佐野さんの新動画コンテンツである「lesson-genesis」も
現時点では既に17回目の配信まで終わっていますので、
どのようなトレード手法なのか、既購入者の方たちは理解できたと思います。
マエストロFXのような基本に忠実で王道的なチャート分析術からのトレード法や
FXビクトリーメソッドのような複雑なインジケーターの組合せよるトレード法など
佐野さんは様々な方向性から手法のアプローチをしていますが、
「lesson-genesis」では、
“いかにしてシンプルにトレードできるか”
をテーマにしています。
そして、そのシンプルさを実現させる為に、
使用するインジケーターはEMA13(指数移動平均線)のみとなっています。
(場合によっては、EMA21,EMA75も使用)
基本的には、EMA13とレートとの位置関係を元に
エントリーと決済を行っていくので、手法としてはとてもシンプルですが、
それは逆にいうと、”裁量判断の要素が多い“という側面も併せて持っています。
この裁量判断に関しては、
これまで配信されてきた「lesson-genesis」動画シリーズを視聴する事で
何となくその感覚を掴めてきた人もいるでしょうし、
まだよく分からないという人もいるでしょう。
正直言って、このEMA13を用いた手法というのは、
トレンドの初動に乗るのは確かに難しいという印象がありますが、
押目買い、戻り売りを中心に利用するならば、
それほど裁量感覚は要求されないので、
思った以上に簡単に、それこそシンプルに利用できるはずです。
そんな中、先週と先々週に配信された講義形式の動画である、
●トレーディング講座 lesson-genesis その16
* 特別講座GENESIS EMA13を用いた「ゆったりトレード法」の巻
●トレーディング講座 lesson-genesis その17
* 特別講座GENESIS 複数EMAの合点を探せ ~合点はチャンス!~
は、非常に価値のある重要な動画だったのではないでしょうか。
[lesson-genesis その16]での「ゆったりトレード法」は
「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言に準じたトレード法で
押しや戻りを待ってから仕掛け、できるだけポジションを保有し続けて、
利大を目指してゆったりと構えるトレード方法です。
そして、
[lesson-genesis その17]での”合点”というチャート形状を見つける事ができれば、
その後は大きくレートが動く可能性が高く、
上手くいけばトレンドの初動に乗れる重要なポイントですね。
今回はこのlesson-genesis その16、17を元にしたトレードを紹介します。
lesson-genesisの「ゆったりトレード」、「合点トレード」
昨日はお昼過ぎからチャートを監視していましたが、
原油相場が軟調だったためか、それとも、日経平均が大きく下落していたためか、
東京時間からリスク回避の円買いとなっていましたね。
それを受けてクロス円は総じて下げ始めており、
「どこかで戻り売りできたら」という感じでチャートを見ていました。
EURJPYの30分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、次の横向き赤色矢印で決済です。
このトレード法は時間軸を問わないのですが、
とりあえずチャート形状が綺麗だった30分足チャートに適用してみました。
また、先ほども書いたように、基本はEMA13のみで判断するんですが、
ここではEMA21,EMA75も同時に表示させておきます。
この日は既に下降トレンドが始まっていたので、
“いつ戻るのか”、”どこまで戻るのか”を見極める作業が必要ですが、
上記のように、上ヒゲ陽線が出現、且つ、
オレンジラインでのサポレジ転換を期待してのショートです。
結果的にはエントリー後は素直に下げ続けてくれて、
NY時間に入ってからのEMA13超えで利確終了です。
GBPJPYの30分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、次の横向き赤色矢印で決済です。
今回の全てのチャートは、利幅を分かりやすくするために、
縦軸の目盛幅を約20PIPS程度に揃えたんですが、
そうしたら上記のような縦長なチャートになってしまいました。
こちらも似たようなエントリーポイントだと分かりますね。
EMA13のラインに上ヒゲがタッチして、且つ、
前日の安値付近でのサポレジ転換を期待してのショートです。
ポンド関連は原油安の影響もあってか、かなり下げましたね。
エントリーした後は、多少の戻りは無視してそのまま保持し、
結局深夜24時を回ってしまった為に翌日にオーバーナイトし、
朝方ストップにかかっての決済となりました。
下降トレンド中の僅かな戻りで決済するような細かいトレードではなく、
“ある条件”を満たすまで、ゆったりとポジションを保有し続けるトレードです。
GBPUSDの30分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、次の横向き赤色矢印で決済です。
こちらは「合点トレード」です。
先に書いた”複数EMAの合点を探せ“の意味は、ここでは伏せておきますが、
上記のチャートを見れば、ある程度は推測できるのではないでしょうか。
決済位置はオレンジラインのように前日の安値に並んだあたりとしましたが、
そのままポジションを保有し続けても良かったですね。
結局この日は3回トレードを行って3勝0敗、合計+315.5PIPSの獲得となりました。
佐野さんいわく、
「こんなシンプルな手法でも勝率8割はいく」
と言っていますが、それを実現させる為には、
持合を避ける裁量判断が身に付いてる事が前提となります。
EMA13が横向きの時にはエントリーしない、
陽線、陰線の混合率が高い時にはエントリーしない、
など、佐野さんはこれまでの動画の中で
持合を避けるための考え方をたくさん提供していますが、
それらを駆使していけば、確かに高勝率も可能でしょう。
個人的にはこのEMAを使ったシンプルでゆったりトレードは気に入っていますので、
何らかの形で持合を避ける方法をインジケーター化して、
もう少し分かりやすくして、購入者さんに提供できればとも思っています。
(注)
記事タイトルが長くなり過ぎてしまうので、
この記事のタイトルには、マエストロFXの名前だけを載せていますが、
FXビクトリーメソッドにも全く同じ動画コンテンツが配信されています。
勝つ為の正しい知識を、効率良くたくさん身に付けるには、、、
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私を専業トレーダーへと導いてくれた商材
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