マエストロFXの既購入者の方から、
「なかなか勝率が上がらない」という主旨のメールを頂く事があります。
そのような時には、私なりにアドバイスをして、
できるだけサポートをしているのですが、
時々トレード記録なども見せていただくこともあります。
トレード記録を拝見すると、確かにマエストロFXの手法、考え方に則って、
チャート上の有利な場面でエントリーしていて、
たまたま確率的に逆行してしまっただけ、と思えるトレードもありますが、
中には、
「この位置でのエントリーは、それほど有利な場面とは言えないのでは?」
という箇所でエントリーしている事もあります。
そうしたトレードでは、思惑通りに動いてくれなかったり、持合に捕まったり、
決済までに時間がかかる傾向にあるようです。
見た感じでは、トレードに有利と思われる場面を
無理矢理探そうといている印象を受けることがしばしばあります。
明確な動意がないにも関わらず、無理矢理エントリーしてしまった時に、
負けてしまっているというパターンが多いような気がします。
こうした負けを防ぐには、マエストロFXで毎週配信されているトレード動画を
注意深く見ることが対策の一つとなります。
マエストロFXの著者である佐野さんは、
トレード動画の中で、自身のトレードの解説のみならず、
トレード全般について、勝ちやすい場面についての講義というか、
解釈みたいな事も語っていたりする事もあります。
そうした話もとても重要で、毎週トレード動画を見ていると、
佐野さんのトレードに対する考え方、勝つ為のチャートの見方というのが
徐々に理解できるようになっていきます。
最近話されている事で、個人的にとても共感できるのが
「排除の技術」というものです。
これはどういう意味かというと、
どうしてもトレーダーは、特に初心者のうちは、
トレードできる場面を見つけようとするものですが、
そうではなくて、
「負けやすい場面を避けることのほうがより重要である」
という事で使われています。
今見ているチャートの形状が、自分にとって負けやすいチャート形状ならば、
トレードをしない、トレード場面を探す事自体をしない、という意味ですね。
そして、どういう状態にチャートが変わっていったのなら、
自分にとって勝ちやすい場面といえるのか、
そうした状態までひたすら待ち続けることが重要という事です。
では、佐野さんが言うところの負けやすい場面とはどういう状況のことを指すのか。
私のようにトレード動画を毎週欠かさず見ている人なら
既に分かっていると思いますが、いくつかヒントを書くと、
・小さなローソク足が多く示現している場面
・陽線と陰線の混合率が高い場面
・上ヒゲ、下ヒゲが多く出現している場面
などなど。
今チャートを見てみて、上記のような状態になっていれば、
それはトレードに適した場面ではないと佐野さんはおっしゃっています。
上記以外にも、まだまだトレードに適していない場面は紹介されていますが、
それらは実際にトレード動画を見て確認してみてください。
佐野さんのトレードは確かに、「排除の技術」を有効に使い、
上記のような負けやすい場面を見事に避けていることが分かると思います。
マエストロFXはDVDがメインの情報商材ですが、
毎週配信されているトレード動画にも、今の相場状況に合わせた、
上記のようなトレードに関するヒントが数多く語られています。
こうしたことが自分のトレードの気づきになって、
成績向上につながっていくこともあります。
ですので、マエストロFXで勝てないという人は、佐野さんのトレード動画を見て、
そのチャート形状を把握し、自身のトレード時のチャート形状と
見比べる事をオススメします。
また、メンタル的なことを言うと、
「もし佐野さんだったらここでエントリーするか」
と自問してみる事も良いかも知れません。
勝ちやすい場面はそんなに簡単に現われてくれません。
「排除の技術」を習得して、勝ちやすい場面を選ぶようにしたいですね。