スパンモデルを使った手法というのは、いろいろあるのですが、
例えばメインで使っている時間足にスパンモデルを表示させ、
そして、もう一つ小さい時間足にもスパンモデルを表示させる手法もあります。

 

スパンモデルを使ったマルチタイムフレーム分析ですね。

 

分析の仕方としては、
メインで使用している時間足で、青色ゾーンが出現している場合、
当然それまでの間は、買い優勢の展開となっているはずです。

 

上げている、上昇トレンドになっているからこそ
青色ゾーンが出現しているんですね。

 

ということは、
もちろん、その一つ下の小さい時間足でも、当然買い優勢であり、
下げている期間よりも、上げている期間の方が長いわけです。

 

となると、当然小さい時間足でも、
青色ゾーンの出現率の方が高いわけで、
その青色ゾーンの期間をロングでエントリーすれば、
確率が高いトレードができる可能性があります。

 

視覚的に分かりやすいというのは、
損切りの場合にも役立ちます。

 

基本的に、青色ゾーンが出ている時にロングポジションを持ちますが、
もし、レートが青色ゾーンを割り、そして、赤色ゾーンに変わってしまった場合、
自分のロングのポジションにとても違和感を覚えます。

 

これは、スパンモデルを利用した事がある方なら分かると思いますが、
自分のロングポジションが雲を割ったしまった場合、
損切りしたくてたまらない心理状態になります。

 

これが結果、功を奏する事がよくあります。
おそらく、雲という幅を持たせたゾーンが、
心理的にじわじわと損切りへの処置を迫ってくる為だと思います。

 

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