MTF分析~EU離脱相場は早くも過去のもの?ドル円は全値戻しも

英の国民投票があったのが6月24日で、それ以降は、
英のEU離脱とそれに関する不安を煽る派生ニュースが多数出ていましたが、
最近は賞味期限切れなんでしょうか、
そうした悲観的なニュースも出てこなくなりましたね。

個人的にはEU離脱に関する話題は長期的なテーマとして
今後数年レベルで市場の関心時となり続けるのかと思っていたんですが、
早くも忘れ去られようとしています。

市場の移り気の早さはいつもの事ですが、記事を書く人も次から次へと
チャートの動きとニュースを結び付けて話題にしないといけないので大変ですね。

最近では、選挙で自民党が大勝した事による円売り、
強い米雇用統計の数字によってドル買い
NYダウが早くも史上最高値を更新するなど、
リスク選好の動きが強まっていて、
またしても利上げの思惑が高まってきていて、他のクロス円に先駆けて、
ドル円は早くもEU離脱当時のレート付近まで回復してきています。

そのあたりの動きを含めて、
ドル円の今後のシナリオを考えてみます。

ドル円の日足チャート
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先週の1週間は円売りとドル買いの相乗効果で一方的な上昇トレンドでしたが、
日足レベルで見てみると、まだ高値の切り下げは継続しています。

もう忘れてしまっているかもしれませんが、
英の国民投票直前、及び直後には残留派が優勢と報道されていて、
その時には一時的に円売り反応が起こっており、
その時の高値が赤色ラインですね。

先週は一方的な戻り相場でしたが、
英国民投票時のレートまでは回復しましたが、高値までは戻っていない、
という微妙な位置関係となっています。

このチャートを見る限りでは、戻り売りを狙っていきたい形状ですね。


ドル円の4時間チャート
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英の国民投票後のレートの変遷は、
4時間足チャートが最も見やすいでしょうか。

こうして全体像を見てみると、Wボトムを付けた後に、
オレンジラインで示したネックラインを越えて、
トレンド転換している事が分かります。

しかし直近では、+1σを割れてきており、
ボリンジャーバンドも収縮し始めているので、
今後しばらくはレンジ的な動きでしょうか。

そして、その際の上限と下限の候補は
赤色ラインオレンジラインとなります。


ドル円の1時間足チャート
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先週は高値切り上げ、安値切り上げの一方的な上昇トレンドでしたが、
終盤にはトルコのクーデターの影響で
ようやく安値を切り下げようかという動きになってきていますが、
まだハッキリしていませんね。

チャート図中のアクア色ライン
先週中に現れた一時的なレンジ相場の上限、下限ですが、
これらのラインは、この後サポートラインとして機能する可能性もあります。

一応まだ買い目線ですが、下限のアクア色ラインを割るようなら
売り目線への変更となります。

デイトレとしての総合判断

日足チャートでは、戻り売りを狙いたい形状、
4時間足チャートでは、上昇トレンド後の持合へ移行するかという形状
1時間足チャートでは、上昇トレンド継続中も、崩れを意識すべき形状
という感じでしょうか。

まず、日足チャートでの赤色ラインを越えてくるようなら、
EU離脱相場は完全に回復した事になるので、
全ての時間足で買い目線で見る事になるでしょう。

また、1時間足チャートの上限アクア色ライン
レジサポ転換のラインでもあるので、
この上にレートが乗っていれば、買い目線で良いでしょう。

しかし、割れてきたら売り目線で、
そして、下限アクア色ラインも割れてきたら
より確度の高い売り目線へと意識を変えていくべきポイントになります。

そして、4時間チャートのオレンジラインも割れるようなら
本格的な下降トレンド再開となり、
EU離脱相場は終わってなかったと解釈される事になりそうです。

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