FXの情報商材にあなたは何を期待しますか?

 

もちろん最終的には、相場で利益を上げる事が目的ですので、
それが実現できるような内容を期待するわけですね。

 

しかし中には、その期待の方向性が間違っている人もいます。

 

情報商材の内容に、
裁量の余地が全く入ることのない、誰にでも分かる具体的で明確なエントリー条件、
及び、クローズ条件の提示を求めている人がいます。

 

そして、提示された条件を何も考えずに、
ただ実行するだけで利益が得られる事を望んでいる人がいます。

 

残念ですが、そのような情報商材はないと思ったほうが良いでしょう。
仮に、そのような情報商材があったとしたら、
私はおそらく懐疑的に見てしまうでしょう。

 

ローソク足がチャートの右端で1本ずつ生成される過程において
徐々にチャートの景色が変わっていき、
全く同一の形状は決して現れない相場において
裁量の余地の全くない条件では、
長期的に考えたら、その手法は期待値<1である可能性が高いです。

 

もちろん情報商材には、具体的な手法、ロジックの提示は欠かせません。
それにより勉強の方向性、チャートの見方が決まってくるからです。

 

しかし、全くの融通の利かない手法、ロジックは
トレーダーの学習範囲を狭め、スキル向上の障害になってしまいます。

 

情報商材というのは、相場の勉強を限りなくゼロに近づけるものではありません。
その中で語られているテクニカル分析などを学習することで、
自分なりに優位性があると思われる勝てるエントリーポイント、
及び、最適な手仕舞いポイントを見つけ出すために利用するものです。

 

中には、情報商材で語られている手法の条件に不満を持って
更なる細かい条件を、自分で勝手に付け加えたりする人もいるかもしれません。

 

そうした勉強の方向性が間違っているとは断定できませんが、
私なら、提示された条件の、更なる細かい基準を加えるようなことはせずに、
商材の中で語られている条件を、相場に合わせてどのように使い分けるか
に勉強の方向性を持っていくでしょう。

 

FX初心者にとって、情報商材を勉強する事は必ずプラスになります。
(少なくとも私のブログで紹介しているFX情報商材は
全て値段以上の価値があると断定できます)

 

情報商材の内容を全て理解する事も勉強ですが、
それはどちらかというと暗記の部類に入ります。

 

情報商材で勉強した事を実践に生かすには、
その中で語られている考え方、方針でチャート画面を見つつ
デモトレードを繰り返して、その情報商材用のスキルを磨かなければいけません。

 

そうしたスキルを磨く事で、
情報商材の中で使われている優位性のある複数のテクニカル指標を、
適切に分析することが出来るようになり、
その結果、確率の高いエントリーポイントを
見つけ出すことが出来るようになっていきます。