マナブ式FXは商材内に書いてあるとおりに実践するだけで、
高勝率が期待できる手法ですが、
更に応用的に利用する事で、もっと勝率を高め、
本物のトレンドだけに乗るようにして、ダマシを回避する事もできます。

 

今回はそのダマシ回避のポイントとして、複数通貨ペアの監視を採り上げます。

 

以下は昨日3月14日の東京時間のお昼頃から
NY時間の深夜2時頃までの15分足チャートです。

 

3つのチャートを連続で表示させていますが、
上から順番にUSDJPY、EURJPY、EURUSDとなっています。

 

横の時間軸も合わせてありますし、
縦のメモリ幅も合わせてありますので、比較し易いでしょう。

 

チャートというのは、その時その時のファンダメンタル要因やニュース、
そして、テクニカル要因、市場参加者の思惑などで動いていますが、
複数通貨ペアをよく観察していると、その時相場を動かしている通貨
というのが見えてきます。

 

例えば、昨日の場合、
以下のチャートに緑色四角枠赤色四角枠黄色四角枠青色四角枠というように
順番に枠で囲ってありますが、これが何を意味するのか分かりますか?

 

実はこの枠は、その時間帯に相場を動かしている通貨の力関係ごとに仕切っています。

 

どういうことかというと、
それぞれの枠ごとに、主体となっている通貨が異なっていて、
その通貨が買われたり、売られたりする状況が、相場を動かしている、
ということです。

 

では、ここで簡単な質問ですが、
以下のチャートの緑色四角枠赤色四角枠黄色四角枠青色四角枠では、
どの通貨が主体となって、相場を動かしていたのか分かりますか?
そして、その通貨は買われたのか、売られたのか、分かりますか?

fx-manabusiki0315

FXを始めたばかりの初心者の人でなければ、おそらく分かっていると思いますが、
順番に解説していくと、、、

 

まず、緑色四角枠については、
USDJPYとEURJPYの上昇が目立っていて、EURUSDは動きが少ないですね。
ということは、JPYが売られていると分かります。
つまり、この時間帯は円売り主導の相場だったという事です。

次に、赤色四角枠については、
EURJPYとEURUSDの下落が目立っていて、USDJPYは動きが少ないですね。
ということは、EURが売られていると分かります。
つまり、この時間帯はユーロ売り主導の相場だったという事です。

次に、黄色四角枠については、
EURJPYとEURUSDの上昇が目立っていて、USDJPYは動きが少ないですね。
ということは、EURが買われていると分かります。
つまり、この時間帯はユーロ買い主導の相場だったという事です。

最後に、青色四角枠については、
USDJPYの下落とEURUSDの上昇が目立っていて、EURJPYは動きが少ないですね。
ということは、USDが売られていると分かります。
つまり、この時間帯はドル売り主導の相場だったという事です。

 

このように時間帯によって、主導している通貨が異なり、
それによって上昇、下落の流れができているわけです。

 

では、これらの流れのうち、トレンドといえるほどの流れに発展して、
利益を確定まで持っていけそうな、確率が高いものはどれなんでしょうか?

 

それは、大きな時間足のトレンドと一致した方向へ動いている時です。

 

今回のチャートは15分足でしたので、
それより大きな足である1時間足チャートを確認して、
その流れと同調した方向へ15分足のチャートも動き出した場合に、
その流れはトレンドといえるほどに発展する可能性が高いといえます。

 

しかし、1時間足チャートを確認しなくても、マナブ式FXのチャート画面なら、
15分足チャートだけでも、その通貨ペアの全体的な流れを掴む事もできます。

 

上記チャート画面を見てもらうと、長期移動平均線のようなラインが見えますね。
緑色赤色に変わったりしていますが、これは、上向きなら緑色、下向きなら赤色
変化するようになっています。

 

そして、青色で表示されている雲があります。

 

このラインと雲との位置関係によって、
その通貨ペアの全体的な基調を読み取ることもできます。

 

単純に考えると、
レートがラインよりも上、且つ雲よりも上にあれば、上昇基調、
レートがラインよりも下、且つ雲よりも下にあれば、下落基調、
ということです。

 

ですので、そうした上昇基調、下落基調のトレンドに乗ることが
勝率を高め、ダマシを回避することのつながります。

 

では、そうしたことを踏まえて、再度上記のチャート図を見てみましょう。

まず、緑色四角枠については、
USDJPY、EURJPYともにライン上、雲上にあり、上昇基調であることが分かります。
つまり、この円売りは上昇トレンドになる可能性が高いといえます。

次に、赤色四角枠については、
EURUSDはライン下、雲下にあり、下落基調ですが、
EURJPYは、ライン上、雲下にあり、基調がハッキリしていません。
つまり、このユーロ売りは、下落なのか、一時的な調整の下げなのかハッキリせず、
トレンドに発展する可能性が低いといえます。

 次に、黄色四角枠については、
EURJPYはライン上、雲上にあり、上昇基調ですが、
EURUSDは、ライン下、雲中付近にあり、基調がハッキリしていません。
つまり、このユーロ買いは、上昇なのか、一時的な調整の戻りなのかハッキリせず、
トレンドに発展する可能性が低いといえます。

 最後に、青色四角枠ですが、
深夜の24時を越えたあたり(縦点線以降)の流れを見てください。
USDJPYはライン下、雲下にあり、下落基調となっていて、
EURUSDはライン上、雲上にあり、上昇基調となっていることが分かります。
つまり、このドル売りの流れはトレンドになる可能性が高いといえます。

 

結果として、この日に関しては、
緑色四角枠で囲った時間帯で、3つの通貨のうち一番弱い円売りの流れに乗るか、
青色四角枠で囲った時間帯で、3つの通貨のうち一番弱いドル売りの流れに乗ると、
トレンドに発展する可能性が高かった事になります。

 

マナブ式FXで利用するTHVシステムというチャート画面は、
情報量が多く、トレーダーによって様々な使い方ができます。

 

マナブ式FXでは、本来はサブウインドウに表示される●●というラインを
メインにして考えるのですが、それを用いなくても、上記のように
複数通貨ペアとライン、雲だけでも十分にダマシ回避の目的を果たし、
より勝率を高めることができます。

 

高勝率のトレードがしたいのなら、この情報商材がお勧めです。
マナブ式FX詳細レビュー、本気で勝ちたいなら最後まで読んでください

 

ちなみに、私のブログから「マナブ式FX完全マスタープログラム」を
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この『こすぎ流高勝率ルール~勝ちやすい場面はここだ!~』とは、
マナブ式FXの手法に、もう1つテクニカル指標を追加し、
そして、メインチャートの条件、及び
サブウィンドウに表示されるオシレータ系の条件を再構築し、
高勝率のサインだけにエントリーできるように、
独自のアレンジを加えたものです。

 

本編に負けないほどの優位性のある手法だと自負していますので、
是非試してみてください。