先の記事、
トレードマインドの習得~潜在意識は現実と想像を区別できない
の続きです。

自分の理想のトレーダー像をイメージする時に、
~~したい」「~~なりたい
とイメージしてしまうと、達成されていない状態、
つまり、ただ望んでいるだけの状態を現実化してしまうので、
こうしたイメージはやってはいけない、
と書きました。

では、どのようにイメージすれば良いのかというと、、、

「~~している」とか「~~なっている」というように
希望や願望が既に達成された自分の状況をイメージすれば良いわけです。

トレードで言うならば、

私は月500PIPS獲得している
私は勝ち組トレーダーになっている

とイメージすれば良いわけです。

となると、潜在意識は現実と想像が区別できないので、
たとえ現在、勝ち組トレーダーでなくても、
その「~~している」「~~なっている」というイメージをそのまま受けいれて
自然と脳や体がそれに適した状態になってくれるんですね。

もちろん、数回やっただけでは、そして、軽く想像しただけでは
潜在意識には届きませんよ。

何度も何度も、そうなっている自分をリアルに鮮明に具体的に
その時の行動、その時の思考、その時の感情を想像するんです。
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チャートを頭の中でイメージします。。。

現在、レジスタンスライン付近までレートが上げてきて、
ブレイクするかどうかの攻防になっています。

いつもの見慣れたプライスアクションなので、
その様子を冷静に落ち着いて見守っている自分がいます。

そして、とうとうレジスタンスラインをブレイクしてきました。

しかし、慌てて飛び乗る事はしません。
それは自分のルールでないからです。

いつも通り、一旦プルバックが起きるのを待ちます。

そして、軽く調整で下げてレジサポ転換が確認できた後で
ようやくロングエントリーです。

あとはレートの動きに任せます。

なぜなら、自分が何を考えようとも、
それはレートの動きに関係ない事をしっかり理解しているからです。

そして、所定の利確位置に到着し、いつも通りに決済します。

その後レートが更に上げようが関係ないです。
そして、このトレードで資金が幾ら増えようが関係ないです。

私はただ期待値>1の行為を繰り返しているだけですから。。。

こんな感じでしょうか。

もちろん、利益になった時だけではなく損切りトレードも同様です。

自分のルールに則り、押目買いでエントリーし、
いつもどおりストップを設定します。

エントリー後はある程度は上昇したものの
次第に上げの勢いがなくなって反転下落して、
エントリー値も下回ってきました。

しかし、それで何が変わるわけでもありません。
いつもの見慣れた光景なので、淡々とチャートを眺めています。

そして、レートがさらに下がり、
結局ストップにかかって損切りとなってしまいましたが、
そこにはいつもの冷静な自分がいます。

その後レートが反転して上げようが関係ないです。
そして、このトレードで資金が幾ら減ろうが関係ないです。

私はただ期待値>1の行為を繰り返しているだけですから。。。

こんな感じでしょうか。

あなたの理想とするトレーダー像、
それこそ現実と見分けがつかないくらいに、
あたかも過去に経験しているかのように、
自分の行動、思考、感情を鮮明に想像しましょう。

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更には、トレードにおける自分の行動、思考、感情だけではなく、
その時の周りの環境もリアルに想像しましょう。

優雅でスローテンポなクラシック音楽が流れている。。。
温かいココアを飲んでリラックスしている。。。
心の落ち着くラベンダーのアロマテラピーの香りが部屋中に満ちている。。。
飼い猫が膝の上に乗ってきて眠っている。。。

などなど、さも自分のリアルな日常であるかのごとく
五感の全てを想像するんです。

ここまで出来れば、現実と想像を区別できない潜在意識は
それをあなたの日常と受け止めて、
そのような脳と体になるように変化していき、
そのような勝ち組トレーダーの行動、思考、感情へと変化していきます。

間違って解釈してほしくないんですが、
潜在意識に自分のイメージを植え付ければ、
何でもできるようになるわけではないですよ。

空を飛んでいる事を想像したとしても空を飛べるようにはなりませんし、
瞬間移動を想像したとしても瞬間移動ができるようにはなりません。

それは想像ではなく、空想です。
人間の域を越えています。

しかし、人間の体にはホメオスタシスの働きが備わっていますので、
心と体はいくらでも自浄作用で改善させる事はできるはずです。

、、、と、いろいろ書きましたが、
私はこうした分野の専門家ではないので、
あまり偉そうなことは言えないんですが、
もしも、潜在意識について興味がある方はネットで検索してみてください。

私以上に詳しい方はたくさんいますので、
そちらを参考にしてトレードに活かしても良いと思います。