鉄板マスタートレンドでの損切りトレード、利確トレードの両方を見てみましょう。
まず、今回は通貨ペアとしてEURUSDをトレード対象にしました。

 

なぜかというと、EURUSDの4時間足チャートをみてもらえれば分かると思いますが、
ここ2週間ほどは明確なトレンドになっておらず横向きの状態で、
尚且つ、ボリンジャーバンドを表示してみると分かるように、
直近2、3日間の動きとしては、ボリンジャーバンドが徐々に狭くなっており、
いわゆるスクイーズとなっていて、いつ動き出してもおかしくない状態
と読み取れますね。

 

そうした中で、鉄板マスタートレンドでの1時間足チャートの設定画面でも
横ばいの動きとなっていて、方向性が出ていませんでした。

 

最近では、シリア情勢の緊迫化による有事のドル買いが言われており、
また、中期的なテーマとして、量的緩和縮小思惑によるドル買いなども、
時折ニュースに出ていますので、チャート的にはフラットですが、
下方向へ動き出すのなら、その流れについていこうと思っていました。

 

そうした中、まずは一昨日火曜日のEURUSDの15分足チャートです。
17時発表のIFO景況指数をうけて、ユーロ売りの流れになり、
1時間足チャート、30分足チャートでは、持合状態から下方向へのブレイクとなり、
鉄板マスタートレンドにおけるショートのスタンバイ状態を確認しました。

 

そして、15分足チャートでも直近安値を割ったあたり、
赤色矢印の位置でショートエントリーです。
fxtmt082901
エントリー後も、ある程度は下方向へ進んでくれて、
4時間足チャートでも、スクイーズからのエクスパンションへ移行するか、
というチャート形状だったので、その後の動きを期待していました。

 

しかし、程なくして持合状態に移行していき、
逆に、NY時間には上げに転じてしまいました。

 

この動きを見て、本来の鉄板マスタートレンドのルールなら、
中心の青色ラインを上抜けたところで手仕舞いしなければいけないのですが、
1時間足では、まだ売り優勢の展開だったので、「もう少し粘ってみる」、
という裁量判断をしましたが、その後も上昇が続いてしまい、
結局、エントリー時の陰線ローソク足の始値を超えたあたりで損切り終了としました。

 

このトレードはドル買いに乗ったのではなく、ユーロ売りに乗ったので、
本格的なトレンドには発展しなかったようです。

 

また、裁量判断も損失幅を広げてしまいました。

 

次に、昨日の水曜日のEURUSDの15分足チャートです。
東京時間からジリ安状態が続き、1時間足チャート、30分足チャートで
売り優勢状態への変化とショートのスタンバイ状態を確認し、
赤色矢印の位置でショートエントリーです。
fxtmt082902
この下落の動きは、他の通貨ペアからドル買いの動きであると判断できました。

 

NY時間には、やはり一旦は、上向きへ戻りを見せることになりましたが、
今回はそれも一時的で、再び下落することになり、
含み益のまま深夜の24時を迎えました。

 

この段階では、まだ手仕舞いのルールには一致していませんでしたが、
このまま起きていても仕方ないので、とりあえず半分だけ利確して、
残りのポジションは、ストップ位置を青色ラインの少し上に引き下げて、
この日はそのまま就寝です。

 

翌朝起きてみると、結局ストップにかからずポジションキープのままでしたので、
再びストップを切り下げると共に、直近安値にリミットを設定して、
そのまま様子見としました。

 

その後は、首尾よく直近安値に到達してくれて、
残りのポジションも利確終了となりました。
fxtmt082903

以上、直近2日分の鉄板マスタートレンドでのトレードです。

 

同じように下向き有利なチャート形状になったとしても、
そこから本格的なトレンドに発展するかどうかは、誰にも分かりません。

 

今回のように、トレンドに発展しない場合もありますし、
トレンドに発展する場合もあります。

 

火曜日の下向きの動きと水曜日の下向きの動きの違いは
ユーロ売り主体か、ドル買い主体かの違いくらいで、
30分足、1時間足のチャートの形状的には、ほとんど変わりはないですね。

 

チャートの形状だけで判断した場合、
火曜日の下向きの動きと水曜日の下向きの動きの違いを明確にして、
下降トレンドに発展した水曜日だけにエントリーしようなんて、私には無理です。

 

とりあえず、利用している情報商材のルールに則った動きになったらエントリーして
その後、トレンドにならなければ、損切りするだけですし、
トレンドになったら、含み益をできるだけ伸ばすだけです。

 

余計な根拠のない裁量判断でエントリーを取捨選択することは、
商材のルールを曲げてしまうことにつながりますので、
気をつけましょうね。

 

いつの時代でも通用するFX商材です。
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