私はマエストロFXのユーザーサイトに週一でアップされている
佐野氏の実践動画を必ず視聴するようにしていますが、
最近の動画は、”番外編“という位置づけで
逆張り系スイングトレードを試しているようですね。

細かく言うと、逆張りにも色々な種類がありますが、
佐野氏が行っている逆張りトレードは、まさに逆張りで、
下がっている最中にロングエントリー、
上がっている最中にショートエントリーしています。

購入者の方は、最近の逆張り動画も視聴していると思いますが、
本当に不思議だと思いませんか?

佐野氏がロングエントリーすると、そこから価格は上げ始め、
ショートエントリーすると、そこから価格は下げ始めます。

佐野氏本人も自身のトレードを
オカルトトレード“と称していますが、
ほとんど含み損無しのトレードが大半を占めているんですよね。

「裁量トレードを極めると、
 ここまでできてしまうものなのか」
と、改めて感心します。

動画の中でも言っていましたが、
現在の逆張りトレードは、まだ”研究中”とのことで、
もしかしたら、具体的な体系化されたルールとして
今後、何らかの形で発表されるのかもしれません。
img190821

しかし、佐野氏の逆張りトレードを注意深く視聴していると、
重要視している幾つかのポイントがあることに気づきます。

それらは、

  • 長期トレンド
  • プライスアクション
  • 時間帯的な節目
  • 価格のスピード

の4点です。

つまり、長い時間軸のトレンドに従い、
レジサポ付近での価格の動きに注目し、
東京時間やロンドン時間の初動にも注目し、
レートの変化率や勢いも注目しています。

要するに、仕掛けるタイミングが逆張りなだけで、
長期足で見ると、順張りに変わりはないわけです。

そして、より精度を高める為に、
プライスアクションや時間帯や価格のスピードも見ている
という感じでしょうか。

佐野氏の逆張りトレードは、
まだ体系化されたルールが提供されているわけではないので、
上記はあくまでも私個人による分析です。

しかし、あながち間違ってはいないでしょう。

既購入者の方は、上記の4点に意識して
動画を視聴してみてください。

新たな発見があるかもしれませんよ。

日足のトレンドに従った逆張りトレード

最近の主要通貨ペアは、どれも日足レベルでの下降トレンド、
もしくは、売り優勢なチャート形状をしています。

そこで、佐野氏の逆張りトレードを参考にして、
日足の下降トレンドに乗るようなイメージで
逆張り的なトレードをやってみました。

以下、トレード日は19日~20日にかけて、
執行時間軸は30分足です。


USDJPYの30分足チャート
usdjpy30m19082101
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済です。

19日の監視開始からは30分足レベルでは上向きが優勢な展開、
しかし、これは日足のトレンドとは逆向きなので、
あくまでも調整による戻しという認識です。

そして、オレンジラインは日足レベルでのレジスタンスラインですが、
このラインにどの程度近づいてから反落するかに注目しており、
ローソク足で上ヒゲ陰線が出現したところでショートしました。

本当はもう少しオレンジラインに近づいてほしかったですが、
まぁ、許容範囲内でしょう。

ストップはオレンジラインの少し上に設定し、
リミットは直近のサポートラインの少し上に設定して放置です。

エントリー後は横ばいとなってしまい、
翌日にオーバーナイトしましたが、
ロンドン時間以降に下降トレンドに回帰して
無事リミットに到着、利確決済で終わりました。

30分足だけだと本当に売り優勢なのか分からないでしょうから、
参考までに、日足チャートも掲載しておきましょう。
usdjpy1d19082102

この下降トレンドの直近ローソク足2本分をトレードしたわけですが
ロングよりもショート向きな形状をしていますよね。


EURUSDの30分足チャート
eurusd30m19082103
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済です。

オレンジラインで何度も頭を抑えられいる様子が分かりますが、
それを確認してのショートです。

エントリー後は一瞬だけ上ヒゲがオレンジラインを超えましたが、
ストップには引っ掛からず。

起きている時間帯には大きな動きは無かったですが、
日本時間の早朝にリミットに到着してくれて
利確決済で終わりました。

では、日足の形状を確認してみましょう。
eurusd1d19082104

ボリンジャーバンドに沿った下降トレンドではないですが、
ダウ理論的には売り優勢であることが分かります。

この売り優勢の状況で直近ローソク足2本分をトレードしたわけですが
ロングよりもショート向きな形状をしていますよね。


GBPJPYの30分足チャート
gbpjpy30m19072105
最初の横向き青色矢印でロングエントリーし、
次の横向き青色矢印で決済です。

こちらの通貨ペアでは、
あえて日足のトレンドに逆らってトレードしています。

チャートを確認した時に、
オレンジラインの下値支持線付近が底堅かった印象だったので
もう一回はレンジの上限を目指すだろう、との想定です。

エントリー後は一瞬だけレンジ上限まで急騰し、
無事に指値利確にヒットして決済されましたが、
あとから振り返ると、
あまり確度の高くないトレーディングだったでしょうか。

実際、日足の形状を確認すると、
gbpjpy1d19082106

ボリンジャーバンドに沿った下降トレンドは終了したものの
売り優勢の形状であることに変わりはないです。

このチャート形状でロングは、、、
MTFの立場からは優位性はないですし、
あまり褒められたものではないですね。


result19082107
今回、全部で5回トレードを行って5勝0敗、
合計+144.9PIPSの獲得となりました。

上記、チャート付きで掲載したのは3つの通貨ペアですが、
これら以外にも、EURJPYとAUDJPYでも
日足のトレンドに沿った逆張りトレードを行い利確しています。

オーバーナイトしたトレードもあったので
実質2日間かけてのスイングトレードっぽくなりましたが、
2日間でこれだけの成績なら十分でしょう。

やはり、執行時間軸レベルで順張りだろうと逆張りだろうと、
それは単に枝葉の部分でしかなく、
長期足のトレンドに従うことが最も重要なんですね。

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