最近の記事で、
『環境認識は「FXビクトリーメソッド」を採用している』
と書いたところ、
「環境認識とはどういった作業、分析を指すのですか?」
という質問を頂きました。
トレードにおける”環境認識“という言葉の明確な定義は決まっていないのですが、
個人的には、
“大きな時間足のチャートの流れから、
今後、上と下のどちらのトレンドになりやすいのか、
それとも、レンジになりやすいのかを判断するテクニカルな分析方法”
と捉えています。
要するに、自分がこれからトレードする時間内、
スキャルピングなら今から1~2時間後くらいに、
デイトレなら今から5~6時間後くらいに、
スイングなら今から1週間後くらいに、
レートがどちらに動きやすいのか、
確率的に高いと思われる方向を分析することです。
もしも上向きに動く可能性が高いと思われるならロング指向で臨んでいきますし、
もしも下向きに動く可能性が高いと思われるならショート指向で臨んでいきますし、
もしもよく分からなければその通貨ペアはトレード対象から外します。
この環境認識が最も重要で、
レートの方向性さえ間違わなければ、
仮に、エントリーのタイミングが悪かったとしても、
大きな時間軸の方向性が助けてくれることも多いです。
そして、FXビクトリーメソッドでは、
この環境認識の役割をボリンジャーバンドに任せています。
つまり、ボリンジャーバンドが
上向きなら上昇トレンド、
下向きなら下降トレンド、
拡大中ならエクスパンション初動で勢いのあるトレンド、
縮小中ならエクスパンション終了でレンジ傾向、
これが基本的な指針です。
さらに、このボリンジャーバンドに加えて、
レジスタンスラインやサポートラインの位置、
直近の高値安値の位置も考慮すると、
より精度の高い環境認識になります。
さらにさらに、これらを複数時間軸で行うマルチタイムフレーム分析も加えると、
より多次元的な環境認識になります。
これらで方向性を確認したら
あとはFXビクトリーメソッドのマニュアル内に書いてある具体的な条件に従って
エントリータイミングを計るだけです。
エクスパンションでの典型的な順張りトレード
25日(火)の東京時間から
FXビクトリーメソッドでトレードしてみました。
東京時間は基本的にレンジ相場になりやすく、
値動きが少ないとスクイーズ相場になります。
この日はボリンジャーバンドの絞り込みが明確で
分かりやすいスクイーズ相場だったので、
エクスパンションの初動を狙うシナリオを立てました。
そして、最近はドル売り円売り傾向が見られるので、
ドルストレート、クロス円共に、
「できれば上向きに仕掛けたいなぁ~」
という思いがあったんですが、
以下、希望通りの展開になってくれました。
GBPJPYの30分足チャート
横向き青色矢印が3つありますが、
最初がロングエントリー、
2つ目と3つ目が分割決済になります。
注目ポイントはエントリー直前のボリンジャーバンドが内側を向き、
絞り込まれていてスクイーズになっていることです。
そこから再びボリンジャーバンドが拡大し始めた初動を捉えて
ロングエントリーしていますね。
これがエクスパンション初動における典型的な順張りトレードです。
エントリー後はそのまま上昇トレンドが続き、
直前の高値に並んだあたりで最初の分割決済、
そして、できるだけ引っ張って残りのポジションを決済しました。
ちなみに、
メインチャートとサブウィンドウに表示されているインジケーターは
私からの独自特典
『FXビクトリーメソッドの実行に最適化した
インジケーター4種』
です。
どのインジケーターを使うのかは一部秘密にしているので
モザイクをかけています。
GBPUSDの30分足チャート
横向き青色矢印が3つありますが、
最初がロングエントリー、
2つ目と3つ目が分割決済になります。
こちらもボリンジャーバンドの絞込みからの拡大初動を狙ったトレードです。
途中、含み損になる場面もありましたが、
大きな時間軸の方向性が助けてくれて
無事利確まで到達できました。
EURJPYの30分足チャート
横向き青色矢印が3つありますが、
最初がロングエントリー、
2つ目と3つ目が分割決済になります。
こちらのチャートは横軸を狭くして
直近3日分の値動きを表示してみました。
3日前にもスクイーズからの下向きブレイクの場面がありましたが、
今回はスクイーズからの上向きブレイクです。
直前の高値で半分決済した後はそのままキープして、
残り半分のロットは、FXビクトリーメソッドでのマニュアル通りの決済、
エクスパンションの本体を獲れました。
結局この日は、3回トレードを行って3勝0敗、
分割決済は平均化して、合計+137.4PIPSの獲得となりました。
今回は掲載したトレードは
どれもエクスパンション初動を狙ったブレイク系になりましたが、
チャートパターンとしては教科書的で分かりやすかったですね。
上記では30分足チャートだけの掲載でしたが、
当然ながら日足、4時間足レベルの環境認識も済ませてあります。
大きな時間足に逆らっていないから、
確度の高いトレードができるんですね。
私を専業トレーダーへと導いてくれた商材です。
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