FXビクトリーメソッドでは、トレードする前のチャート分析手順が
具体的に体系化されているんですが、
その中でまず最初に、”チャートの背景的状況“を分析します。
“チャートの背景的状況“という名称は
為替業界で使われている言葉ではなくて、
FXビクトリーメソッド内だけで通用するいわゆる”佐野語“ですが、
一般的に言うと、環境認識ですね。
ボリンジャーバンドというインジケーターを使って、
トレンドが出ているのか or 出ていないのか、
ボラティリティが拡大しているのか or 縮小しているのか、
レートはどの位置にあるのか、
といった状況を分析する、という意味の言葉です。
ボリンジャーバンドだけでも様々な状況を把握できますが、
その中でも、ボラティリティが拡大しているエクスパンションの時が
最も大きな利幅が期待できる状況です。
特に、スクーズからエクスパンションへの移行は狙い目で、
このポイントで安定的に勝てるようになると、
勝ち組トレーダーが見えてきます。
スクイーズからエクスパンションへの初動を捉える
昨日のロンドン時間以降を、FXビクトリーメソッドを使い、
30分足チャートを執行時間軸にして監視してみました。
まずトレードする前に、
チャートの背景的状況を一通り確認しましたが、
昨日の東京時間は動意薄の状態で
どの通貨ペアもレンジ的な動きでしたね。
いわゆる、スクーズの状態ですが、
その中でも日足チャート、4時間足チャートが
分かりやすいトレンドになっている通貨ペアを選んでのトレードです。
つまり、
日足レベル、4時間足レベルではトレンドになっているが、
30分足レベルでは、まだスクイーズ状態で動き出していなくて、
今からトレンド方向へ動き出すだろう、
という通貨ペアを選択しました。
GBPJPYの30分足チャート
最初の横向き青色矢印がロングエントリーの位置を表し、
2つめ、3つめの横向き青色矢印が分割決済の位置を表しています。
東京時間はスクイーズ状態でしたが、
ロンドン時間に入ってから上向きにブレイクしており、
その初動を捉えてのロングエントリーです。
もちろん、FXビクトリーメソッドのマニュアルに書いている
エントリーの第1条件~第3条件までを全て満たしてのエントリーです。
チャート上にオレンジラインが引いてありますが、
これは前日の高値であり、上値抵抗線となり得る価格帯でしたので、
念の為、ここでロットの半分を利食いっています。
そして、オレンジラインをブレイクしましたが
NY時間になり、決済の条件を満たしたのを確認して
残りのロットも利確決済としました。
USDCADの30分足チャート
最初の横向き赤色矢印がショートエントリーの位置を表し、
2つめ、3つめの横向き赤色矢印が分割決済の位置を表しています。
同じく東京時間のスクイーズから下向きのブレイクを確認しての
ショートエントリーでしたが、こちらは大きく動きませんでした。
直下のオレンジラインは日足レベルでのサポートラインであり、
ここは意識されると思ってその手前でロットの半分を利確です。
そして、反発したところでサポートラインが強そうと判断し、
残りのロットは小幅利確決済としました。
USDCHFの30分足チャート
最初の横向き赤色矢印がショートエントリーの位置を表し、
2つめ、3つめの横向き赤色矢印が分割決済の位置を表しています。
こちらのチャートは前日の様子が分かるように
横軸を狭めています。
同じく東京時間にスクイーズとなっており、
そこから下向きに動き出してのショートエントリーですが、
その前に、、、オレンジラインと赤色ラインに注目です。
東京時間は確かにスクイーズでしたが、
そのすぐ下にオレンジラインが控えていて、
ここでサポートされている様子が伺えますね。
つまり、”単に下向きに動き出したからショート“ではなく、
サポートラインであるオレンジラインのブレイクも確認してから
ショートしている事に注目です。
そして、赤色ラインが次のサポートラインなので、
ここで一旦下落が止まる可能性も考慮して、
念の為、ここでロットの半分を利確しています。
結果的にはこの赤色ラインもブレイクしてくれて、
残りのロットは、FXビクトリーメソッドの決済条件に一致しての利確です。
USDJPYの30分足チャート
最初の横向き青色矢印がロングエントリーの位置を表し、
2つめ、3つめの横向き青色矢印が分割決済の位置を表しています。
この通貨ペアはスクイーズからエクスパンション狙いではなく、
上昇トレンドへの転換を狙ったトレードです。
しかし、エントリー後は横ばいになってしまい、
NY時間には再び下落してストップにかかって損切りとなりました。
結局この日は4回トレードを行って3勝1敗、
分割決済は平均化して、合計+112.4PIPSの獲得となりました。
エクスパンションの初動を捉える事ができると、
1日でこのくらいのPIPSも可能です。
しかし、毎回必ず上手く行くとは限らず、
時にはブレイクすると見せかけて不発、
ダマシに終わるケースもあります。
ダマされた時には、いかに損失幅を少なくするか、
ブレイクした時には、いかに利幅を増やすか、
テクニカル的にもマインド的にもそれが重要ですね。
私を専業トレーダーへと導いてくれた商材です。
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