FXとルーティンワーク~自由気ままな遊び放題の勝ち組トレーダーなどいない

去年のイチロー選手は不調でしたが、
今年は見事に復活してこれまで好調をキープしていますね。

通算安打数もピートローズ氏を越えて、
メジャーリーグだけの通算安打も3000本に迫っており、
今年中の達成は確実なものとなっています。

イチロー選手は現在42歳ですが、
この年齢になるまで第一線で活躍できた理由には
徹底した自己管理能力があります。

そしてその自己管理の中の重要な要素に
ルーティンワーク
があります。

ルーティンワークとは、手順が決まっている一定の行動パターンの事ですね。

ちなみに、イチロー選手の場合、
ネクストバッターズサークルに入ってから、
自分の打順に回ってバッターボックスに入り、
実際にバットを構えるまでに17種類のルーティンワークがあるそうです。

つまり、17通りの行動パターンが決められていて、
毎回その順番通りに行動をとってるんですね。

そして、イチロー選手のルーティンワークは試合中だけにとどまりません。

翌日に行われる試合時間から逆算して、就寝時間、起床時間、食事の時間、
ストレッチの時間などが全て決まっているそうです。

つまり、年間を通した試合スケジュールから逆算して、
イチロー選手がその日にどのような行動をとるかは
数か月前には既に決まっている事になります。
schedule16072501
イチロー選手が毎朝必ずカレーを食べるというのは有名な話ですね。

最近では年齢の事も考えて、
カレーではなくパンや麺類にしているそうですが、
これもルーティンワークのひとつです。

話によると、

「同じものを食べ続けるのは、違うものを食べることにより、
 美味しくなくて気分が下がるとか体調を崩してしまうといった、
 野球に影響しかねない“不確定要素”を入れたくないから」

という事らしいです。

その他にも、

「他人のパットを触ってしまうと、
 そのグリップ感覚が手に残ってしまうので触わらない」

「視力の落ち込みを防ぐためにテレビは見ないし、
 メールも奥さんに口頭で伝えてもらう」

などの徹底ぶりです。
bat16072502

ルーティンワークというと、

決まりごとに縛られていて窮屈

というイメージを持ってしまうかもしれませんが、
決してそうではありません。

ルーティンワークとは習慣化した行動なので、
頭を使わずに一連の流れの中で淡々とこなす事ができます。

もちろんルーティンワークも最初は試行錯誤していたでしょうが、
自分の好調を反映させるように
イメージを固定化していった結果として作り上げたものなので、
それを繰り返す事で自然と良いイメージが沸き上がり、
精神集中や精神安定にもつながる重要な役割を持っているんですね。

別の見方をすると、
メンタルトレーニング、イメージトレーニングとも言えますが、
自分にとって

これさえやっていれば安心
自分の間合いで行動をしている

という心理が緊張感や不安感を消し去り、
ひいては自信にもつながっているんでしょう。

また、同じ行動を繰り返していれば、いざスランプに陥ってしまった場合でも
不調の原因が何であるのか、その原因の特定も分かりやすい面もあるでしょうね。

トレードにおけるルーティンワーク

イチロー選手に限らず、他のプロ野球選手でも、
また、プロ野球選手に限らず、他のプロスポーツ選手でも、
また、プロスポーツ選手に限らず、何か専門分野を極めた人というのは
自分なりのルーティンワークを持っているものです。

その場限りの思い付きの努力を繰り返しただけで
一流になれた人はいないでしょう。

そういった意味ではトレーダーも同類といえるでしょう。

私は以前からルーティンワークを意識したわけではなかったですが、
今改めて振り返ってみると、トレーダーとしての毎日の行動は
ルーティンワーク化されている事に気づかされます。

その日トレードを始める前には、
まず、日足チャート、4時間足チャート、1時間足チャートを見て、
上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、トレンドレスなのか、
サポートライン、レジスタンスラインはどこに引けるのか、
どの通貨が主体となっているのかを確認します。

更には、15分足チャートでのチャートパターンを確認し、
どのあたりでエントリーとなりそうなのか目安をつけておき、
アラームを設定しておきます。

更には、どんなニュースが流れていたのか一通り確認しておきます。

このようなルーティンワークをやった上で、
はじめてトレードできる体勢に入ります。

イチロー選手がバットを構えるまでに
様々なルーティンワークを淡々とこなしながら
精神を集中、安定させているように
私もトレードを開始するまでに、上記のような
様々なルーティンワークを淡々とこなしながら
精神を集中、安定させているといえるでしょう。

また、日常生活においても、私のトレード時間である16時~24時に
できるだけ”不確定要素“が入らないように生活スタイルを変更し、
ルーティンワーク化してきたのも事実です。

もちろんイチロー選手には遠く及びませんよ。

いくら好きだからと言って、ルーティンワーク化したいからと言って、
毎日カレーを食べるのは私にはできません。

(ちょっと話はそれますが、
 私は学生の頃、インドカレー専門店で
 週2日のペースで1年間ほどアルバイトをしていた経験があり、
 その時の賄い食は、毎回カレーでしたが、すぐに飽きてしまい、
 その当時はカレーが食べられない状態でした。
 好きにも限度があります。。。)
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しかし、トレードの感覚を維持する、感覚のズレを起こさないようにするために
MT4以外のソフトでは、なるべくチャートは見ないようにする。
スマホなどの小さい画面でのチャートは見ないようにする
チャートの縦軸、横軸は固定にする
といった事は実践していますし、
毎日の生活スケジュールも、今となっては、ほぼ固定化しています。

FX初心者の中には、

トレーダーは自由気ままな生活をしている

と思っている人も多いようですが、
そんな人は極々一部です。

FX商材の販売ページやメルマガでの宣伝広告でも

ノートパソコン片手に毎日旅行三昧、
 何物にも囚われない、束縛されない自由な生活を満喫して、
 ちょっと空いた時間にチャートをチラッと見て、
 ササっとトレードして、ハイ10万円獲得!

みたいなことを謳っているものもありますが、
そんな事ができるトレーダーは極々一部です。

イチロー選手以上の努力を積み重ねて、
その先にようやくたどり着いた精神状態の持ち主か、
イチロー選手以上の天性の才能の持ち主にしか許されない至高の境地です。

自由になりたい、好き勝手に、わがままに生きる為に
トレードをしているのなら止めておきましょう。

イチロー選手ほどの境地に達しなくても良いですが、
自分を律して、ルーティンワークを守って
毎日規則正しく生活した人ほど生き残る確率が高くなるのは
トレーダーだけでなく、どの分野でも同じです。

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