マーフィーのスパンモデルFXプレミアムに基づいてチャート画面を設定すると、
様々なラインが表示される事になりますが、
その中でもっとも重要なのが「遅行スパン」です。
何はともあれ、遅行スパンの位置を確認しておけば、
現在の相場の基調を外すことなく、
勝率の高い、優位性を持ったトレードができます。
遅行スパンとはどういうものかというと、
下記チャートにおけるピンク色のラインの事です。
「マーフィーのスパンモデルFXプレミアム」には、
スパンモデルとスーバーボリンジャーという2つのチャート画面があって、
上記はそのうちのスパンモデルのチャート画面です。
さて、このピンク色で表示されている遅行スパンの正体ですが、実は単純です。
ローソク足の終値を線でつないで、
それをローソク足26本分後ろに移動させただけのものです。
ただそれだけのラインです。
それだけのラインにも関わらず、
このラインとローソク足との位置関係を見るだけで
今の相場の基調を把握する事ができます。
具体的には、
遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足を上回って推移していれば
その状態を陽転と呼び、買い優勢と判断します。
また、
遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足を下回って推移していれば
その状態を陰転と呼び、売り優勢と判断します。
そして、
遅行スパンの先端が、同じ位置にあるローソク足と重なっており、
絡んだ状態になっていれば、持合いと判断します。
私がスパンモデルFXプレミアムを購入し、初めて遅行スパンを勉強した時には
「ローソク足の終値をつなげて、
26本後ろに下げただけのラインで何が分かるの?」
「そんな単純なラインじゃ何もわからないよ」
と半信半疑に思っていました。
しかし、、、
実際に遅行スパンに従い、その優位な方向のみに仕掛けるようになってからは
トレードの成績が格段に良くなりました。
具体的な利用の仕方は、商材を見て勉強してほしいのですが、
遅行スパンは相場の基調を表しているので、
別の見方をすれば、トレンド転換のタイミングも教えてくれます。
例えば、以下のようなスパンモデルのチャートの場合だと、
遅行スパンの陽転とスパンモデルの色の変化、
つまり、赤色ゾーンから青色ゾーンへの変化が
ほぼ同タイミングで起こっていますよね。
このような場合は、相場がトレンド転換した可能性が高く、
そのタイミングでロングのポジションを持つ事が推奨されます。
しかし、毎回このようなベストなタイミングで
トレンド転換してくれるとは限りません。
チャートの形状によっては、遅行スパンは陽転しているが、
スパンモデルはまだ青色ゾーンへ転換していなかったり、
逆に、スパンモデルは青色ゾーンへ転換しているけれども、
遅行スパンはまだ陽転してないチャート形状の時もあります。
以下のチャートがその例ですね。
これは安値圏で持合後、遅行スパンが陽転しましたが、
その段階では、まだ赤色ゾーンの中にレートが存在しており、
それからローソク足20本ほど経過してから、
ようやく青色ゾーンへ転換しています。
このように、遅行スパンとスパンモデルのタイミングがズレて、
トレンド転換する事もあります。
相場の流れやチャートの形状というものは、さまざまなものがあり、
全てのチャート形状で必ず機能する手法というものは有り得ません。
このようにタイミングがズレている場合は、
ベストなタイミングでポジションを持つ事は難しいですが、
無難に判断するなら、
遅行スパンの陽転と青色ゾーンへの転換が両方確認できた段階で、
チャートの形状によっては、ポジションを持つ事を検討しても良いでしょう。
しかし、遅行スパンとスパンモデル、あえてどちらかを優先するなら
私は遅行スパンの転換を優先します。
つまり、遅行スパンが陽転した段階で、仮に青色ゾーンに転換していなくても、
ロングを検討する価値は十分に有ると思っています。
それほど遅行スパンの優先順位は高いものと言えます。
今の私は、遅行スパンに逆らったポジションを持つ事は、ほとんどありません。
遅行スパンが陽転しているのにショートポジションを持ったり、
遅行スパンが陰転しているのにロングポジションを持ったりする事は、
私にとっては、心理的な違和感が非常に大きく、
安心してトレードをすることができません。
つまり、潜在意識レベルにまで深く浸み込んでいるラインとなっており、
私の手法の核となる部分でもあります。
あなたにはこれだけは絶対に外せない、自分の手法の核がありますか?
私こすぎもチャートには必ず表示させているお気に入りの商材です。
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