テレビやユーチューブなどで、著名人が自宅の書斎でインタビューを受けたり、
何かしらの講義をする映像を見ることってありますよね。

その際、その著名人の後ろにある本棚に、大量の書籍が並んでいることがあります。
人によっては数百冊どころか、数千冊以上の本が映っているケースもありますが、
あれって単純に「凄いな」って思いませんか?

あれだけの大量の本を読んだんですよ!?

どれだけの時間をかけて読んだんでしょうか?
内容はどの程度覚えているんでしょうか?
必要に応じて読み返すこともあるんでしょうか?

正直、気になります。

一般的に、1冊の本を書くためには、
著者は何年、場合によっては何十年という時間を費やすことになります。

自分で研究したり、様々な経験を積んだり、試行錯誤を繰り返しながら、
長い年月をかけて得た知識の中から、著者が
「これは伝える価値がある」
と思ったものを整理して1冊の本にまとめています。

つまり、極端な言い方をすると、本とは、
“その著者が長い年月をかけて積み重ねてきた人生の一部を凝縮したもの”
とも言えます。

例えば、ある著者が20年間かけて身につけた知識を一冊の本にまとめたとします。

読者は、その本を数時間、あるいは1~2日かけて読むだけで、
その著者が20年間かけて積み重ねてきた知識を知ることができるわけです。

冷静に考えると、これって凄くないですか?

20年間の経験から生まれた知識を、わずか数日で習得できる可能性があるんですよ!?
これってとてつもなく効率の良い学習方法ではないでしょうか。

さらに言えば、
100人の著者の本を読んだらどうでしょうか。

その100人の人生から得られた知識を1年以内に自分の知識として習得することも可能なわけです。

「本を読む」という行為は、他人の人生を疑似体験することでもあります。

自分一人の人生だけでは、経験できることには限界がありますが、
本を通じて他人の経験を知ることができれば、
自分一人では経験できなかったことまで、間接的に学ぶことができます。

これってものすごく価値のあることだと思いませんか?

そう考えると、
冒頭の”本棚に数千冊の本が並んでいる著名人”はいったいどれだけの知識が詰まっているのか…

もちろん、数千冊すべての内容を完全に覚えているわけではないでしょう。

読んだ内容を忘れてしまうこともあるでしょうし、
実際に役立つ知識として残るのは、その一部なのかもしれません。

しかし、その中から得たものを実生活で実践していたとしたら、
どれだけ多くの失敗を避け、どれだけ人生の選択肢を増やすことができているんだろうか…

今さらながら、そして他人事ながら、羨ましく思います。
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私自身の読書量と本の読み方

ちなみに、私の本棚には現在50冊程度の本が置いてあります。

もちろん、トレード関連の本がメインとなっていて、
他には、自己啓発系の本や健康関連の本もあります。

それ以外にも、再読に値しない本も30冊ほどあり、
それらは本棚ではなく、押入れの中にしまってあって、
溜まり次第、定期的に処分しています。

私の場合、トレード本などの専門書、実務書を1冊読み終えるのに大体3日はかかります。

内容を自分の中で理解して、時にはメモを取りながら読み進めていくと、
1日で100ページくらい進むのが限界。

それを3日続けて300ページ。
書籍って大体1冊300ページくらいなので、3日で1冊読み終えるのが私のペースです。

しかし、私は暗記物は苦手なので、3日かけて読み終えたとしても、
その時点で内容として覚えているのは20~30%くらいでしょうか。

数か月も経てば、本の主要な論点以外はほとんど忘れてしまいます。
だから再読は必須ですし、メモ書きや実践も必須です。

特にトレード関連の本は読んだだけでは身につかないですから、
実践して初めて読破といえるでしょう。

私がFX初心者の頃、トレード関連の本や雑誌は毎週のように買い漁っていましたが、
今思い返すと、そのほとんどは実戦には役に立たないものばかりだったと言えるでしょう。

特に日本人が書いた
「誰でも簡単に~」
「勝率90%超えの~」
「カリスマトレーダーが教える~」
のような、楽して勝てそうなイメージを持たせる系の書籍は全て無駄でした。

当時購入した本は現在1冊も残っていません。
置いておくだけ無駄。断捨離です。
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FX初心者はどんなトレード本を読むべきか

FX初心者の方は、できるだけ多くのトレード本を読んだほうが良いですが、
先に書いたように、トレード本は玉石混交なので、良書を選んで読みましょう。

と言っても…実際問題としてFX初心者は、
今手に取っている本が良書なのか悪書なのか判断できないのではないでしょうか?

やはり何事においても”経験不足”は仇となります。

私だって初心者だった頃、
「誰でも簡単に~」
「勝率90%超えの~」
「カリスマトレーダーが教える~」
系の本を、ワクワクしながら、真剣に読んでいましたし、
そこに書いてあることをそのまま実践すれば勝てるようになると本気で思っていましたから。

なので最初は、良書、悪書に関係なく、自分の感性で気になった本から
とりあえず読んでみるしかないのかもしれません。

たくさん読んで、たくさん実践して、その先にようやく良書か悪書かを判断できるようになるでしょう。

そして気づくようになります。
「結局良書って、書かれている内容は似たようなものなんだなぁ」と。

「ストップを置け」「ロットを大きくするな」「平常心で」「確率を信じろ」…的なね。

参考までに、私がお勧めする本を3冊挙げるとするならば、
『ゾーン』『マーケットの魔術師』『デイトレード』
でしょうか。

『ゾーン』からはマインドを学びました。
『マーケットの魔術師』からは資金管理を学びました。
『デイトレード』からは戦略を学びました。

もし何を読んだら良いのか分からない場合は、これらの本を読むことをお勧めします。

おそらく1回読んだだけでは理解できないでしょう。
それこそ何度も読んでください。これらは再読に値する本です。

そして、自分のトレードレベルが上がるにつれて、
その都度新しい”気づき“を与えてくれる本でもあります。

数ヶ月おきに、もしくは、数年おきに読んでみてください。
書いてある内容と自分のトレード言動が一緒になっていれば、ほぼ勝ち組です。