最近は、JPY主体、EUR主体の動きが多いので、
ドルストレートに関しては、なかなか値幅が取れない状況かもしれませんね。
たとえブレイクが起こったとしても、ドルストレートの通貨ペアは、
期待したほど動いてくれないなぁーという印象をもっています。
FXB-Manualは、ドルストレートの通貨ペアを中心にした
ブレイク狙いの手法がメインですので、
相場状況が手法と合わない日というのも、もちろんあります。
しかし、マニュアルにも書いてあるとおり、
決して、FXB-Manualはブレイクだけの手法ではありません。
確かに、ブレイク狙いがメインですが、
それ以外にもあと3つのチャートパターンが提示されており、
相場状況によって、それらを使い分けることで利益を上げることができます。
どのようなチャートパターンが提示されているかは、
ここで具体的には書けませんが、
その中のひとつに関しては、以下のようなチャート形状に注目する事になります。
これは先週の17日のEURUSDの15分足チャートです。
ロンドン時間以前に既に動いており、ブレイク狙いはやりにくいですが、
別の手法を用いることでエントリーを狙えます。
次に、先週19日のAUDUSDの15分足チャートです。
このチャートパターンでも、ブレイク狙いというよりも、
別の手法の方が有効に機能するでしょう。
もう1つ、これも先週の16日のUSDCHFの15分足チャートです。
先に示したAUDUSDと似たようなチャートパターンになっていますね。
ロンドン時間以降、徐々に下げ幅が大きくなっています。
これらの3つのチャートの形状に共通している事はなんだか分かりますか?
聞いた事がある人も多いと思いますが、
「パーフェクトオーダー」という現象です。
このパーフェクトオーダーが起これば、
たとえ明確なブレイクが起きなくても、たとえブレイクに乗り遅れたとしても、
ブレイク以外の提示されてある、別の手法でエントリーする事が可能です。
ただ注意して欲しいのは、
単にパーフェクトオーダーが起きればいいのか、というと
そういうわけでもありません。
15分足でパーフェクトオーダーが起きれば即エントリー、
で利益が出るなら簡単ですが、そんなに甘いものではありません。
FXB-Manualには、エントリーに至るまでの取引手順というものが
詳しく書かれています。
それに則った上で確率の高いエントリーポイントだと判断した場合にのみ
エントリーすることができます。
しかし、パーフェクトオーダー自体は、
先週だけでもこのように結構たくさん出ています。
「ブレイクだけ狙うのってエントリー回数が少ないのでは?」
と思っている方もいるかもしれません。
確かにブレイク一本だけなら、少ないかもしれませんが、
FXB-Manualには、それ以外にも3つのエントリーポイントが提示されていますので、
相場状況に合わせて使い分ければ、上記チャート図のように
それなりにエントリーポイントは見つけられるはずです。