最近独自特典として追加した「HighLow-Checker」は
ダウ理論的なトレンドを明確にするツールです。
つまり、
高値切り上げ、且つ、安値切り上げなら上昇トレンド、
高値切り下げ、且つ、安値切り下げなら下降トレンド、
というチャート形状を視覚的に分かりやすくするツールです。
なので「HighLow-Checker」はあくまでも
トレードを補佐するツールとしての役割を持たせているものであり、
マニュアルの中でも、手法としての細かいルールは書いていないんですが、
利用の仕方によっては、このツールだけでもトレードはできます。
今回はその一例を掲載します。
「HighLow-Checker」はATR(Average True Range)というテクニカル指標を用いて
高値と安値を独自に割り出した完全オリジナルのインジケーターですが、
その高値と安値の並び、及び、その位置関係を見る事で
今が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、トレンドレスなのかが
ひと目で分かるようになっています。
そして、上昇トレンドならロングのみを狙っていき、
下降トレンドならショートのみを狙っていき、
トレンドレスならトレンドが発生するまで待つ事になります。
リスクリワード=1でストップとリミットを設定して放置の手法
「HighLow-Checker」をトレード手法として利用する場合、
いろんな考え方がありますが、今回は一例として、
エントリー後にリスクリワード=1でストップとリミットを設定して放置する
トレード手法を紹介します。
本当は損小利大で臨むべきだと思うんですが、
この日はあまりチャートを見る時間が無かったので、
できるだけトレード時間を取られないように、
エントリー直後に、利確の指値と損切りの逆指値を
設定しておくやり方を採用しました。
一応、この日の相場状況を確認しておくと、
英のEU離脱相場が落ち着いてきて、
その巻き戻しであるGBP買いとリスク選好のJPY売りが優勢となっていました。
USDJPYの15分足チャート
アクア色ラインが高値を表し、ピンク色ラインが安値を表しています。
そして、14時台の横向き青色矢印でロングエントリーし、
次の横向き青色矢印で決済しています。
チャート図にも書きましたが、エントリー直前に
高値切り上げ、安値切り上げとなっている事が重要です。
トレード手順としては、
直近安値のピンク色ラインが出現した段階でロングエントリーして、
そのピンク色ラインの少し下にストップを設定、
そして、そのストップ幅と同幅のリミットを設定しただけです。
あとは、レートがストップとリミットのどちら側に先にヒットするか、ですが、
トレンドが継続してくれて、先にリミットに到達してくれましたね。
GBPUSDの15分足チャート
アクア色ラインが高値を表し、ピンク色ラインが安値を表しています。
この通貨ペアでは14時台と17時台で2回エントリーしていて、
横向き青色矢印でロングエントリーし、
次の横向き青色矢印で決済しています。
やはり、エントリー前には
高値を示すアクア色ラインが切り上がり、
安値を示すピンク色ラインも切り上がり、
ダウ理論上は上昇トレンドなっている事が分かります。
こちらも2回のロングエントリー共に、
ピンク色ラインが出現した段階でロングエントリーして、
そのピンク色ラインの少し下にストップを設定、
そして、そのストップ幅と同幅のリミットを設定してあとは放置です。
こちらもトレンドが継続してくれて、
2回とも利確の指値に先にヒットしてくれました。
EURGBPの15分足チャート
アクア色ラインが高値を表し、ピンク色ラインが安値を表しています。
こちらの通貨ペアでは、
高値を示すアクア色ラインが切り下がり、
安値を示すピンク色ラインも切り下がり、
ダウ理論上は下降トレンドなっている事が分かります。
そして、14時台と17時台で2回エントリーしていて、
どちらも横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済しています。
今回はリミットを設定した方法でしたが、
仮に、利大を目指してポジションをキープしていれば、
1回のトレードでもっと大きな利益になりましたね。
結局この日は5回トレードを行って5勝0敗、
合計+178.3PIPSの獲得となりました。
できれば損切りトレードもあれば良かったんですが、
幸運にもこの日はエントリー後もトレンドが継続してくれて、
全て利確ばかりのトレードとなってしまいました。
まぁ、普通に考えれば、
大きな時間足に従い、そしてダウ理論上のトレンド定義にも従った上で、
リスクリワード=1にすれば、勝率5割以上は期待できるはずです。
今回は15分足を執行時間軸としましたが、
「HighLow-Checker」はどの時間軸でも用いることができます。
しかし、一般的には時間軸が大きくなるほど
ダウ理論は効きやすくなる傾向にあるので、
「HighLow-Checker」もできるだけ大きな時間軸で利用した方が良いでしょう。
極端な話、1分足の単一時間軸のみでこのツールを用いても、
スプレッドの大きさやレートのランダム性の影響が強くなっていくので、
それほど有効的な使い方はできないかもしれません。
最低でも5分足以上で、そしてマルチタイムフレーム的な考えも導入すると
今回のように優位性のあるトレード手法となるでしょう。
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このツールは現在、TYPE-Pの特典となっていますので、
上記のようなトレードに興味がある方は、
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