昨日、10月9日の15時付近のEURJPYの15分足チャートを再掲します。
このチャートの動きを見た時に、
「急落後、今度はジリジリと戻りを試す動きとなっていますが、
昨日まで下値支持線だった赤いライン付近に到達してきました。」
と書きました。
そして、「前回の支持線が今回の抵抗線」ということを指摘し、
この赤い抵抗線ラインを抜け切れず、下げることになったら、
再度、ショートが有効と書きました。
その後のチャートの動きは、以下のようになりました。
ジリジリと戻していた上昇トレンド時には、
オレンジラインで引いた、きれいな下値支持線が見えますね。
15時までに、赤い抵抗線ラインを3度ほど試した後、
下方向へ向かう動きとなりました。
15~16時にかけて、オレンジラインを割る動きとなったのが分かります。
ちょっと見にくいですが、オレンジラインを割れた後、
一旦、小さな陽線が見えます。
その小さな陽線の始値を割れた辺りでショートを仕掛けるのが
理想的ではないでしょうか。
丁度、同タイミングで遅行スパンが陰転しており、
かつ、青色スパン割れでもあり、確率の高いショートのタイミングです。
その後は一気に急落、直近の安値レベルである、青緑色の水平ライン付近まで
下げていきました。
そして、この安値レベルも、みんなが意識しているラインですので、
一旦、止まる事になります。
ロンドン時間からNY時間にかけて、3度ほどこの安値割れを試した後、
23時過ぎに、ようやくその安値ラインも明確に割れることになります。
仮に、オレンジライン割れで、ショートポジションを持つことができたら、
青緑色の安値ラインで一部利確、
その後は、逆指値を赤色スパンの少し上の辺りにおいて、
トレーリングする事が有効です。
市場参加者が同じように考えている時は、
長い陽線や長い陰線が出現します。
今回は、分かりやすいチャートパターンだったので、
ライン割れで市場参加者の意思が一致したようです。
FX初心者のうちは、こうしたライン引きが難しく感じるかもしれませんが、
毎日のように引いていれば、慣れてきます。
そして、市場参加者がどのラインを注目ポイントにしているのかも、
徐々に分かってきます。
ちなみに、チャート図で表示しているピンク色の線は、遅行スパン、
赤色の雲や青色の雲は、スパンモデルと呼ばれるもので、
マーフィーの最強スパンモデルという情報商材で詳しく解説されています。
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