昨日の為替市場は、ほとんど動かなかったですね。
米国が祝日で休日ということもあり、市場参加者が少なかったようです。
しかし、米大統領選挙明けでの財政に関する思惑や、ギリシャ問題などで
個人的には、ある程度は動くかもと思っていたのですが、
肩透かしをくらったようです。
以下は、昨日のEURUSDの15分足チャートです。
東京時間からロンドン時間、そしてNY時間の序盤にかけて
ほとんど動きがなく、上下幅が40PIPS程度でした。
しかも、動いたといえるのは、ロンドン時間の初動だけで、
高値から安値までゆるく動いた以外は、
実質20PIPSにも満たない動きでしたね。
私は、最初の赤矢印の陰線の途中でショートポジションを持ちました。
その後、ある程度は含み益になりましたが、
もちろんこの程度では利確できません。
利大を追求するマインドになっていますので、
トレンドが反転するまでは、ひたすらキープです。
しかし、ほとんど動くことなく、逆にジワジワ上げてしまい、
次の赤矢印で示した、20時過ぎた辺りの長めの陽線が出た途中で、
小幅損切りで手仕舞いしました。
こうなってしまっては、もう何もする事はないですね。
狭いレンジ内の動きに終始しており、明確なトレンド状態とはいえません。
私はポジションを閉じてからは、
チャート図に示した高値と安値のオレンジラインの位置に
アラームを設定して、その後はほとんどチャートを見ていませんでした。
デイトレの順張り、トレンドフォローの手法で相場を見た場合、
昨日は手を出すべきではない展開といえます。
おそらくスキャルピングやそれに近い手法でなければ、
どんな情報商材の手法であっても利益を上げるのは難しい展開だったはずです。
しかし、こうした相場状況でも、トレード大好きのFX初心者の人は、
なんとかしてエントリーしようとします。
普段自分が使っている手法ではないやり方でエントリーしてみたり、
「ちょっとだけ」という軽い気持ちでスキャルピングを試してみたりします。
何かしら目的があっての行為なら良いのですが、
「ただ暇だから」、「ただ楽しみたいから」というだけで
エントリーを繰り返すのは、たとえ利益を得られたとしても、
その後の自分には何の成長作用もありません。
普通に考えれば、投資資金を減らす代償として、
その場の興奮を得ているだけです。
トレードの目的は、
自分の心を興奮させる事、刺激を追い求める事にあるわけではありません。
自分を律するようにして、無駄なトレードは控えるようにしたいですね。