Platinum Kubera FXのインジケーターには
さまざまな相場状況に対応できるように
6種類のロジックが同時並行的に稼働しています。
そして、通常はそれらのシグナルに従って
エントリーと決済を繰り返していきます。
しかし、6種類のロジックには、
それぞれに得意な相場と苦手な相場、つまり、
利益を上げやすい相場と損失になりやすい相場があるんですが、
昨日は逆張り系のロジックが効きやすそうな相場展開でしたので、
それらを相場解説も踏まえて掲載しておきます。
北朝鮮によるリスク回避は絶好の買い場?
昨日は、またしても北朝鮮関連のニュースにより
(太平洋で水爆云々、、、ですね)
円関連の通貨ペアは、一斉にリスク回避の円買いとなって、
日本時間の午前中に急落していきました。
しかし、最近の北朝鮮関連のニュースが出た後の
チャートの動きを観察していればお分かりいただけると思いますが、
確かに、ニュース直後にはリスク回避で円買い急落となりますが、
その後は必ず戻しており、クロス円の上昇トレンドは崩れていません。
つまり、北朝鮮リスクで下げたところは、
絶好の逆張り買いのポイントになっていたんですね。
よって、昨日のニュースが出てクロス円が下げた時も、
私は、そのまま下降トレンドへ転換するのではなく、
ひととおり売りが収まれば、
今回も再び買いが優勢になるだろうと考えていました。
では、その急落からの反転上昇をデイトレレベルで
つまり、5分足レベルで狙うにはどうすれば良いか、、、
それには、Platinum Kubera FXが提供している6つのロジックのうち、
逆張り系のロジックが適しているのではないかと考えました。
反転上昇を想定してロングのシグナルだけに従う
Platinum Kubera FXの6つのロジックを確認しておくと、
- 短期順張り(押目買い、戻り売り)
- 中期順張り(トレンド初動狙い)
- レンジカウンター
- 短期過熱からの反転狙い
- 中期過熱からの反転狙い
- トレンド転換狙い
でしたね。
このうち、急落からの反転上昇を狙うには
4番、5番、6番のシグナルが有効となります。
しかも今回は、リスク回避からの戻りを狙うので、
対象通貨ペアは、USDJPY、EURJPY、GBPJPYの円関連のみとし、
時間軸は、デイトレレベルなので5分足にして、
もちろん、ロングのシグナルだけに従います。
上記を前提にして、以下で個別トレードを見ていきます。
EURJPYは全値戻し
まずは、EURJPYからですが、
全体図を把握する為に1時間足チャートを確認しておきましょう。
EURJPYの1時間足チャート
青色枠で囲った部分が今回の急落、及び監視時間帯となりますが、
当初私は、赤色ラインまでの下げを想定していました。
しかし実際には、アクア色ラインまでの下げとなり
そこから反転上昇に転じていき、
最終的には急落前の高値である
オレンジラインまでの全値回復となりました。
もちろん、監視中には
全値回復までを想定していたわけではないですが、
オレンジラインに到達するまでは
5分足レベルで買いシグナルが出ればエントリーするつもりでした。
それを踏まえて、5分足チャートでのシグナルを見てみましょう。
EURJPYの5分足チャート
今回の急落とその後の全値戻しの様子がよく分かりますね。
そして、戻している最中に
ロジック6番(トレンド転換狙い)の買いシグナルが出ていますが
これにエントリーしました。
青色矢印がエントリー位置と決済位置を表しています。
決済のシグナルが意外と早く出たので、
裁量でもう少し粘って利幅を増やしてから決済しています。
その後も買いのシグナルが出るようなら
エントリーするつもりでしたが、
残念ながらその後は一切シグナルが出ずに
急落前の高値まで戻してしまいました。
今回は戻しを狙ってのトレードでしたので、
全値戻しを達成した時点でトレード終了です。
なぜなら、ここまで上げてしまっては
もはやロングに優位性はありませんからね。
しかし、仮に全値戻し以降のシグナルに従った場合、
4番のショート勝ち、1番のロング負け、6番のショート勝ち
となり、結果的にはもっと利益が増えていましたね。
GBPJPYは半値戻し後に再下降
次に、GBPJPYですが、
全体図を把握する為に1時間足チャートを確認しておきましょう。
GBPJPYの1時間足チャート
青色枠で囲った部分が今回の急落、及び監視時間帯となりますが、
当初私は、赤色ラインまでの下げを想定していました。
実際には、赤色ラインの少し手前で下げ止まって上昇に転じ、
その後、NY時間以降に再下降していきました。
それを踏まえて、5分足チャートでのシグナルを見てみましょう。
GBPJPYの5分足チャート
急落した後に半値戻しをして、
その後は横ばいに推移しています。
もちろん監視中にはどこまで戻すのか分かりませんが、
買いのシグナルだけには従うつもりでした。
そして、ロジック4番(短期過熱からの反転狙い)と
ロジック5番(中期過熱からの反転狙い)の買いシグナルが
同時に出たところでエントリーしました。
更には、戻している最中に
ロジック6番(トレンド転換狙い)の買いシグナルも出ましたので、
こちらにもエントリーです。
青色矢印がエントリー位置と決済位置を表しています。
その後も買いのシグナルが出るようなら
エントリーするつもりでしたが、
実際には売りのシグナルしか出でませんでした。
仮に、その後の売りのシグナルに従った場合、
4番ショート勝ち、5番ショート勝ち、
6番ショート勝ち、3番ショート負けとなり、
こちらも結果的にはトレードを継続した方が良かったですね。
(ちなみに、GBPJPYの5分足は
現行のPlatinum Kubera FXのバージョン1.8では推奨されていませんが、
今回は戻りを狙うだけの分かりやすいチャート形状だったので、
1つ前のバージョン1.6でのトレードです)
USDJPYはシグナル出ず
最後にUSDJPYですが、
ロジックとチャート形状が合わなかったのか、
一切シグナルが出ませんでした。
USDJPYの5分足チャート
パラメーター設定は間違っておらず、
過去チャートにはちゃんとシグナルが表示されているので、
正常に稼働しているはずなんですが、
これだけの高ボラティリティで
シグナルが全く出ないとは珍しいですね。
よって、この通貨ペアではノートレです。
結局この日は、全部で3回トレードを行って3勝0敗、
合計+47.0PIPSの獲得となりました。
東京時間のお昼頃からロンドン時間初動までの監視としては
ちょっと取引回数が少なかったですが、
内容的には、ほぼイメージどおりのトレーディングだった
といえるでしょう。
しかし、今後も似たような傾向が続くとは限らないですよ。
“某国リスクで下げれば逆張り買い”
が機能しなくなるのも時間の問題でしょう。
この業界、知れ渡ったらお仕舞いですから。
6種類のロジックで利益を得ながらトレードスキルも身に付ける
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