TURBO FXの学習の段階としては、初級編中級編上級編と分かれており、
もちろん最終的には全てを理解した方が良いのですが、
個人的にはそこまで行かなくても、初級編中級編だけをしっかり学習すれば、
FXで利益は出ると思っています。

上級編というのは、TURBO FXで用いる全てのパラメーターの解説がなされており、
それらをより深く理解して、自分の好みに変更する事で、
自分だけのオリジナルのタイミングでのシグナルを作ったり、
相場状況にあわせてパラメーター変更する事で、
いろんな相場に臨機応変に対応できるようにもなりますが、
TURBO FXを購入して間もないトレーダーが、
少ない経験の元でパラメーターを変更してしまうと、
改善しているつもりが改悪してしまっている場合も有り得ます
ので、
基本的には変更しないで、そのままの初期設定で運用するのが好ましいでしょう。

利益が出るようになったら、その時その時の相場状況にあわせて、
例えば、
ボラティリティの大きい時にはそれ用のパラメーター設定、
ボラティリティが小さい時にはそれ用のパラメーター設定、
というように変更すれば、
あらゆる相場状況に対応でき、効率よく精度の高いトレードができますが、
そのレベルに達するにはかなりの時間がかかるでしょう。

それよりも、初期設定のままでの運用を続け、
中級編までのノウハウであるMTF(マルチタイムフレーム)分析や
短期トレンド判断などの基本的な裁量判断を、より深く学習していった方が、
チャート分析能力が身に付き、トレードでも利益が出やすくなるはずです。

相場状況にあわせたパラメーター設定の提供

上記のような理由からパラメーターの変更に関しては
十分に注意して行わなければいけないですが、
この前ユーザサイトを覗いてみたところ、
「相場状況にあわせたパラメーター設定」が記事になっていました。

どうやら最近のボラティリティの小さい相場で
スキャルピングに苦戦している購入者からの質問、要望が多かったようで、
それに対応する形でTURBO FXの開発者である石塚氏本人によって、
新たなパラメーター設定を検証、提供してくれるようになったようです。

個人レベルでパラメーターを変更してしまうと、
それが良い結果となるのか悪い結果となるのか、
その判断には数か月に及ぶ検証期間が必要となります。

しかし、開発者本人によるパラメーター変更なら、
TURBO FXのどのパラメーターを変更したらどういった変化が起こるのか、
これまでの長年積み上げてきた経験と実績から容易に分かるはずですので、
個人で行う変更よりも、ずっと信頼できますね。

最近のユーザサイトでは、
・ボラティリティが小さい状況に適した設定
・ボラティリティが大きい状況でのエントリーシグナルが発生しやすい設定
・ダマシシグナルの少ない設定

などが石塚氏によって提供されています。

パラメーターの初期設定以外に、
相場状況にあわせて最適なパラメーター設定を教えてくれるのは、
購入者があれこれと悩む負担、時間を減らしてくれる事になりますし、
購入者からの要望にすぐに対応してくれる姿勢はとても好感が持てますね。

最近のボラティリティ縮小傾向の相場では、
TURBO FXの初期設定のパラメーターのままだと、
利益確定条件を満たす前に反転して、
逆にストップにかかってしまう事もありますので、

・ボラティリティが小さい状況に適した設定

は試してみる価値大でしょう。

ちなみに、
「パラメーター初期設定」と「ボラティリティが小さい状況に適した設定」
とでは、どのようにシグナルの発生の違いがあるのか、
参考までに、昨日ロンドン時間でのUSJPY1分足チャートで比較してみましょう。

こちらは、「パラメーター初期設定」でのシグナルです。
turbofx1405001
こちらは、「ボラティリティが小さい状況に適した設定」でのシグナルです。
turbofx14050602

「パラメーター初期設定」でも悪くはないですが、
「ボラティリティが小さい状況に適した設定」の方が5~10PIPS程度の小さな波動を
うまく捉えている事が分かりますね。

日や時間帯によっては1分足レベルでも、
まともにトレンドが発生しない場合もありますので、
極端にボラティリティが小さい相場では、
無理にエントリーすべきではないのは言うまでもありませんが、
上記のような、10PIPSに満たない小さな波動、トレンドを
小刻みに取っていくべき状況の時には、
「ボラティリティが小さい状況に適した設定」の方が有効となるでしょう。

なお、
ボラティリティが小さい状況というのは明確な基準があるわけではないので、

通常の相場
ボラティリティが小さい相場
トレードすべきではない極端な低ボラ相場

の区別ができないという人もいるかもしれませんが、
もしも、よく分からない場合は、
「初期設定」と「ボラティリティが小さい状況に適した設定」の2種類のチャートを
並べて表示して、そのシグナルの出方を見比べてみる
のが良いでしょう。

ある程度ボラティリティがあり、トレンドもそれなりに継続している相場の時には
「初期設定」の方が成績が良く、
ボラティリティが小さくなるに従って、
「ボラティリティが小さい状況に適した設定」の方が
薄利でうまく逃げているケースが増えていく事が分かると思います。

このようにチャート検証すれば、ボラティリティの基準が分かってくるでしょうし、
実際に自分の目でチャートを確認する事で裁量判断の向上にもつながります。

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