ドラゴンストラテジーFXでトレードする際の利確方法については、
深追いせずにスキャルピング的に細かく利確していく方法と、
勢いのある相場と判断できた時に、できるだけ利大を追求する方法があります。
具体的には、
ドラゴンバンドと呼ばれているボリンジャーバンドに似たラインにタッチした段階で
その都度利確していく方法と
ドラゴンバンドをレートが抜けるようであれば、そのままポジションをキープして、
利大を目指す方法です。
また、私が特典として提供している「こすぎ流MTF分析ルール」の中でも、
ドラゴンストラテジーFXの本編のルールとは別に、
細かく利確していくべき状態と、
利大を追求していくべき状態の相場状況の違いをMTFの観点から解説しており、
それに基づいて利益確定の手段を使い分ける事もできるようになっています。
利確というのは、トレンドが続く限り
できるだけ引き伸ばした方が良いのは言うまでもないですが、
あまり粘り過ぎると、利確できたトレードのはずが、
逆に損切りトレードで終わってしまうケースもあります。
また、トレンド継続の判断を誤ってしまうと、
小幅で利確した後に大きなトレンドに発展してしまい、
そのトレンドを指をくわたままで見送り、悔しい思いをするケースもあります。
以下は昨日のドラゴンストラテジーFXでのトレードですが、
利確判断をミスしたケースと利確判断が上手くいったケースを紹介します。
ドラゴンバンドを抜けるのか抜けないのか?
昨日は、NY時間の21時過ぎからドラゴンストラテジーFXで監視を始めましたが、
トレード向きの形状をしている通貨ペアは、それほどありませんでしたね。
できれば、「こすぎ流MTF分析ルール」でトレードしたいと思っているんですが、
その為には、1時間足レベルでトレンドになっている通貨ペアを選択した方が
取り組みやすいです。
一応、昨日の21時の時点で、
各通貨ペアのトレンド状態は以下のようになっていました。
これは私の選択制の特典としてお渡ししている、
TYPE-I [こすぎオリジナルツール TrendSearcher]
による各時間軸のトレンド状況ですが、1時間足レベルでは、
メジャーな通貨ペアの中では、USDJPYが下降トレンドになっているだけで
その他の通貨ペアはトレンドレスの状態となっており、
マイナー系の通貨ペアでも、チラホラとトレンド状態が見られる程度でした。
ドラゴンストラテジーFXのマニュアルの中には、推奨通貨ペアとして、
USDJPY,EURUSD,EURJPY,GBPJPY,GBPUSDの5つを挙げていますが、
「こすぎ流MTF分析ルール」ではスプレッドが狭ければ、
どの通貨ペアでも利用可としているので、この日も、[TrendSearcher]を見つつ、
条件一致の通貨ペアを広範囲に監視していました。
そしてまず最初に、EURCADでエントリーの矢印が出ました。
EURCAD5分足チャート
横向き青色矢印が2つありますが、
最初がロングエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
21時過ぎに上向き緑色矢印がありますが、それを見てのロングエントリーです。
しかし、エントリー後はしばらく横ばいとなり、
上向き緑色矢印と下向き赤色矢印が交互に出ていますので、
完全に持合に捕まった感じになってしまいましたね。
ストップにもかかっていなかったので、そのままポジションキープでしたが、
ドラゴンバンドの形状も横向きとなっており、明らかなレンジ相場なので、
ここからのトレンドは期待できない、と判断してしまったのが間違いでした。
23時過ぎにドラゴンバンドの上限に達しましたが、
この時点でのドラゴンメーターはそれほど勢いがある状態ではなく、
また、「こすぎ流MTF分析ルール」でも、
ここでは利大を目指す条件に当てはまっていなかったので、
ドラゴンバンドの上限に到達した事で利確しました。
しかし、、、見てのとおり、
その後はレンジブレイクからの大きなトレンドに発展してしまい、
このトレードでは、利確の判断をミスってしまいました。。。
もう少し様子を見ていれば、あと+60PIPSほどは上乗せできたはずなので、
勿体なかったですね。
事前に決めたルール通りとはいえ、
他の通貨ペアの動きや直近高値付近での動きなど確認しつつ、
多少の裁量判断によって利確を遅らせても良かったかもしれません。反省です。
EURUSD5分足チャート
横向き青色矢印が2つありますが、
最初がロングエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
これはドラゴンストラテジーFXにおける典型的になトレードですが、
ポジション保有後のレートの伸びは、それほど大きくは無かったですね。
レートがドラゴンバンドの外へ抜ける動きも多少は見せましたが、
すぐにバンドの中へ戻ってしまい、陰線出現によって利確終了です。
GBPJPY5分足チャート
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
このトレードは利大追求がうまくハマりましたね。
22時過ぎに下向き赤色矢印が出現してショートしましたが、
23時過ぎにドラゴンバンドの下限に到達し、
更に、20時台に付けた安値と並んだ位置だったので、
そこでのレートの挙動を注視していました。
またこの時点での「こすぎ流MTF分析ルール」では利大追求の条件となっていて、
更に、他の通貨ペアを見ると、
ポンド売りと円買いが同時に起きている事も確認できていたので、
わりと安心して、レートがドラゴンバンドを下割れするのを待つ事ができました。
USDCHF5分足チャート
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
通常のドラゴンストラテジーFXでは、
USDCHFは監視通貨ペアには含めてないですが、
先の、[TrendSearcher]では1時間足レベルで下降トレンドとなっていたので、
この日は監視通貨ペアにしており、
戻りを待ってからの再下降をショートしてみました。
しかし、利確ついては、ちょっと早かったでしょうか。
まぁ、ドラゴンバンドの下抜け期間が短かったので、
仮に、利大を目指したとしても、すぐに反転上昇して利確する事になり、
それほど利益幅は変わっていなかったでしょうね。
結局この日は4回トレードを行い、合計で+116.2PIPSの獲得となりました。
私の判断ミスで利大追求できなかったトレードもありましたが、
毎回必ずベストな判断を下せるわけではないので、仕方のない面もあります。
今回もトータルで見れば、間違ったトレードをしていたわけではないので、
及第点をあげても良いのではないでしょうか。
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