MT4裁量トレード練習君プレミアムの独自特典としては、
「こすぎ流押目戻り通知インジケーター」
「こすぎ流逆張り通知インジケーター」
「オシレーター系MTFインジケーター3セット」
の3種類を提供しています。
そして今回は、これらのうち
「こすぎ流押目戻り通知インジケーター」
「こすぎ流逆張り通知インジケーター」
のシグナルの有効度を高める “ゾーン” という考え方について紹介ます。
ゾーンとは、簡単に説明すると
サポートエリア、レジスタンスエリア
のことです。
通常なら、
下げ止まりそうな位置にサポートライン、
上げ止まりそうな位置にレジスタンスライン
を引くのが一般的ですね。
しかし、チャート形状によっては、
サポレジとして明確な1本の水平ラインが引けないケースも多いです。
そのような場合には、
ラインのように1次元的にサポレジを捉えるのではなく、
ゾーンとして2次元的にサポレジを捉えるようにします。
つまり、支持線、抵抗線のような線ではなく、
支持地帯、抵抗地帯というように、
ある程度の幅を持たせたゾーンとしてサポレジを捉えることで
環境認識しやすくする考え方です。
実際のゾーンの引き方は以下に掲載します。
サポートゾーンやレジスタンスゾーンからの反転
「こすぎ流押目戻り通知インジケーター」と
「こすぎ流逆張り通知インジケーター」は過去チャートの検証から
有効度の高い位置にシグナルを出現させるようにしていますが、
残念ながら、裁量要素の多いサポレジの概念までは
ロジックに含まれていません。
よって、もしかしたら、
サポートを割ったにも関わらず
ロングのシグナルを出してしまったり、
レジスタンスを超えたにも関わらず
ショートのシグナルを出してしまったりするケースも無くはないです。
そこで、その時々のチャート形状から
手動でサポレジを引いてほしいのですが、その際、
サポートライン、レジスタンスラインではなく、
サポートゾーン、レジスタンスゾーンを引いても良いです。
この日、15分足を執行時間軸にして
ロンドン時間からチャート監視を始めましたが、
サポートゾーンを意識してその上でロングのシグナル待ち、
レジスタンスゾーンを意識してその下でショートのシグナル待ち、
という戦術を取りました。
AUDJPYの15分足チャート
横向き青色矢印でロングエントリーして、
次の横向き青色矢印で決済です。
チャート内に横長青色エリアがありますが、
これが私が引いたサポートゾーンです。
東京時間に急騰していますが、
その前に先週から今週にかけて
一時的な高値が2ヶ所あるのが分かりますでしょうか。
その幅がサポートゾーンとなります。
仮にこれを1本のラインだけで引くと、
先週の高値から引くべきなのか、
今週の高値から引くべきなのか、迷ってしまうでしょう。
このような場合は、上記のように、
その高値間をサポートゾーンとして捉えて、
このゾーン間での反発を期待します。
実際のチャートの流れとしては、
ロンドン時間に入ってからレートは急落しましたが、
このサポートゾーンで反発し、それと同時に
「こすぎ流押目戻り通知インジケーター」で上向きアクア色矢印の
ロングシグナルが出ており、このタイミングでエントリーです。
利確目標値は急落前の高値付近に設定しましたが、
残念ながら価格は下落傾向、
その後も再度サポートゾーンから反発の動きも見られましたが、
弱い動きに変わりなく、結局24時でタイムアウトとなり、
小幅損切りで決済しました。
トレーディング的には損切りで終わりましたが、
ゾーンの引き方としては典型的と言ってもよいでしょう。
USDJPYの15分足チャート
横向き青色矢印でロングエントリーして、
次の横向き青色矢印で決済です。
チャート内に横長青色エリアがありますが、
これが私が引いたサポートゾーンです。
先週の急落時の安値とこの日の安値付近の間で引いています。
ロンドン時間初動時に
「こすぎ流逆張り通知インジケーター」による
上向き緑色矢印のロングシグナルが2ヶ所出現していますね。
これでエントリーしても良かったんですが、
サポートゾーンに触れていないのが気になりました。
もう少し下げ余地があるのかも、と思い、
エントリーせずに監視継続しましたが、
やはりその後、サポートゾーン内まで下がっていきましたね。
それを確認してのロングエントリーです。
利確目標値は東京時間の高値付近に設定しましたが、
ギリギリ届かず、こちらも24時でタイムアウトとなり、
小幅利確で終わっています。
この時はシナリオ通りにサポートゾーンまで下がってくれましたが、
仮に、サポートゾーンまで下がらずに上げ続けていたら、
エントリーせずに見送っていたでしょう。
EURCADの15分足チャート
横向き青色矢印でロングエントリーして、
次の横向き青色矢印で決済です。
チャート内に横長青色エリアがありますが、
これが私が引いたサポートゾーンです。
EURCADはマイナーな通貨ペアですが、
メジャーな通貨ペアでトレンド状態 & ゾーンが引けるチャートが
他に見当たらなかったので、
選択制の特典である
TYPE-I [こすぎオリジナルツール TrendSearcher]
を使ってEURCADを選びました。
同じく、サポートゾーンにタッチしてから反発し、
上向き青色矢印のロングシグナル確認でエントリーです。
利確目標値は先週の高値付近に設定しましたが、
こちらはギリギリ届いてくれて利確決済となりました。
USDCHFの15分足チャート
横向き赤色矢印でショートエントリーして、
次の横向き赤色矢印で決済です。
チャート内に横長青色エリアがありますが、
これが私が引いたレジスタンスゾーンです。
「こすぎ流逆張り通知インジケーター」による
下向きオレンジ色矢印のショートシグナルが出現した時には
僅かにレジスタンスゾーンに届いていませんでしたが、
まぁ、このくらいは許容の範囲内でしょう。
移動平均線付近に利確指値を設定し、
無事決済まで行きました。
この日は、4回トレードを行って3勝1敗、
合計+22.7PIPSの獲得となりました。
サポレジをラインとして捉えるか、ゾーンとして捉えるか、
各トレーダーによって好みは分かれるでしょう。
これに関しては、どちらが正解という訳ではなく、
自分に合っているか、自分が納得できるかどうかが重要です。
ライン引きに共通の定義が無いように
ゾーン引きにも共通の定義はありませんので、
自分で色々と試してみてください。
このツールを使わないとトレード経験に圧倒的な差をつけられてしまいます。
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