ドラゴンストラテジーFXでのエントリーサインとなっているドラゴンアローズは
チャートを見た限りにおいては、押目や戻りを想定した位置に
出現させるようにプログラミングしているようです。
もちろん、そのロジックは公開されていませんので、
あくまでも推測でしかないのですが、
上向き緑色のドラゴンアローズは、一旦下がってからの反転上昇のタイミングで、
下向き赤色のドラゴンアローズは、一旦上がってからの反転下降のタイミングで、
出現しているケースが多いです。
パラメーターの設定項目には、[RSIPeriod]という表記もあるので、
おそらく、オシレーター系のRSIも利用していると思われ、
逆張り的な反転を捉えようとしているのでしょう。
しかし当然ながら、このドラゴンアローズは機械的に出しているので、
毎回必ず、押目や戻りのベストなタイミングで出るとは限りません。
レートの勢いが強い時には、
押目で出すつもりが高値抜けで出てしまったり、
戻りで出すつもりが安値割れで出てしまったりするケースもあります。
またそれとは逆に、レートの勢いが弱い持合相場の時には、
上向き緑色のドラゴンアローズと下向き赤色のドラゴンアローズが
短時間に入れ替わりに出てしまうケースもあります。
なので、全てのドラゴンアローズに従うのではなく、
きちんとした押目、戻りを捉えている矢印のみに従うような
裁量判断は必要となります。
持合を避けての初押し、初戻しのタイミングで
昨日は先週の米雇用統計を受けての相場でしたので、難しかったですね。
あれだけのネガティブサプライズで一方的なドル売りとなり、
USDJPYは急落し、EURUSDは急騰してしまうと、
チャートが汚くなって、テクニカル的な分析もやりづらくなります。
しかし、市場の雰囲気的にはドル売りに傾いていたので、
昨日もドル売りの流れが継続する可能性が高いと判断し、
10個の通貨ペアのうち、ドルストレートを中心にチャートを監視していました。
USDCHFの5分足チャート
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
この日は16時過ぎからチャートを監視していましたが、
16時台の2つの下向き赤色矢印は見送りです。
ドラゴンストラテジーFXのルール上、
これは確率の高い矢印ではないと分かりますし、
それ以前に、そもそも見た目にも、まだ持合相場ですね。
そして、下向きに動き出したのを確認しての、
19時台の最初の戻りでショートエントリーです。
この時には想定通りのドル売りの流れが起きており、
ドラゴンストラテジーFXのルール通りに決済して終了です。
AUDUSDの5分足チャート
横向き青色矢印が2つありますが、
最初がロングエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。
特典として無料提供している「こすぎ流MTF分析ルール」では、
ちょっと確度が低いかもと思っていましたが、
チャート形状がきれいだったので、エントリーしてみました。
こちらは上向きに動き出したのを確認しての、
20時台の最初の押目でロングエントリーです。
できれば利大を目指したかったですが、
ドラゴンメーターに勢いが無かったので、
小幅で利確して終わらせました。
しかし、その後のレートの動きを見ると、、、
ちょっと勿体なかったでしょうか。
結局この日は2回トレードを行い、合計で+22.8PIPSの獲得となりました。
先にも書きましたが、エントリーサインであるドラゴンアローズは
機械的に出していますので、それを取捨選択する必要があります。
特に、持合は避けるように注意しましょう。
上記のトレードのように、
持合相場からトレンドへ移行した時の初押し、初戻しは狙い目だと思います。
格言にも、「初押しは買い」というものがありますしね。
ちなみに、昨日は他のドル関連の通貨ペアも監視していましたが、
以下のような “持合真っ最中” にはエントリーしないでくださいね。
USDJPYの5分足チャート
EURUSDの5分足チャート
このような持合に手を出さないだけでも収益の向上が見込まれますよ。
シンプルだが奥が深いデイトレ手法
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