昨日から本日にかけてのEURの急騰はすごかったですね。
EURJPYに関しては、たった一日で3円以上も上昇しました。
既に高値圏にあり、日足チャートでも一方的な上昇が続いているEURJPYですが、
いつ調整の下げがくるのかと、皆が注目している中、
そんな心配をよそに、更なる急騰を見せています。
昨日の急騰の原因は、
もちろん政策金利とドラギECB総裁の発言によるものです。
こうした指標発表、要人発言が控えている時には、
基本的には新規のトレードはせずに、様子見にして指標発表をやり過ごす事が
一番リスクが少ない方法です。
指標発表はどんな結果が出るのか分かりません。
要人もどんな発言をするのか分かりません。
そんな中、直前にポジションを持つことは
優位性のあるトレードとはいえませんね。
指標発表後の流れを見てからトレードを再開することが、
デイトレとしては王道であると思います。
また、昨日のEURの急騰を見て、
逆張りのショートを仕掛けたトレーダーもおそらく沢山いたでしょう。
「既に上げ過ぎなのに、ここから更に上げるなんて考えられない」
「そろそろ調整の下げがきてもおかしくない」
そんな思いから、昨日の段階で逆張りのショートを仕掛け、
朝起きてみたら、更なる上昇にビックリ、というトレーダーもいたでしょう。
逆張りとは流れに逆らってエントリーする事を意味しますので、
相当に慎重に行わないと、直ぐにトレンドに飲み込まれ、
含み損になってしまう可能性もあります。
昨日のEURJPYの急騰をマナブ式FXのチャートで見てみましょう。
政策金利の発表からドラギ総裁の発言に至るまでの、
時間帯としては、20時~25時付近の流れです。
マナブ式FXでは、エントリーのサインとしては、
順張りのサインと逆張りのサインの2種類が提示されています。
昨日の急騰時には、上記にあるように
逆張りのショートのサインが3回ほど現れました。
その後のチャートの流れからは、
なかなか良いタイミングでショートのサインが出ていることが分かりますね。
仮にこの3回全てにショートエントリーしたら
2勝1敗という成績だったでしょう。
あれだけの急騰時にショートでエントリーという無謀ともいえる行為を
2勝1敗で切り抜けることは、そうそうできるものではありません。
マナブ式FXのエントリータイミングの精巧さを
再確認することとなったのですが、
だからといって、このショートのエントリーは
決してお勧めできるものではありません。
デイトレの基本は順張りです。
流れに沿った方向へ仕掛けるのが勝率アップにもつながります。
ですので、昨日のような急騰時にも、
やはりロング主体で相場を見るべきです。
マナブ式FXで相場を見た場合、ロングのサインはなかなか出なかったですね。
深夜の24時を回った段階で、
ダイバージェンス付きのロングのサインが1回だけ出てます。
このロングのサインに従っていれば利確となっていたでしょう。
しかし、昨日のような急騰は、要人発言がきっかけであり、
トレーダーはチャートよりもニュースの方を見ています。
そうした中で、チャートの動きだけに囚われていると
他のトレーダーの動きが見えなくなってしまうこともあります。
FX初心者の人などは、「何かいつもと違う」と思ったら
様子見にしたほうが良いのかもしれません。
無理にエントリーする必要は無いです。
また、情報商材の中でも、デイトレに関しては、
指標発表、要人発言が控えている時には
トレードしないように勧めているものがほとんどです。
トレーダーみんながニュースでなく、チャートを見ている時に、
トレードをするようにしましょう。
エントリータイミングを計るには、とても利用価値のある情報商材です。
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