鉄板マスタートレンドというFX情報商材は、
30分足チャートと1時間足チャートの方向性を確認した上で、
15分足チャートでタイミングをとる手法ですので、
時間軸としてはデイトレに属します。
トレンドが長期に及んだ場合は、日をまたいでオーバーナイトして
結果スイングになってしまうこともありますが、
基本的にはデイトレードの手法といって良いでしょう。
しかし以前、私のブログから鉄板マスタートレンドを購入してくださった方から、
「鉄板マスタートレンドをスイングに応用して使ってみて、
大幅に利益を上げることができた」というメールを頂き、
その手法に大変興味を持ちました。
鉄板マスタートレンドは15分足チャート、30分足チャート、1時間足チャートという
3つの時間軸のトレンドを把握することを第一の条件にしていますので、
その3つの時間軸をそのまま大きくすれば、
確かにスイングトレードに応用できる事は道理に合っています。
メールをくれた方は、日足チャートのトレンドを確認して、
1時間足チャートでタイミングを計ることで
スイングトレードとして鉄板マスタートレンドを利用している、との事でしたが、
マルチタイムフレーム的に利用するには、
1時間足チャート、4時間足チャート、日足チャートの
3つの時間軸の流れを確認する事で、
より正確にスイングトレードに応用できるでしょう。
去年から今年にかけては、
クロス円関連が日足レベルでは明確なトレンド状態でしたので、
鉄板マスタートレンドをスイングに応用し、上記の3つの時間軸で用いれば、
かなりの利益を上げることは出来たでしょう。
もちろんクロス円だけでなく、日足レベルでトレンド状態の通貨ペアを見つけたら、
4時間足チャートのトレンドも確認し、1時間足チャートでタイミングを計る、
という手法は、どの通貨ペアにも共通に機能するはずです。
例えば下記は、
最近のEURUSDの日足チャート、4時間足チャート、1時間足チャートです。
赤枠で囲ってある部分がありますが、
これは1月28日~2月1日までの1週間を示しています。
それぞれのチャートの赤枠は同じ1週間分を表しており、
日足チャートならローソク足5本分、4時間足チャートならローソク足約30本分、
1時間足チャートならローソク足約120本分の赤枠となっています。
これを見てどう思いますか?
日足チャートで上昇トレンドになっていたら、4時間足チャートのトレンドも確認し、
1時間足チャートでタイミングを計ってエントリーすれば、
かなりの高勝率が期待できると思いませんか?
このチャートでいうところの上昇トレンド状態とは、
『中心のラインがオレンジ色になっている事、
そして、その付近に見える3つの矢印が薄青色になっている事、
そして、それらの上にレートが乗っている事』
これらを満たせば上昇トレンドといえるでしょう。
タイミングのとり方については、
この情報商材のマニュアルに書いてある15分足の部分を
そのまま1時間足に適用すれば良いでしょう。
ただし、安全装置の数値については、マニュアルでは15分足用となっていますので、
この数値をそのまま利用する事は出来ません。
チャートの形状から自分なりの最適な数値を見つける必要がありますね。
ちなみに現時点でのEURUSDの日足のチャート形状を判断すると、
レートがオレンジラインの下にあり、
3つの矢印は赤色と薄青色が混じった状態ですので、
方向性はハッキリしていませんね。
今後仮に、レートが下げ続け、中心ラインがオレンジ色から青色に変わり、
3つの矢印が赤色に揃ったら、下降トレンド状態と判断できるでしょう。
1日1回、主要通貨ペアの日足のトレンド状態を確認し、
上記のトレンド要件を満たしている通貨ペアを見つけたら、
4時間足チャートと1時間足チャートでタイミングを計る、
というスイング手法も面白いと思います。