押目と戻りの場面でのストップとリミットの関係性について

前回の記事、
勝率とリスクリワードレシオのバランスが良いエントリーポイントは?
の続きです。

押目とは上昇トレンド時に一旦調整で下げてから再び上げてきた場面なので、
チャートの流れ的には、直前の安値が必ず存在します。

そして、過去の安値を比較してみると、
それらは徐々に切り上がった状態になっているケースが多いです。

逆に言うと、
切り上がった安値が存在しているから、
今が上昇トレンドだと認識できるわけで
その状態が崩れてしまったら、
もう上昇トレンドとは呼べなくなるわけです。

ならば、その崩れが確認できた場面、
つまり、直近安値を割った場面にストップを置けば
ダウ理論の立場からは、納得のいく、
理に適った位置での損切りポイントになるわけです。

そして、押目の場面における直近の安値というのはチャート上では
わりと現レートの近くに位置しているケースが多いので、
ストップ値も浅い位置に設定できるわけです。
fxosime17020301

そして、ストップの位置が浅ければ、
その分、リスクリワードレシオ>1を満たすような
リミットの位置も容易に設定できるわけです。

(仮に、ストップの位置を遠くに設定してしまうと、
 その分、リスクリワードレシオ>1を満たすリミットの位置も
 さらに遠くに設定しなければいけなくなります)

では、具体的なリミットの位置の候補ですが、

  1. 直近の高値
  2. 切り上がっている高値の延長線

などが一般的でしょう。

先に、理に適った、浅い位置のストップを説明しましたが、
そこから逆算して、ストップ位置よりも遠い距離となる
1番 or 2番のリミット位置を採用すれば
おのずとリスクリワードレシオ>1のトレードができるようになりますね。

1番か2番かはその時のチャート形状によって決めても良いでしょう。

つまり、
1番の位置にリミット設定をするとリスクリワードレシオ>1にならない場合は
2番の位置にリミット設定をします。
fxlimit17020302

このようにして、押目や戻り場面だけに絞って
ストップまでの距離第一主義
トレード手法を構築していくのも一つの考え方です。

つまり、
トレードの考え方、トレード戦略として、
ダウ理論という環境認識で勝率5割以上を目指し、
エントリータイミングでリスクリワードレシオ>1を目指す

という方針ですね。

参考チャートを載せておきましょう。

それぞれの押目の場面に記号を振ってあります。
limitsample17020303
Aの押目は、上記の1番、2番どちらのリミットでも利確できていますね。

Bの押目も、上記の1番、2番どちらのリミットでも利確できていますね。

Cの押目は、1番のリミットだと利確できていますが、
2番のリミットだとそこまで届かずに損切りとなっていたでしょう。

Dの押目は、1番のリミットにも届かずに損切りとなっていたでしょう。

こんな感じですね。

もちろん、上記のような分かりやすい押目、戻りのチャートパターンが
毎回現れるわけではないですが、
無駄打ちを避けてエントリーポイントを絞り込むという意味においては
こうした方針は良いトレードにつながっていくと思いますよ。

そして、もうお分かりと思いますが、

利確の位置としては、1番と2番のどちらが正解か?

という質問は愚問でしかありません。

各自がチャート検証を繰り返し、
自分にとって理解しやすい、分かりやすい、納得しやすい方を選べば良く、
もしくは、どちらかに絞り込むのではなく、検証の結果から
チャート形状によって自分なりに使い分けて用いるべきです。

さらに言うと、上記の1番、2番だけでなく、
自分なりの利確ポイントを構築するのも全然ありです。

相場に正解など無く、
自分のルールで期待値>1となっていれば良いだけの事ですから。

以上、
勝率とリスクリワードレシオのバランスの良いエントリーポイントとして
ダウ理論における押目買い、戻り売りの解説でした。

今回は裸のままのチャートでのダウ理論だけの解説でしたが、
これにインジケーターを加えたり、MTFを利用したりと
いろいろ自分なりのアイデアを加えることで、
オリジナルの手法が出来上がりますね。

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