地政学的リスクと保有資産の分散

リスク回避というと、
判を押したように円買いになります。

円は安全資産だからという条件反射的な考えで
誰もが思考停止状態で円を買います。

まぁ、分からなくもないです。

例えば、日本以外のよその国で
何かしらの悪材料、ネガティブなニュースが出てきて、
事態の成り行きが分からない状態になっている。

そのような時には、市場は不透明感を嫌いますので、
日本のように世界から信頼されて、平和で治安が良くて
さらには、通貨自体の流動性もあるので、
円へ資金を移動しておこうという発想になる事は理解できます。

しかし、、、

日本という国自体に悪材料、ネガティブなニュースが出てきても
円を買ってしまうという投資家の行動は今でも理解できません。

記憶に新しいのは2011年に起こった東日本大震災です。

この時もリスク回避で円買いが起きましたが、
日本に地震という悪材料が出たのに、
なぜその国の通貨を買えるんでしょうか?

仮に、津波による原発の悪影響が予想以上に大きかったら、
もしかしたら日本という国自体が機能不全を起こしていたかもしれないのに、
なぜその国の通貨を買えるでしょうか?

もしかしたら国自体の存続が危ぶまれていたかもしれない
そのような状況の時の “” って
安全資産としての退避先の役割になっているんでしょうか?

その後も余震が起こるたびに条件反射的に円が買われていましたが、
経済的打撃を受ければ受けるほど円を買うって、、、

もはやパブロフの犬としか言いようがありません。
dog17041701

対岸の火事ではない地政学的リスク

そして現在は、朝鮮半島の某国が核実験をしたり
それに対して、米も航空母艦を配置したりと
不穏な空気を見せています。

以前から朝鮮半島の緊迫した事態は何度か起こっていますが、
今回は何を起こすか分からないトランプ大統領が実権を握っています。

シリアへ単独でのミサイル攻撃をしたトランプ大統領の事ですから、
今回の某国に対しても、それほど時間を置かずに
何かしらの行動を起こす可能性も否定できません。

私は今回ほど戦争を身近に感じたことはありません。

そして、こうした地政学的リスクになると
またしても当たり前のように円が買われています。

どうしてなんでしょうか?

日本という国の近隣で起きている悪材料なのに、
なぜ円が買われるんでしょうか?

絶対起きてはいけない事ですが、
万が一、日本の領土が直接攻撃を受けた場合でも
円が買われるんでしょうか?

絶対起きてはいけない事ですが、
戦争に巻き込まれても円が買われるんでしょうか?

日本が攻撃されても日本は安全資産としての退避先の役割を担えると
投資家たちは思っているんでしょうか?

それとも、
絶対に戦争は起きない、絶対に日本は攻撃されないと
投資家たちは確信を持っているんでしょうか?

全く理解できません。

私はファンダメンタルズには詳しくないので、
もしかしたら、もっと深いところで何かしらの理由があって
円が買われているのかもしれませんが、
そもそも国の機能がなくなってしまっては意味がないと思うんですが。。。

資産の分散

今は多くの投資家が円を買う行動に出ていますが、私は逆です。

というか、本来ならそうすべきだと思うんですが、
私なら円を売って別の金融商品を買い、資産の分散を考えたいです。

既に資産の一部はドルなどの外貨に分散しているんですが
今回の地政学的リスクを受けて、もしかして
金融システムが機能しない可能性もある事を考慮すると、
紙幣という”紙の資産“自体が無意味になってくるかもしれません。

となると、
現物資産“として金の延べ棒を持っている事が安心なんでしょうか。
gold17041702

有事に巻き込まれてしまっては、
その後の生活は全く予測できないわけで、
どうやって自分の資産を確保しておくべきか
が重要でしょう。

有事の金“という言葉もあるようですが、
ちょっと調べてみたところ、
現在は、金の延べ棒(ゴールドバー、金地金)1kgで、
おおよそ500万円弱となっているので、
万が一の為に、、、本当の意味での万が一の為に
資産の一部を円から金に振り分けても良いかもしれません。

この記事を書いている時点でも
地政学的リスク、武力衝突の危険性が残っています。

私としては、何も起こらない事を祈るのみです。

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