Platinum Kubera FXに限った事ではないですが、
インジケーターによってエントリーシグナルを出させる場合、
レジスタンスラインやサポートライン、トレンドラインも考慮して、
つまり、そのようなラインもプログラミングしたうえで
シグナルを出しているわけではありません。
なぜなら、レジスタンスラインやサポートラインのような
チャート形状によって常に変わってしまう2次元的不確定要因を
プログラミング化することは非常に困難だからです。
まぁ、ある程度はできますが、
やはり、熟練したトレーダーの目には及びません。
Platinum Kubera FXのシグナルに関しても
レジサポラインやサポートラインを考慮していませんので、
レジサポラインがすぐ上に存在しているにも関わらず
ロングのシグナルを出してしまうケースもありますし、
サポートラインがすぐ下に存在しているにも関わらず
ショートのシグナルを出してしまうケースもあります。
その場合は、そのままシグナルに従っても構いませんが、
レジサポに阻まれてレートが反転してしまう可能性もありますので、
レジサポ付近での攻防には注意する必要があります。
今回のトレードでは、レジスタンスラインやサポートライン、
そして、トレンドラインが比較的明確だったので、
それらのラインとPlatinum Kubera FXの手法との関係性について、
私がどのように対応したのか紹介しておきます。
レジスタンスラインまでをトレード and ブレイクしてからトレード
昨日のロンドン時間以降に、
Platinum Kubera FXでデイトレをしました。
デイトレなので、執行時間軸を5分足にしましたが、
その前に1時間足チャートで環境認識を行い、
現在の相場状況を確認します。
以下は、EURUSD、EURJPY、USDJPYでのトレードですが、
それぞれ1時間足チャートで各種のラインを引いてから、
5分足でトレードしています。
EURUSDでのトレード
EURUSDの1時間足チャート
直近5日分ほどのチャートですが、
オレンジラインで引いたような
レジスタンスライン、サポートラインが見えますね。
また、黄色四角枠はトレードした時間帯です。
トレードを開始した直後はレジサポ内に価格が位置しており、
基本はレジサポのどちらか抜けた方に仕掛ける予定でした。
この日、結果的には上にブレイクしていますが、
もちろん監視を始めた時点では
上にブレイクすることは分かっていませんよ。
EURUSDの5分足チャート
黄色枠で囲った2番のロジック(中期順張り)でロングエントリーし、
青色矢印の先で2分割決済しています。
オレンジラインの位置は
先に提示した1時間足チャートでのオレンジラインと同位置であり、
サポレジを表しています。
2番のシグナルが出現した時には、
まだレジスタンスラインの手前でしたが、
その前にサポートラインでの反発を確認しており、
更に、ボリンジャーバンドも拡大し始めていたので、
とりあえず、レジスタンスラインを目標にしたトレードです。
で、レジスタンスラインに近づいた時点でポジションの半分を利確し、
残りのポジションはレジスタンスライン付近での攻防を
注視して判断するつもりでした。
結果的には、レジスタンスラインをブレイクして上昇トレンドとなり、
決済のシグナルを確認して、残りのポジションを手仕舞いです。
EURJPYでのトレード
EURJPYの1時間足チャート
チャートの見方は先と同じで、
オレンジラインで引いたような
レジスタンスライン、サポートラインが見えており、
また、黄色四角枠はトレードした時間帯です。
トレード方針も同じで、
レジサポ内に価格が位置していたので、
どちらか抜けた方に仕掛ける予定でした。
EURJPYの5分足チャート
青色矢印が2ヶ所ありますが、どちらも
黄色枠で囲った1番のロジック(短期順張り)でロングエントリーし、
青色矢印の先で決済しています。
オレンジラインの位置は
先に提示した1時間足チャートでのオレンジラインと同位置であり、
サポレジを表しています。
こちらは事前のシナリオどおりのトレードとなりましたね。
レジスタンスラインをブレイクした事で明確に買い目線となり、
その後のロングのシグナル出現を待ちましたが、
1番のロジック(短期順張り)が2回出たのでそれらに従いました。
ブレイク後には、4番のロジック(短期過熱からの反転狙い)が
2回出ていますが、これらはショートのシグナルなので無視です。
仮に、こちらもエントリーしていたら多少のプラスでしたね。
USDJPYでのトレード
USDJPYの1時間足チャート
こちらはレジサポではなく、トレンドラインを引きました。
このオレンジラインの上に価格が位置しているうちは買い目線で
ロングのシグナルだけに従う方針です。
USDJPYの5分足チャート
黄色枠で囲った3番のロジック(レンジカウンター)でロングエントリーし、
青色矢印の先で決済しています。
先のトレンドラインにできるだけ引きつけてから
シグナルを出してほしかったですが、
ちょっと中途半端な位置だったでしょうか。
こちらは移動平均線付近で反転下降してしまい、
小幅損切りで終わっています。
結局この日は全部で4回トレードを行って3勝1敗、
分割決済は平均化して、合計+26.6PIPSの獲得となりました。
レジスタンスラインの手前で半分決済とは
Platinum Kubera FXには書いていませんが、
反落する可能性ある位置ではシグナルの出現問わず、
一部利確という裁量判断もありです。
今回のEURUSDではそのままブレイクしてくれましたが、
当然、反落するケースもありますからね。
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