前回のFXビクトリーメソッドの記事でも書きましたが、
FXビクトリーメソッドで新たに始まった動画シリーズである
動的感覚を養うためのFXゲーム・トレーニング
を私も試してみました。

 

1分足チャートをメインにしたスキャルピングですので、かなり忙しいですが
繰り返し行って慣れていけば、かなり反射神経を鍛える事ができると思います。

 

ちなみに、私は通常はMT4(メタトレーダー4)のチャートを見ながら
トレードを行うのですが、このトレーニングに関しては、
1分足をメインにしている関係上、スプレッドの影響をかなり受けてしまうため、
MT4ではなくスプレッド幅がより狭い別のFX会社専用のチャートを使って
トレードを行っています。

 

そして、最初のうちは慣れていないので、このトレーニングに関しては
リアルではなく、デモトレードで行っています。

 

トレーニングで使った通貨ペアは、EURUSDの5分足チャートと1分足チャート、
そしてUSDJPYの5分足チャートと1分足チャートです。

 

私の場合、複数通貨ペアを同時に監視したほうが相場の流れが把握しやすいので、
今回もEURUSDとUSDJPYを同時に見ています。

 

下記にその結果を載せておきます。
1分足メインでのトレードですので、かなり忙しくトレードを繰り返しており、
トレード結果に関しては、チャート上に矢印で示す事でお伝えします。

 

1分足チャート上に緑色の矢印と黄色の矢印がありますが、
緑色の矢印の始点と終点がロングトレードのエントリーと手仕舞い、
黄色の矢印の始点と終点がショートトレードのエントリーと手仕舞い、
となっています。

EURUSD5分足チャート
fxchart060101
EURUSD1分足チャート
fxchart060102

USDJPY5分足チャート
fxchart060103
USDJPY1分足チャート
fxchart060104

これは今週水曜日に1時間みっちり行いました。

 

トレードの基本ルールは、動画の中で佐野さんが語っているとおりですが、
それに加えて複数通貨ペアを見たり、方向性の判断を加えたり、
自分なりに多少のアレンジを加えています。

 

佐野さんの動画では、約20分の収録動画で3~4回ほどトレードをしています。

 

今回の私のトレードに関しては、2つの通貨ペアで1時間トレーニングを行い、
12回トレードを行いましたので、ペースとしてはこんなものでしょう。

 

ひとつひとつのトレードに関して、そのエントリーの理由、手仕舞いの理由を
全て書いていく事はさすがに出来ませんので、
チャート上の矢印を見て、トレード結果を確認してください。

 

緑色矢印はロングですので、上向きになっていれば利益で下向きなら損切り、
黄色矢印はショートですので、下向きになっていれば利益で上向きなら損切りです。

 

EURUSDに関しては、理想的なトレードを繰り返したと言えますが、
USDJPYに関しては、あまりうまくいってないですね。

 

やはり慣れていない為か、レートの素早い動きについていけず、
ルール違反をしてしまっているトレードも散見されます。

 

こうしたルール違反をなくして、反射的にトレードを繰り返せるようになれば、
動的感覚が磨かれた状態といえるんでしょうね。

全部で約+25PIPSほどになっていますが、これらのトレードに関しては、
あくまでもトレーニングであって、手法ではないです。

 

ですので、ポジション保有中の含み益や含み損は
全く気にしないのが当たり前であり、
チャートの動きのみに注視する必要があります。

 

上記のチャートを見ても分かるとおり、
今回は監視中にある程度のトレンドが発生してくれましたので、
運良く利益になってくれましたが、利益が出るかどうかは関係ありません。

 

あくまでも動的視力、動的感覚を鍛える為のトレーニングです。

 

FX初心者さんは、損切りを躊躇する傾向がありますので、
こうしたトレーニングで頭で損切りするのではなく、
体で損切りする感覚を身につけることができれば、
リアルトレードでも好影響をもたらすでしょう。

 

もっといえば、利確、損切りという区別ではなく、思惑と反対方向へ動いたなら
手じまうという意識、感覚を体で身につける事が重要で、
利確、損切りというのは結果でしかない、ただチャートに従って動くだけ、
という意識を体に染み込ませる事がこのトレーニングの本意です。

 

しかしそれにしても、1分足でのトレードはさすがに疲れますね。

 

以前の私なら平気で何時間でもチャートを監視できていたのに、
最近は体力が落ちたせいか、たった1時間だけチャートを見続けるだけでも
疲れてきますし、目がショボショボしてしまいます。

 

佐野さんは私よりもずっと年上ですが、こうしたスキャルピングも
平気でこなしてしまうほどの、動的感覚を持っています。

 

私もまだまだ負けてはいられませんね。

 

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