人生は選択の連続です。
今日はどんな服を着ていこうか、
プレゼン資料はいつ作成しようか、
コンビニ弁当は何にしようか、
彼女に告白すべきか、
会社のことから家庭内のことまで
簡単な問題から難しい問題まで
選択すること無しで生きていくことはできません。
ありとあらゆる場面で私達に選択を迫ってきます。
難しい問題、大きな問題、人生が変わるような問題は自分で決めることができず、
家族や知人にアドバイスを求めて決める事もあるでしょう。
でも、その時に重要なのは、
“最終的には自分で決めた”
という意識です。
様々な可能性を考慮して、自分にとってベストな選択だったとしても、
結果的には上手くいかなかったり、間違いだったということもあるでしょう。
しかし、間違いだったとしても、
自分で決めたという体験を繰り返すことで、
“選択した結果がどうなろうと、自分で決めたことの責任は自分が負う”
という意識と覚悟が蓄積していくことなります。
こうして責任感のある常識的な大人になっていきます。
しかし、最近は、、、
日本の教育がいけないんでしょうか、
家庭環境が希薄になっているのがいけないんでしょうか、
SNSが発達したのがいけないんでしょうか、
自分で選択したにも関わらず、責任を避ける人が増えてきたように思います。
どこを勘違いしているのか、
他人に従っていれば責任を取らない楽な人生が送れるとでも思っているのでしょうか？
“最終的には自分で決めた”
が、そんなに嫌なんでしょうか？
親に言われたからその通りにやっただけ
友達に言われたからその通りにやっただけ
本に書いてあったからその通りにやっただけ
YouTubeで言っていたからその通りにやっただけ
テレビで言っていたからその通りにやっただけ
そして、上手くいかなかった時に、
アドバイスをしてくれた人、参考にした対象に
「言う通りにやったのに上手くいかなかったぞ！」
と怒りを感じるようになります。
自己責任の意識があると、
上手くいかなかった事実を受け入れて、問題解決に自分から取り組むことできますが、
自己責任の意識がないと、
上手くいかなかった事実を否定し、問題解決に自分から取り組まなくなります。
実際のところは、上手くいかなかった時こそ成長するチャンスなんですが、
他人に選択を委ねると、自ら問題解決に取り組もうという意識が乏しくなり、
成長するチャンスを自ら摘み取っています。
「最終的には自分で決めた」という意識があるか
トレードは選択の連続です。
どんな書籍で勉強するべきか、
どのブログを参考にすべきか、
どのインジケーターを使うべきか、
いつエントリーすべきか、
いつ決済すべきか、
ありとあらゆる場面で私達に選択を迫ってきます。
その際、どうしても自分では解決できない問題、
自分で決めることができない問題、
知識不足で適切な判断が下せない問題については、
経験者にアドバイスを貰って決める事もあるでしょう。
でも、その時重要なのは、
“最終的には自分で決めた”
という意識です。
様々な可能性を考慮して、自分にとってベストな選択だったとしても、
結果的には勉強の方向性が間違っていたり、
トレードで損切りになってしまうこともあるでしょう。
しかし、上手くいかなかったとしても、
自分で決めたという体験を繰り返すことで、
“選択した結果がどうなろうと、自分で決めたことの責任は自分が負う”
という意識と覚悟が蓄積していくことなります。
こうして責任感のある常識的なトレーダーになっていきます。
しかし、最近は、、、
「誰でも簡単にできます」
「放っておくだけで利益になります」
「この通りにやるだけです」
のようなネット上に溢れる安易なキャッチコピーがいけないんでしょうか、
自分のトレーディングから責任を避ける人が増えてきたように思います。
どこを勘違いしているのか、
自分で決める事を避け、他人に従ってトレードしていれば、
責任を取らない楽なトレード人生が送れるとでも思っているのでしょうか？
“最終的には自分で決めた”
が、そんなに嫌なんでしょうか？
シグナルが出たからその通りにやっただけ
FX商材に書いてあった手法通りにやっただけ
天才トレーダーの言う通りにやっただけ
そして、損切りになったら、
アドバイスをしてくれた人、参考にした対象に
「言う通りにやったのに損切りになったぞ！」
と怒りを感じるようになります。
自己責任の意識があると、
損切りになった事実を受け入れて、
記録を取り、何がいけなかったのか、自分で検証作業に取り組むことができますが、
自己責任の意識がないと、
損切りになった事実を否定し、
記録も取らず、何がいけなかったのか、自分で検証作業に取り組むこともしません。
トレード上達のために書籍を参考にしたり、商材を参考にしたり、
他人へアドバイスを求めることはとても重要です。
今自分が持っている知識とは別の場所にトレード上達の鍵が存在するので、
どんどん知識を吸収して、自身のトレードの血肉にすべきです。
しかしその際、
与えられた知識が参考にならなかったからといって、
与えられたアドバイスでトレードして損切りになったからといって、
参考にした人物、対象を非難するのは間違っています。
最終的にそれに従ったのは自分の意思であり、
アドバイスに従うと決めたのは自分自身のはずです。
「お前の言った通りにやって損切りになったんだからお前の責任だ」
なんて考えは大人ではないですし、
それではいつまで経っても成功できません。
損切りしたことを受け入れたくなくて他人の責任にして言い逃れする。
自分のトレーディングを他人に委ねること自体ナンセンスです。
人生もトレードも自己責任です。
責任放棄せず、責任転嫁せず、
全てを受け入れて、自分の力で切り開いてきましょう。
