain16021603

そこで今回は、ちょっと違った観点から平常心を考えてみましょう。

どういう事かというと、
無理矢理、自分の心を押さえつけて平常心を身につけるのではなく、
無理矢理、性格を変えて平常心を身につけるのでもなく、
行動を変える事で平常心を身につけるようにする方法です。

心理面、精神面、潜在意識、といった抽象的なアプローチではなく、
具体的な行動を伴う脳科学的なアプローチ方法です。

人間の感情をつかさどる3大神経伝達物質とは?

人間の感情や思考などは、脳の働きによって生じます。

もうちょっと具体的に説明すると、
脳内の大脳皮質には約150億個、小脳には約1000億個の神経細胞が存在しており、
それぞれの神経細胞が脳内でネットワークを構築して、
情報伝達のやり取りを行っています。

そして、情報伝達のやり取りに利用されているのが

神経伝達物質

です。

どういう事かというと、
ひとつひとつの神経細胞はネットワークを構築して繋がっているんですが、
それらは直接物理的につながっているのではなく、
約2000万分の1cmという僅かな隙間が空いています。

そして、その神経細胞間の僅かな隙間の事を “シナプス” と呼んでいるんですが、
そのシナプスを通して隣の神経細胞に渡されている物質が神経伝達物質なんです。
synapse16021604

一般的には、脳は微弱な電流によって情報が伝わると言われていますね。

確かに、
神経細胞を情報が移動する時には、電流によって伝わっていくんですが、
神経細胞を情報が移動する時には、神経伝達物質を渡す事で
隣の神経細胞に情報が伝わっていく構造となっています。

そして、その神経伝達物質は、現在までに50種類以上確認されているんですが、
その中でも代表的なのが、

ドーパミン
ノルアドレナリン
セロトニン

と呼ばれる3つの脳内物質です。

これらは、「3大神経伝達物質」とも呼ばれていて
人間の感情や心理に最も深く関わっています。

これらの詳しい役割は後述しますが、
3大神経伝達物質のやり取りがうまく機能していれば、
人間の感情や思考は平穏に保たれますし、通常レベルの日常的なストレスならば、
これらの神経伝達物質の働きによって感情は適切にコントロールされていきます。

しかし、これら3大神経伝達物質のどれかが不足したり、
または、神経細胞間のやり取りが上手くいかなかったり、
逆に、過剰にやり取りされてしまうと、心のバランスが崩れて
時には精神的な病気になってしまう事もあります。

To Be Continued…

One Response to “トレードと平常心~3大神経伝達物質とは?”

  1. […] 先の記事では、 人間の感情や心理に密接に関連している神経伝達物質として ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン を挙げました。 […]

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