マナブ式FX完全マスタープログラムの手法を用いての実践トレードですが、
私が病院を退院してからも相場の動きは特に変化はないようですね。

ファンダメンタル的な市場のメインテーマとなるような材料は無く、
相変わらずの低ボラティリティの相場が継続しています。

長期的に大きく区切っていくと、
今年に入ってからは低ボラティリティの相場と言えるでしょうね。

まぁ、長くFXトレードを継続している間には、
こうした時期も経験しなければいけない、という事でしょうか。

このような低ボラ相場の時には、順張りで相場に臨もうとした場合は、
たとえどんな手法を用いたとしても苦戦を強いられるでしょう。

これは手法の問題ではなく、相場環境の問題です。

相場が動かない時に、動く事を前提とした手法が効きにくいのは当たり前ですね。

デイトレとして今の低ボラ相場に対応するには、
スキャルピング的にコツコツと細かい利幅を積み重ねていくか、それとも
チャートの抵抗線、支持線をより意識して、節目節目で利確していくか、それとも
時間がかかるのを承知の上で、通常通りのルールで凌いでいくか、
でしょうか。

現在の私は、退院明けですので、
スキャルピング的にチャートを見続けるのは体力的にちょっと辛いので、
昨日は、マナブ式FXによる5分足メインのトレードで
チャートをチラチラ見るだけで済むトレードをしてみました。

以下では、5分足チャートしか載せていませんが、
仕掛ける前には30分足チャートの形状を確認していて、
その方向性に沿って仕掛けている事をここで前もってお知らせしておきます。

まずは、GBPUSDの5分足チャートです。
gbpusd5m140710
最初の赤色矢印がショートエントリーで、次の赤色矢印が手仕舞いです。

ロンドン時間以降、方向性が明確になってからショートを仕掛けましたが、
エントリー後はしばらく持合が続いてしまいました。

GBP関連の通貨ペアならそれなりの値幅も期待できると思ったんですが、
ロンドン~NY時間と3時間以上もかけて、ようやく9PIPS程度の利確なんて、
本来ボラティリティのあるGBPでは、通常有り得ないですね。

これも低ボラ相場の影響ですね。

次に、USDJPYの5分足チャートです。
usdjpy5m140710
最初の青色矢印がロングエントリーで、次の青色矢印が手仕舞いです。

USDJPYは特に値幅が狭い通貨ペアなので、それほど期待していませんでしたが、
30分足チャート、5分足チャートともに、
マナブ式FXにおけるエントリー条件に一致したので、仕掛けてみましたが、
やはりエントリー後は持合に捕まった感じになってしまいました。

小幅損のまま時間だけが過ぎていき、
深夜の24時を前にして、これ以上粘っても仕方ないと諦め、
時間切れで小幅損切終了としました。

次に、AUDUSDの5分足チャートです。
audusd5m140710
最初の赤色矢印がショートエントリーで、次の赤色矢印が手仕舞いです。

AUDUSDは30分足チャートでは上昇トレンドが続いていましたが、
この日の前日には上昇も止まり、
高値圏での持合から徐々に下値を切り下げる動きが見られ、
Coral(コーラル)を下回り、も下回ってきて
下降トレンドに転換した形状となってきました。

そこで5分足チャートでタイミングを計ってショートを仕掛けましたが、
安値圏でしばらく持ち合った後に、上向きに方向が変わってしまいました。

マナブ式の基本ルール上は、まだ損切り水準に達していませんでしたが、
チャート的には明らかに上向きとなり、また時間的にも深夜近くになってきたので、
淡々と損切り終了で終わらせました。

最後に、EURJPYの5分足チャートです。
eurjpy5m140710
最初の青色矢印がロングエントリーで、次の青色矢印が手仕舞いです。

この日のEURJPYを30分足チャートで見た場合、
ロンドン時間中は多少買い優勢かと思われる程度で
まだの下に位置していたので、様子見を継続していました。

そして、NY時間に入り、ようやく上向きに動意づき、
30分足チャートで上昇トレンドを確認し、
5分足チャートでタイミングを計ってのエントリーとなりました。

この上昇トレンドはユーロ買いの流れでしたが、
久しぶりに綺麗に動いてくれましたね。

利確位置はマナブ式FXにおけるサブウィンドウのライン転換を見ての判断で
行っており、高値圏でのベストなタイミングでの利確と言えるでしょう。

結局この日は、4回トレードして2勝2敗、合計+18PIPS程度となりました。
chart14071005
低ボラ相場における順張り手法としては、まずまずでしょう。

今年からFXを始めた初心者の方で、
情報商材を購入してそのルール通りにやっているにも関わらず
思ったほどの成績が残せないのは、
現在の低ボラ相場が影響している可能性もあります。

現在売られているFX情報商材は、
今年に入ってからの歴史的な低ボラ相場を前提とした手法ではないので、
順張り系の、特に利大を追求するタイプの手法を提供している商材では、
なかなか機能しない場面もありますが、これは仕方のない事です。

全ての相場環境で通用するオールラウンドの手法なんて有り得ないですから、
低ボラ相場ならそれ用に修正して適用する事も必要かもしれません。

そんな中、マナブ式FX完全マスタープログラムは利大を追求するタイプではなく、
基本的にはチャートの1波動分を捉えるタイプの手法ですので、
順張り系の商材の中では今の低ボラ相場でも機能しやすい商材といえるでしょう。

エントリーと決済のタイミングを計るには最も的確な商材です。
マナブ式FX詳細レビュー、本気なら最後まで読んでください