最近のFX商材の流行りとしては、
著者が開発した独自のインジケーターをMT4にイントールさせる事で、
チャート上に様々な情報を表示させ、
その情報に従ってトレードさせるものが多いですね。

特に、エントリーや決済の時に矢印などのマークを表示させる
いわゆる “シグナル系” とでも言うんでしょうか、
ある程度、インジケーター側でトレードの手順を示しておいて、
トレーダーはそのシグナルに従って行動するだけ、
というスタイルが主流になりつつあります。

これは、”分かりやすさ“、”シンプルさ“を前面に押し出した販売戦略であり、
また、トレード戦略でもあるわけですが、
私としては、これはこれで全然有りだと思っています。

インジケーターに代表されるトレードツールというものは、
人によって利用しやすい、利用しにくいなどの好みがありますし、
ツールの見せ方ひとつで同じ相場でも
エントリーのタイミングがうまく取れたりするケースもあります。

なので、シグナル系のFX商材がたくさんあれば、選択の幅が広がるので、
自分好みのトレードツールも見つけやすくなるでしょう。
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しかし、私がこれまでシグナル系FX商材の販売ページを見てきた感じでは、
訪問者ウケ“する事が狙いなのか、シグナルがたくさん出るように
設計されているインジケーターが多いのが気になりますね。

販売ページにチャートを掲載して、
これでもか!」というくらいにエントリーの矢印がたくさん出ていて、
その矢印に従ってトレードしていけば連戦連勝!
というのは、よくある販売演出です。

そのようなチャートイメージを見せられると、訪問者も

そのエントリー矢印に従うだけで勝てる

という事を連想しがちですが、実際の相場はそんな単純ではないですね。

何も考えずにただシグナルに従うだけのトレードでは、
残念ですが、好結果は望めないでしょう。

私のブログでもいろいろなシグナル系の商材を紹介していて、
それらの個別記事もたくさん書いていますが、
単にシグナルに従ったトレード結果を載せているのではなくて、

その時に何を考え、どのようなチャート分析を行い、
どういう理由でシグナルの取捨選択をしたのか

そこまで踏み込んだ上で記事を書いているケースが多いですよね。

あくまでもシグナルというのは、トレードの”きっかけ“に過ぎず、
それに従うべきか否かは、環境認識などのチャート分析を
自分で行った上で決める事です。

要するに、
どこに自分なりの裁量を挟むのか、裁量判断を加えていくのかが重要です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、何でも良いんですよ。

移動平均線より上ならロングだけ、下ならショートだけ、でも良いですし、
高値安値の切り上げならロングだけ、切り下げならショートだけ、でも良いですし、
大きな時間足によるマルチタイムフレーム分析を加えても良いですし、
持合を避けるルールを加えても良いですし、
何かしら自分なりのアイデアを加えてシグナルを取捨選択してみるんです。

そして、それらのデータを記録保存していって、その有効性を判断してみます。

もちろんたった数回のトレードではだめですよ。
デモトレードでも、過去チャートからの検証データでも、たくさんデータを貯めて、
シグナルが効きやすい場面を見つけていく作業が必要となります。
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また、シグナル系以外にもEA(自動売買)ソフトも相変わらず人気のようですね。

EAならば、それこそ完全無裁量、完全システムトレードで、
販売ページにも、放ったらかしで何もせずに資金が増える
というニュアンスを含ませるような魅力的な文章が書かれていますが、
やはり、実際の相場ではそんなにうまくはいかないものです。

EAの運用の仕方にはトレーダー毎にそれぞれ主義がありますが、
私なら、放ったらかしで運用するようなことはせずに、
ここでも自分なりに分析して、裁量判断を加えて運用していきます。

やはり、EA(自動売買)というのも、トレードの”きっかけ“に過ぎず、
それを動かすべきか否かは、環境認識などのチャート分析を
自分で行った上で決める事だと思っています。
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私自身もツールは好きで、EAを含め自分でたくさん開発していますが、
エントリーのタイミングを計るような
シグナル系のインジケーターにはそれほど興味はなくて、
どちらかというと、そこへ至るまでの環境認識の方法だったり、
どれだけ分かりやすくて優位性のある相場状況なのか、
全体的なトレンド状況だったり、レンジ状況だったりを認識する系の
インジケーターを開発する事が多いですね。

まぁ、シグナル系はFX商材でたくさん販売されていますし、
それと同じようなものを開発しても面白くないですし、
できるだけオリジナルのインジケーターを作りたいですからね。

そういった私の考えを反映してか、このブログの「ご購入者特典」も
環境認識系のインジケーターが多くなっています。

FX商材の中で提供されている “シグナル系” のインジケーターと
私の特典の “環境認識系” のインジケーターを組み合わせれば、
トレード成績の向上が望めるかもしれませんよ。