為替市場にはいろいろな相場状況がありますね。

トレンド相場、ボックス相場、持合相場、
乱高下相場、ランダム相場、動きなし相場、
などなど。

また、こういった相場状況に分類しにくい相場もあります。

 

こうした相場の中で、私の好きな相場は、やっぱりトレンド相場ですね。
順張りで利益を上げるには、トレンド相場が一番ですから。

 

それ以外にも、持合相場や動きなし相場もわりと好きです。
これは、その相場状況でトレードをするという意味ではなくて、
持合の次というのは、トレンド相場に移行しやすいという意味で、
シナリオが立てやすいので好きです。

 

ボックス相場は、そのボックス幅にも因りますが、
あまり内側に向けての動き、中期の移動平均線に向かっての動きは
あまり好きではないです。

 

私が一番苦手な相場というのは、トレンド相場の終わり頃の相場です。

 

例えば、上昇トレンドが、一定期間続いていたとします。
移動平均線も上を向いており、レートもその上の状態で推移していた。

 

しかし、徐々に勢いをなくし、
レートが次第に横向きから下向きに変化していきます。

 

それと共に、移動平均線の傾きも次第に鈍くなり、
レートも移動平均線を割れるようになっていきます。
ボリンジャーバンドも縮小傾向にあります。

 

こうしたトレンド相場の終わり頃が一番苦手です。

 

なぜならば、次の相場展開が判りづらいからです。
トレンド相場の後は、どんな相場へも移行する可能性があります。

 

持合相場へ移行する可能性もありますし、
一転、下降トレンドへ移行することもありますし、
方向感無くランダムに動いているだけという事もありえます。

 

トレンドが長ければ長いほど、急であればあるほど
次の相場への移行が判りにくい印象があります。

 

私の場合、為替市場の監視開始の時間帯は、
だいたいロンドン時間からなのですが、
その監視始めが、トレンド相場の終わりの状態だった場合は、
その日のシナリオが立てにくいですね。

 

基本的に、トレンドの流れに沿って仕掛けたいと思っているのに、
そのトレンドが既に終わってしまっている。。。

 

今までの経験からは、トレンド相場の終わりの状態から、
すぐに再度トレンド方向へ動き出すという可能性は、
そんなに多くはないと思います。

 

仮に、逆方向へ動くとしたら、それはトレンド方向ではないので、
一旦の調整の動きだけの可能性も高く、
それに乗るにはリスクが高いかもしれない。。。

 

下記は、本日EURUSDの1時間足チャートですが、
まさにこのような相場の事です。

 

「判らない時は休む」
この一言で片付けてしまいましょうかね。