注目チャート16/3/13~ドラギECB総裁の発言を受けてのユーロの動向は?

先週は何と言ってもECB理事会の結果とその後のドラギ総裁の会見ですね。

ECB理事会では市場予想を上回る緩和策を打ち出したことで
ユーロが売られました。

しかし、その後のドラギ総裁会見では
「追加利下げは見込まない」
と発言し、今後の利下げに否定的な見解を示した事で市場のムードは一転、
ユーロが買われる展開となりました。

EURUSDやEURJPYのチャートを見ると明らかですが、
あれほどの短時間で暴落から暴騰へと変化する相場は珍しいですね。

あの日は極端にボラティリティが大きかったので、
うまく暴騰暴落の流れに乗れれば大儲けだったでしょうが、
往復ビンタを喰らったり、ナンピンを繰り返して
取り返しのつかない状況に追い込まれてしまった人も多かったでしょうね。

私はイベント嫌いなので、
ECB政策金利発表前の時点では、ポジション無しで迎え、
市場予想を上回る追加緩和策によってユーロが急落した時点で、
この日のトレードは終わりにしました。

なぜなら、こうなってしまうと、
この日はもうテクニカルで動く可能性は低いからです。

私はチャートを元にトレードしているのに、
市場参加者の多くがチャートではなく、別のものに注意を払っていては
確度の高いトレードはできませんから。

しかし、ドラギ総裁の発言を受けて、
今後のユーロの動向が読みにくくなったのは事実です。

これまでは、長期的にはユーロは売り目線で見ていましたが、
その考えを改める時期に来たのかもしれません。

という事で、ユーロ関連の通貨ペアを中心に、
現時点の日足レベルの位置を確認しておきましょう。


ユーロ円の日足チャート
eurjpy1d16031301
ドラギECB総裁の発言を受けて300PIPSほど上昇しましたが、
日足チャートで見ると、まだまだま下降トレンドの中の調整の戻し程度なんですね。

ラインとしては、
黄色ラインで引いたような長期的な右肩下がりのトレンドラインが見えますが、
現レートの位置では、そこへ到達するにはまだ距離があります。

その他のラインとしては、上記のようなオレンジラインも見えなくもないですが、
下ヒゲの位置関係が微妙で、それほど明確にピッタリと引ける感じでもないですが、
概ね、このように引いても問題ないでしょう。

となると、現在はこのオレンジライン付近での攻防と解釈できますが、
オレンジラインを明確に超えて、尚且つ、
遅行スパン陽転、赤色ゾーン抜けとなれば、下降トレンドが終わり、
上昇トレンドへの転換初動と考えても良いでしょうか。


ユーロドルの日足チャート
eurusd1d16031302
こちらの通貨ペアもラインが引きにくいチャート形状ですね。

一応、オレンジライン赤色ラインが引けますが、
それほど多くのトレーダーに意識されているとは思えないです。

オレンジラインについては、先週のECB理事会での追加緩和策発表直後の下落で
直近安値付近と並んだあたりまで下げており、その後に急反発していますが、
これはドラギECB総裁の発言のタイミングとたまたま一致しただけですね。

遅行スパンも現在は陰転しており、
雲も細い赤色ゾーン青色ゾーンが交互に出ており、
明確なトレンドとは呼べる状況ではないです。

今後、赤色ラインがサポートラインとして機能して、
遅行スパンが陽転し、青色ゾーンが成長してきたら
上昇トレンドと呼んでも良いでしょう。


ドル円の日足チャート
usdjpy1d160313
最後に、ユーロ関連ではないですが、ドル円の日足チャートも確認しておきますが、
このような感じにラインが引けます。

赤色ラインは昨年の世界同時株安時に付けた安値であり、
現在のレートはそのラインを割っています。

また、オレンジラインは先月に付けたWボトムですが、
現レートはそのネックラインを越えていません。

現状はボリンジャーバンドも横ばいからスクイーズに移行しかけており、
下降トレンドがひと段落した後の安値圏での持合相場に移行しそうですが、
まずは、直上の赤色ラインと直下のオレンジライン
どちらを先にブレイクするのかに注目です。

しかし、しばらくはこの赤色ラインオレンジライン内で推移しそうで、
デイトレレベルでも難しいトレーディングとなるかもしれません。

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