前回の個別記事では、
現在の低ボラティリティ相場に合わせた逆張り用インジケーターの
画面説明までは終わらせました。
今回はその続きで、具体的な使い方、検証の仕方を説明します。
早速ですが、
実際の相場でこのインジケーターをどのように使うのか、
例題を見てみましょう。
(シグナルが出るたびに
その時のチャートをキャプチャーしているのですが、
今回はその中から、先週木曜日分を幾つか掲載します)
(推奨の執行時間軸は5分足~1時間足ですが、
以下では15分足を執行時間軸にしての検証です)
まず最初は、先週木曜日17時台のインジケーターですが、
EURCHFのシグナル欄に[DN]が表示されました。
つまり、逆張り的なタイミングで
ショートできる可能性のある局面になったことを知らせてくれています。
では実際にEURCHFの15分足チャートと、
1時間足のトレンド状態を確認してみましょう。
EURCHFの15分足チャート
確定した最新のローソク足に黄色矢印を付けていますが、
このように上ヒゲのローソク足が出現しています。
上ヒゲのローソク足は、それ単体では
逆張り的な反転下落のタイミングになり得えますが、
これだけではエビデンスが不十分です。
そこで、H1欄が[DN]になっているので、
次に、1時間足の下降トレンドのチャート形状を確認します。
EURCHFの1時間足チャート
直近にローソク足1本分の長い陽線が出現しましたが、
+3σを突破から反落するかどうか、という場面です。
更に、ここから反落すれば高値の切り下げが確定します。
あまり綺麗な下降トレンドとは言えないですが、
短期的な下落は期待できるでしょうか。
ではその後、実際にどうなったのか、
上ヒゲのローソク足が出現した後の15分足を確認してみましょう。
EURCHFの15分足チャート(その後)
黄色矢印を付けたローソク足は
先の15分足チャートのローソク足と同じものです。
見てのとおり、上ヒゲのローソク足が起点となって反転下落し、
1時間足レベルの下降トレンドに回帰していることが分かります。
つまり、シグナル欄に[DN]が出た時が
逆張り的なショートのベストタイミングだったわけです。
次に、、、
先週木曜日18時台のインジケーターですが、
USDCADのシグナル欄に[DN]が表示されました。
つまり、逆張り的なタイミングで
ショートできる可能性のある局面になったことを知らせてくれています。
では実際にUSDCADの15分足チャートと、
4時間足のトレンド状態を確認してみましょう。
USDCADの15分足チャート
確定した最新のローソク足に黄色矢印を付けていますが、
このように上ヒゲのローソク足が出現しています。
15分足チャートだけを見ていると、
単にレンジ上限到達時に上ヒゲのローソク足が出現しただけで、
これだけではエビデンスが不十分です。
そこで、H4欄が[DN]になっているので、
次に、4時間足の下降トレンドのチャート形状を確認します。
USDCADの4時間足チャート
最近1週間ほどの期間に右肩下がりのトレンドラインを引きましたが、
高値の切り下げが続いていることが分かりますね。
そして、最新価格がそのトレンドライン付近にまで上がってきました。
つまり、ここから反落すれば高値の切り下げ継続が確定します。
ではその後、実際にどうなったのか、
上ヒゲのローソク足が出現した後の15分足を確認してみましょう。
USDCADの15分足チャート(その後)
黄色矢印を付けたローソク足は
先の15分足チャートのローソク足と同じものです。
上ヒゲのローソク足が起点となって反転下落しましたが、
直近の安値でサポートされて反発上昇しています。
この場合、どこで決済するかにもよりますが、
直近安値付近を目標にしていれば利確できていたでしょう。
しかし、直近安値割れを期待して利大を目指していたら、
損切りになっていたでしょう。
何はともあれ、シグナル欄に[DN]が出た時が
逆張り的なショートのタイミングだったことに変わりはないです。
最後に、、、
先週木曜日23時台のインジケーターですが、
USDJPYのシグナル欄に[DN]が表示されました。
つまり、逆張り的なタイミングで
ショートできる可能性のある局面になったことを知らせてくれています。
では実際にUSDJPYの15分足チャートと、
4時間足のトレンド状態を確認してみましょう。
USDJPYの15分足チャート
確定した最新のローソク足に黄色矢印を付けていますが、
このように上ヒゲのローソク足が出現しています。
15分足チャートだけを見ていると、
単にレンジ上限到達時に上ヒゲのローソク足が出現しただけで、
これだけではエビデンスが不十分です。
そこで、H4欄が[DN]になっているので、
次に、4時間足の下降トレンドのチャート形状を確認します。
USDJPYの4時間足チャート
最近1週間は高値の切り下げ、安値の切り下げが続いていて、
俯瞰的な流れとしては明らかな下降トレンドですね。
そして、直近の価格はその上限付近に位置しているので、
ここから反落すれば下降トレンド継続が確定します。
ではその後、実際にどうなったのか、
上ヒゲのローソク足が出現した後の15分足を確認してみましょう。
USDJPYの15分足チャート(その後)
黄色矢印を付けたローソク足は
先の15分足チャートのローソク足と同じものです。
上ヒゲのローソク足が出現後、
しばらくは横ばいとなっていましたが、
日本時間深夜に下落しました。
直近安値も割っていますし、
通常のトレーディングなら利確できていたでしょう。
この通貨ペアも、シグナル欄に[DN]が出た時が
逆張り的なショートのタイミングだったといえます。
以上、いくつかサンプルチャートを掲載しましたが、
こんな感じでトレードしていきます。
現在、デモトレードでシグナルの出現具合を検証していて、
自分の中でルール化できたならば、
新たなリアルトレードの手法として採用してみようかと思っています。
やはり、低ボラティリティ相場での順張り手法は難しいですからね。
日足のボラティリティに合わせて順張りと逆張りを使い分けて、
更なる収益アップを目指していきたいです。
PS.
2記事分も書いてきて、今さら言うのも何ですが、
このインジケーターは個人的なトレード用に開発したもので
今のところは、独自特典として提供することは考えていません。
ちょっとマニアック過ぎて、需要が無いと思いますし ^^;
でも、、、「欲しいよ~」って方、
もしかして、いらっしゃいますか?
もしも欲しい方がいらっしゃいましたら無料で差し上げます。
(ただし、詳しい説明マニュアルは無しで、
メモ帳での簡単な使い方説明のみ)
(ただし、個人的に使っているインジケーターなので、
動作の保証はしません。まぁ多分大丈夫です)
ですが、無条件でばら撒くわけにもいかないので、
条件として、
FX商材を購入した方、または、独自特典のみを購入した方へ、
無料でプレゼントすることにします。
特典請求フォーム内の入力欄に
「逆張りシグナル希望」
と書いてください。
そうすれば、通常の特典以外にこのインジケーターも提供します。
それと期限ですが、5月12日(日)23:59までとします。
以上、よろしくお願いします。
“低ボラティリティ相場に対応した逆張りツール~使い方、検証編” への1件のフィードバック