FX初心者がトレードルールを構築する時にやりがちなのは、

  • どのようなテクニカル指標、インジケーターを使うのか
  • テクニカル指標、インジケーターをどのように組み合わせるのか
  • それらのパラメーター値をいくつにすれば良いのか

このような事を考える人が多いですね。

私も昔やっていましたが、移動平均線を表示させてみて、
そのパラメーターの「期間」をいろいろ変えてみて、
最も相場にフィットする値を探したりしました。

また、ストキャスティクスをサブウィンドウに表示させてみて、
そのパラメーターの「期間」をいろいろ変えてみて、
相場の反転を最も的確にとらえる事ができる値を探したりもしました。

そして、移動平均線とストキャスティクスを組み合わせて
チャートにあわせたパラメーターの最適値を見つけ出そうとしていました。

こうした作業は必要ないとは言いませんが、
手法構築という意味においては、枝葉の部分、ミクロな部分なので、
特に重要視する必要はないですし、
先に決めておかなければいけない要素でもありません。

相場というものは、ミクロで見るのはなくマクロで見るものです。

そして、その為に必要となる知識が、「環境認識」です。
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環境認識という表現だと、抽象的過ぎて
何を指しての言葉なのか分からない初心者の方もいると思いますが、
簡単に説明すると、「チャートの全体像の把握」です。

  • 現在のチャートはどのような形状となっているのか
  • このようなチャートが形作られるまでに過去からどのような経緯を辿ったのか

これを多角的に把握する事を指した言葉が環境認識です。

そして、このような環境認識を勉強する為に
私が重要視しているのが次に挙げる5つの要素です。

  1. マルチタイムフレーム分析
  2. ダウ理論
  3. グランビルの法則
  4. 支持線抵抗線
  5. 通貨の力関係

まずテクニカル指標やインジケーター云々の前に、
上記の5大要素から、現在のチャート形状における環境認識の把握に努めます。

(ちなみに、これらは私のこれまでのトレード経験に基づき、
 勝手に5大要素と呼んでいるだけですが、
 世間的にも重要視されている要素である事に変わりはないです)

これら5大要素はどこまでが環境認識で、どこからがエントリー条件なのか、
という境目が曖昧な部分もありますが、
テクニカル指標やインジケーターなどに関係なく、
こうした要素はチャート形状だけで判断できる、相場の本質の部分でもあるので、
先に、この5大要素を適切に把握できるようになっていれば、
今後どんな手法を用いても勝ちやすくなります。

インジケーターなどの枝葉の部分に拘るのではなく、
また、最新の手法、流行の手法などに飛びつくのでもなく、
このような昔から存在している、有効性が高いとされている要素を
自分のトレードスタイルに合わせて用いる、深化させる事の方が本道です。
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そして、この5大要素を学ぶには「マエストロFX」が最も適切でしょう。

私はこれまで数多くの商材を見てきましたが、
マエストロFXほど上記の5大要素全てに言及している商材はないと思っています。

19時間にもわたるDVDの講習、そして毎週送られてくるリアルトレード動画の中で、
これらの要素が随所に説明されており、実際の動いている相場で学ぶ事ができます。

特に今配信されている動画シリーズの「相場始原論」では、
テクニカル指標を全て取り除き、何もないローソク足だけの状態から
これら5大要素だけで実際のリアルチャートを分析して、
エントリーから決済までを見せてくれるとても貴重な動画集です。

こんな感じですね。
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先にも書きましたが、この5大要素というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけで、
マエストロFXの著者である佐野裕さんとは多少の見解の違いもあるでしょう。

私がマエストロFXのDVD、動画を視聴した感想としては、
佐野裕さんは上記の5大要素のうち、

1.マルチタイムフレーム分析
2.ダウ理論
4.支持線抵抗線

この3つを特に重要視している傾向にありますね。

マルチタイムフレーム分析についてはこのブログでも何度も取り上げており、
その重要性についてはいまさら言うまでもないですね。

マエストロFXにおいてもその理論の根幹をなす最も重要な要素という位置づけです。

ダウ理論に関しては、高値と安値の関わりあいを意識しているようです。

高値が切り上げっているのか切り下がっているのか、
安値が切り上がっているのか切り下がっているのか、
「相場始原論」でチャートを分析する時には毎回必ず語られている要素ですね。

そして、
支持線抵抗線に関しては、私の場合は水平に引くラインを重要視していますが、
マエストロFXではそれ以外にも、斜めに引くトレンドラインの解説もあります。

この辺りは各自のトレードスタイルによりますが、
私の場合は、トレンドラインも利用する事はありますが必須ではありません。

しかし、「相場始原論」では、必要と思われる支持線、抵抗線、トレンドラインは
毎回引くようになっており、画一的に決められないライン引きという勉強にも
もってこいの動画シリーズでしょう。

このような要素は数字で具体的に表す事ができないですし、
どうしてもチャート形状から判断しなければいけないので、
難しいと考えてしまいがちですし、興味が沸かないという人も多いでしょう。

しかし、先にこうした要素を身に付けた方が後々楽になるはずですし、
極端な事を言うと、この5大要素さえ理解してしまえば、
具体的なインジケーターは全く必要なしで
裸のローソク足だけでもトレードできてしまいます。

「相場始原論」がそれを証明していますね。

勝つ為の正しい知識を、効率良くたくさん身に付けるには、、、
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