新年あけましておめでとうございます。

旧年中は多くの方々に本ブログへ訪問して頂きまして、
誠にありがとうございました。

本年も相変わらずご愛顧のほどお願い申し上げます。

既に老舗の域に達した本ブログですが、
何と!今年で13年目を迎えることになりました。

会社の存続率は10年で6.3%程度なんだそうです。
フリーランスの生存率は10年で10%程度なんだそうです。

そして、トレーダーの生存率は10%程度と言われていますが、
これは何年先のことを言っているのか…
ネットで調べても、その辺りのところは詳しく書かれていませんね。

何はともあれ、こうして何年もトレーダー業を続けて、
自分の意見をブログという形で何年も発信し続けることができるのは
私にとっては非常にやりがいのある環境と言えます。

今年もいつも通りまい進していきますので、
気が向いた時にでも本ブログを訪問してください。

そして、気が向いた時にでも、
質問メール、ご要望メール、励ましメール、ご批判メール等を頂けると嬉しいです。

改めて本ブログに関わってくださった全ての読者様に
感謝申し上げます!
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2024年のブログ運営について

去年は新しいFX商材を2つ紹介しましたが、
相変わらず少ないですね^^;

ご存じの方も多いともいますが、本ブログは
FX商材であれば何でも紹介する“というスタンスではなく、
あくまでも”有益であると私が判断したものだけを紹介する“というスタンスでやっています。

よって必然的にFX商材の数は少なくなってしまうことをご了承ください。

それにしても…
インフォトップで販売されているFX商材の数自体が少なくなっていますね。

国から何かしらの規制がかかっているのか、それとも自主規制なのか…
以前であれば毎週のように新しいFX商材が販売されていましたが、
現在はその数分の1程度でしょうか。ちょっと寂しい感じもします。

証券会社が出している統計などを見ると、
FX人口は今でも増えています。
正確な人数は分かりませんが、
日本国内だけでも50万人はいると言われています。

さらに去年からは新NISAが始まった影響で、
日本でも投資に興味を持ったり、実際に投資している人が増えてきています。

となると、
「次はFXも始めてみよう」
と考えるのは当然の流れでしょう。

FXやトレードに関する需要は今後も伸びていくと思われます。
本ブログがその一助になれれば嬉しいですね。
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個人的なトレーディングについて

去年は自分の生活習慣の見直しを行い、
トレードする際のメインの執行時間足を15分足から1時間足に変え、
デイトレからスイングへと移行しました。

しかし年間を通したトータルの獲得PIPSはこれまでと変わらず、
途中、収益グラフの増減は大きかったですが許容の範囲内、
最終的にはいつも通りの成績を残すことができました。

更には、過去の記事で少し言及しましたが、
私は去年からトレードの幅を広げるために、
新しく”日経225オプション“を始めました。

日経225オプションとは、SQ日という決められた期日(満期日)までに、
予め定められた価格(権利行使価格)で日経平均を「買う権利」or「売り権利」を
売買する取引です。

おそらく読者様の中に日経225オプションをやっている方は
ほとんどいらっしゃらないと思いますが、これが結構面白い。

株式やFXであれば、
ロングしてチャートが上がれば利益、下がれば損失、
ショートしてチャートが下がれば利益、上がれば損失ですが、
日経225オプションの場合はそんな単純なものではありません。

スプレッド(ポジションの組み方)によっては、
日経先物が上がっても下がっても利益、あまり動かないと損失、
日経先物があまり動かないと利益、上がっても下がっても損失、
日経先物が上がれば利益、あまり動かないか下がると損失、
日経先物があまり動かないか下がると利益、上がれば損失、
等々、様々なパターンがあります。

デルタ、ガンマ、ベガ、シータという4つのグリークス、
及び、IV(インプライドボラティリティ)を分析して
有利な方向へ自分のポジションを傾け、構築する戦術は
これまで行ってきたFXや株式とは全く異なる頭脳戦という感じで、
非常に知的好奇心がそそられます。

現時点ではまだ研究段階、検証段階で、金額的にも少額ですが、
今年中には日経225オプションでも自分の手法を完成させ、
FXと日経225オプションの両輪で取り組むことを目標にしています。

2024年の為替予想

年初にはテレビなどのオールドメディアやネットニュース、雑誌などで
その年のドル円の値動きを予想するのが恒例行事になっています。

参考までに、約1年前の2023年末には各金融機関は以下のように円相場を予想していました。
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見ての通り、ハズレもハズレ大ハズレです。

アナリストですか?ファンドマネージャーですか?経済学者ですか?
為替の専門家と言われている金融機関ですからこの程度なんですから、
1年後のことを予想するなんて何の意味もない無駄な行為です。

ちなみに、本ブログの1年前の年初の記事では
私も2024年の為替予想をしており以下のように書いています。

私個人の今年のドル円の予想としては
年前半に下値135円くらいにまで下がっていき、
年後半に向けて米利下げ織込み過ぎの修正でのドル高、
円は正常化の期待ハズレで円安となり、
去年の最高値151円台にまで上げていき、
そのまま1年後も高値引けの151円台で終わる
と思っています。

実際の相場はどうだったのかというと、
上値は161円台後半、下値は139円台中盤、
12月の終値は156円台で引けました。

どうですか、結構いい線行ってませんか?
先に提示した各金融機関の予想と比較しても
私が一番当たっていると言っても過言ではないです。

しかし再度書きますが、こんな予想は無意味ですからね。

無意味ついでに今年のドル円の予想もしてみたいんですが、
正直いって今年は難しいです。

何はともあれ、全てはトランプ次期大統領次第です。

トランプ次期大統領の基本的な政策は、
関税引き上げ、減税、規制緩和、反移民です。

そしてこれら全てはインフレを助長する政策であり、
仮にインフレが再燃した場合は、
それを抑えるために利上げ(ドル高)することも予想されます。

現在の米はインフレが収まりつつある状況で、
利下げのサイクルに入っています。

もしも政策変更が無ければ、経済状況を見つつ、
今年は利下げサイクルが継続するはずだったでしょうが、
トランプ大統領が決まってしまった以上、
そして上記の政策を掲げてしまっている以上、
このまますんなりとインフレが落ち着くとも思えません。

どこまでトランプ大統領が自分の政策に拘り、強硬するのか、
そして、どの程度まで妥協するのか、それが見えてきません。

でもどうなんだろう、
共和党が大統領と上下両院の多数派を占めている”トリプルレッド“状態なので
トランプ大統領は自分の政策を当たり前のように進めていくんでしょうね。

ということで、
私は今年の米はインフレの再燃からドル高を予想します。

日本については、今年上旬にも利上げすることが予想されていますが、
その後の利上げペースは想定よりも遅くなるでしょう。

報道では今年中に政策金利を1%にまで引き上げることが望ましいとありますが、
個人的には日本の経済状況を考えれば、そこまでは無理だと思っています。

植田日銀総裁も円安を抑えるために利上げの素振りは見せるでしょうが、
実際に行動を起こすのは最小限でしょう。

ということで
私は今年の日本は多少の円安を予想します。

総合的に私個人のドル円の予想としては、
下値は145円台、上値は170円到達もあり得るか、
そして1年後には163円台で終わると予想しておきます。

1年後に答え合わせしましょう。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。