マナブ式FX完全マスタープログラムにおける複数時間軸の売られ過ぎからの
逆張り買いトレードを紹介します。
ギリシャ問題と中国株の動向に左右されて
為替市場はボラティリティの大きい状態が続いていますね。
昨日も東京時間が始まる前までは、一方的なリスク回避の円買いとなっていて、
USDJPYやクロス円は明確な下降トレンド状態でした。
しかし、東京時間が始まり、その後の中国株式市場が反発している事を確認すると、
一旦はリスク回避の動きは収まって、
円関連の通貨ペアは買い戻しが優勢な展開となっていきました。
そして、私がチャート監視を始めたのは16時頃からだったんですが、
既にその時には円の買い戻しの動きは収まっていて、
今度はユーロ売り主導の相場展開に変わっていました。
おそらくはロンドン時間に切り替わった事で、
市場の関心が中国株の動向からギリシャ問題へと移行したんでしょうね。
現在のようなニュースに振らされるボラティリティの大きい相場状況の時は、
なかなか綺麗なトレンド状態にはなりにくく、
また、綺麗な押目や戻りもつけにくいと言えるでしょう。
しかし、別の見方をすれば、ボラティリティが大きいという事は、
買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎ状態になる場面が必然的に増えてくるので、
その状態からの反落、反転を逆張り的に狙っていく事はできます。
とは言っても、単に買われ過ぎ、売られ過ぎという裁量感覚でトレードしても
うまくいかないのは明確で、
やはりルールに則った手法のもとでの逆張りをしていかないと、
“落ちてきたナイフを素手で掴む“事になりかねません。
個人的には逆張り的なエントリーはあまり得意ではないのですが、
それでも、マナブ式FX完全マスタープログラムにおける逆張りのルールは
結構使い勝手が良く、相場状況によっては利用価値が高いと思っています。
特に現在のような相場状況の時ですね。
昨日も15分足レベル、5分足レベルの売られ過ぎからの反転を捉えたトレードを
行いましたので、参考にしてください。
複数時間軸で売られ過ぎとなった後の反転を逆張りロング
以下は昨日のEURJPYの15分足チャートです。
東京時間の円売りによる上昇、ロンドン時間のユーロ売りによる下降が
ハッキリと分かりますね。(横軸は+6時間で日本時間)
私は16時から監視を始めたのですが、その時には既にユーロ売りの最中だったので、
この下降トレンドに乗ろうと思っていたのですが、
メインの時間足である5分足チャートでは、既に売られ過ぎゾーンに到達しており、
この段階で売りを仕掛けるのは遅い状態でした。
なので方針を切り替え、売られ過ぎからの反転上昇を狙う事にしました。
以下は、EURJPYの5分足チャートです(左クリックで別ウィドウ表示)
最初の青色矢印でロングエントリー、次の青色矢印で手仕舞いです。
監視開始後もユーロ売りは続きましたので、そのまま成り行きを見守りましたが、
15分足チャートで売られ過ぎゾーンに到達したのち、
5分足チャートで反転上昇のサインが出たのを確認して、
逆張りのロングエントリーです。
エントリー後、しばらくの間は多少の含み損状態が続きましたが、
既にこの段階では、15分足レベル、5分足レベルで売られ過ぎ状態だったので、
更に下げる事はなく、安値圏での横ばいでの推移となりました。
そして、ようやく自律反発が起きて上昇、
今度は逆に5分足レベルで買われ過ぎゾーンに到達したのを確認して決済としました。
上記ではサブウィンドウにボカシを入れていますが、
ここはマナブ式FX完全マスタープログラムでの重要な判断材料となる
TRIX(トリックス)というラインが表示されています。
このラインがどこにあるかで買われ過ぎ、売られ過ぎを判断しているんですね。
上記のトレードでは、15分足チャートのTRIXと5分足チャートのTRIXが
共に売られ過ぎゾーンに入っていて、
そこから5分足の反転上昇を確認してからの逆張りロングというトレードでした。
次は、EURUSDの5分足チャートです(左クリックで別ウィドウ表示)
最初の青色矢印でロングエントリー、次の青色矢印で手仕舞いです。
こちらも先のEURJPYとほぼ同タイミングでのエントリー、決済となっています。
やはり、反転上昇するまで時間がかかってしまいましたが、
こればかりは仕方ないですね。
売られ過ぎのあと、すぐに反転上昇するケースもありますし、
Wボトム的なチャートパターンを形成してから反転上昇するケースもありますし、
安値圏で横ばってから反転上昇するケースもあります。
エントリー後のチャート形状は自分では選べませんので、
所定の損切ポイント、または利確ポイントに到達するまでは
ポジションをキープするだけです。
最後に、AUDUSDの5分足チャートです(左クリックで別ウィドウ表示)
最初の青色矢印でロングエントリー、次の青色矢印で手仕舞いです。
この通貨ペアもロンドン時間からずっと下降トレンドが続いていましたが、
15分足レベルで売られ過ぎゾーンに到達してから、
5分足レベルの売られ過ぎゾーンからの反転上昇を
ピンポイントでうまく捉える事ができました。
結局この日は3回トレードを行って、合計獲得PIPSは+39.9PIPSとなりました
上記のトレードはうまくいきましたが、もちろんストップの設定はしています。
今回は5分足レベルの反転上昇を捉えた形でしたので、
必然的に直前の安値が存在しており、その少し下にストップを置いていました。
ストップの位置が分かりやすいのは
マナブ式FXにおける逆張りの良いところですね。
エントリーと決済のタイミングを計るには最も的確な商材です。
→マナブ式FX詳細レビュー、本気なら最後まで読んでください