マナブ式FX完全マスタープログラムは、5分足チャートをメインの時間足にしており、
その5分足レベルでの1波動分の波を捉える事を目的としていますので、
どちらかというと、スキャルピングに近いデイトレ手法でしょうか。
損小利大を目指すのではなく、
勝てる確率の高い場面のみを狙って高勝率を維持していこうとする方針も、
スキャルピング的な要素を取り入れている表れでもあります。
エントリー後は逆指値で損切注文、指値で利益確定注文も設定しておきますので、
ポジションを持った後は、基本的には何もする事はなく、
短時間のトレードにしては、裁量の余地が少ない商材といえるでしょう。
マナブ式FX完全マスタープログラムを利用する場合には、
こうした商材の特性を理解したうえで、その手法を検証する事になります。
これまでの記事で書いたように、現状のルールでも十分に優位性があるんですが、
私の個人的なトレードの方針としては、損小利大を目指し、
指値での利確はしないようにしています。
多少勝率を犠牲にしてでも、利大を目指したいタイプですので、
マナブ式FX完全マスタープログラムでトレードするときにも、
最近では、自分好みの損小利大の手法にロジックを作り変えて利用しています。
その方が、トレード回数は減ってしまいますが、
ずっと画面を見る必要がなくて、個人的には楽ですね。
まだ、ルールを構築している最中なんですが、
現状では、ある程度の大枠は決まっています。
過去の記事では、30分足のトレンドに沿ってトレードする事も書いていますが、
それは、オリジナルルール構築の要素の一つとなっていて、
利大を目指すには商材推奨の15分足のトレンドではなく、
もう一つ大きな時間軸である30分足のトレンドまでは把握したい、
というのが、私の経験による判断です。
という事で、先週の金曜日は、
損小利大のオリジナルルールでトレードをしてみました。
下記はEURJPYの5分足チャートです。
赤い矢印が複数ありますが、どれも最初がエントリー位置を示しており、
次が手仕舞いの位置を示しています。
最初のショートエントリーは持ち上げられて損切となりましたが、
ルール通りの損切なので問題はないです。
その後、再度同じ位置でショートエントリーしましたが、
今度はトレンドの流れに沿ってきれいに下降してくれました。
分割での手仕舞いを採用していますが、利確位置としても問題ないでしょう。
次に、EURUSDの5分足チャートです。
赤い矢印の位置でショートエントリー後、しばらく持合が続きました。
通常のマナブ式FXのルールでトレードした場合、
7PIPSほどで指値利確して終了となるはずですが、
利大を目指すトレードでは指値をせず、
明確なトレンド転換を待ってから利確する事になります。
このトレードでは、約21PIPSの利確となり、利大を目指したのが功を奏しました。
理想論を言うならば、
大きなトレンドが期待できない場合は、指値を設定して、細かく利益を重ね、
大きなトレンドが期待できる場合は、指値を設定せずに、
大きな利益を一回のトレードで取る、
という事になるんですが、そんな都合良く、
こちらの思惑どおりにチャートが動いてくれることはありませんね。
マナブ式の本来の手法通りに高勝率でコツコツ利益を取っていくのも有力ですが、
私の場合、応用的に利大を目指す手法のほうが
自分のスタイルに合っているようです。
もう少しこの手法をブラッシュアップしたら、
何らかの形で公開するかもしれません。