日付、価格、時間軸、通貨ペア、全て表示していません。
表示しているのは、MA21とボリンジャーバンドの±1σ~±3σだけです。

 

あなたは、現在ポジションを持っていません。
このチャートの形状から、どのようにラインを引き、
どのように戦略を立てますか?
(下の画像を見ずに考えてね)

 

 

 

 

 

 


先のチャート図から、ローソク足15本ほど進んだチャートです。
問題図は、EURJPYの1時間足チャート、
日付は10月9日、先週の火曜日です。

 

私ならこのようにラインを引きます。

 

まず、オレンジラインで引いた右肩上がりの下値支持線が見えます。

 

そして赤色ラインで引いた水平の上値抵抗線が見えます。
この赤色ラインは、10月5日に上昇トレンド時につけた一旦の押目位置です。

 

10月9日になってから、このラインで上値が抑えられているように見えます。

 

支持線として機能していたラインが、一旦割れると、
今度は抵抗線として機能するという現象です。

 

ですので、赤色ラインで上値を抑えられ、
オレンジラインを割った場合は、下げ優勢になると考えられます。

 

10月9日のオレンジラインを割った場面を
5分足チャートで詳しく見てみましょう。

オレンジラインは、先の支持線と同じものです。

 

15時台に入り、このラインを陰線で割れてきました。

 

リスク選好なら、ここでショートでもいいでしょう。
もう少し様子を見たいなら、しばらくオレンジラインの下で持合って
オレンジラインが上値抵抗線に変わっていることを確認した後の、
再度の下落でショートでもいいでしょう。

 

ストップの位置は、黄色いラインで示したあたりなら、
無理なく受け入れられると思います。

 

このように、下値支持線割れだけでなく、
複数のラインが関係してくるとより精度が増します。