トレードに関する何か新しい手法、ロジックを思いついた時、
それが本当に有効かどうか、機能するかどうかを判断するためには
検証作業が必要になります。

では、、、
あなたは新しい手法、ロジックの検証のために
どのくらいの時間、労力を掛けていますか?

もちろん、トレーダーによって
検証にかける時間は様々なので、
どのくらい時間をかければ良いのか、
その最適解を導き出すのは難しいでしょう。

しかし、一つだけハッキリと言えることがあります。

それは、、、
自分が納得いくまで、
「この手法なら勝てる!」
と確信が持てるくらいになるまで検証する必要がある

ということです。
verify22121201

あなたは手法に対する確信を持っていますか?

新しい手法を思いついたからといって、
何も検証せずに、いきなりリアルトレードで使うなんて
無謀以外の何物でもないです。

でも、、、
トレード初心者ほど思い付きのままで
いきなりリアルトレードをやってしまうのですが。。。

以下のチャート図は
最近まで私がプログラミングしていたシグナル系手法の開発図です。

面白いアイデアが浮かんだので、
それを手法という形にまとめるべくプログラミングしていたのですが、
押目の位置や戻りの位置になると矢印が出現し、
エントリーポイントを教えてくれるインジケーターです。
chart22121202

この手法の開発にどのくらいの時間、労力を掛けたのかというと…

  1. 過去チャートでの検証
  2. 「MT4裁量トレード練習君プレミアム」での仮想トレード
  3. MT4でのデモトレード
  4. 本番へ移行

という流れになっていて、
特に1番、2番が重要で、この段階で期待値>1にしていきますが、
私の場合なら、この1番、2番までで
最低でも2~3ヶ月は掛けます。

新手法というのは一発で期待値>1になるはずはないので、
過去チャートを少しずつ動かしながら、
エントリーポイントと決済ポイントを確認しつつ、
一つ一つのトレードでどのくらいの利益になったか or
どのくらいの損切りになったかを確認していきます。

そして、その結果を元にして
矢印の位置が想定していた位置と違っていたり、
収益が思ったほど大きくなかったら
ロジックを少し修正して、
再度、エントリーポイント、決済ポイントを検証していきます。

それでも、
矢印の位置が想定していた位置と違っていたり、
収益が思ったほど大きくなかったら
再度、ロジックを少し修正して、
再度、エントリーポイント、決済ポイントを検証していきます。

要するに、
過去チャートで検証して、
その結果を踏まえて修正して、
再度、過去チャートで検証する。。。

この作業を納得がいくまで繰り返します。

私はこの手法構築のために、
過去チャートで数万回に及ぶくらいの目視での検証を行ったでしょう。

そしてその後、
MT4裁量トレード練習君プレミアム」を使って
仮想トレードも何百と行い、
本当にその手法で期待値>1になっているかを確認しました。

ここまでやったからこそ、
私はこの手法に確信を持っているわけです。
conviction22121203

実際にお金をかけるんですから、
このくらいのことをするのは当然だと思うのですが、
トレード初心者ほど検証らしい検証を行いません。

新しい手法を思いついたとしても、
過去チャートで10ヶ所程度のエントリーポイントの確認で済ませ、
すぐにリアルトレードを始めてしまいます。

その程度では手法に対する確信なんて持てませんよね。

確信を持っていないから、3連敗でもしようものなら
すぐにその手法に対して疑心暗鬼になり、
その手法を疑い、その手法を諦めて
別の手法探しに出かけます。

そして、別の手法でも、
過去チャートで10ヶ所程度のエントリーポイントの確認で済ませ、
すぐにリアルトレードを始めてしまいます。

そして、3連敗でもしたら
その手法を疑い、別の手法へ乗り換えます。

この繰り返しでは、
いつまで経っても先へ進めませんね。

自分で言うのも何ですが、
トレード歴10年以上の熟練者の私でさえ、
万単位の検証作業を行うのに、
トレード初心者が10回程度の検証作業で何が分かるんでしょうか?

私は自分の手法に確信を持っているので
3連敗でも疑うことはありません。

検証時に3連敗なんてざらに起こると知っているからです。

そのうえで、トータルで勝つと分かっているので
たかが3連敗したくらいで別の手法へ移ることもしません。

勿体ないですからね。

全くの0(ゼロ)の状態から手法を構築するとなると、
このくらの時間、労力は掛かるものです。

それが無理なら、
そこまで時間と労力を掛けることができないなら、
残念ですが、
自分で手法を構築するのは諦めたほうが良いです。

そういう方は、
0(ゼロ)から手法を構築するのではなく、
FX商材を購入して、初めから優位性がある状態で、
方向性がハッキリしている状態から始めるべきです。

もちろん、FX商材を購入しても
検証作業を全く無しにすることはできませんが、
FX商材では優位性のある手法が
初めから提供されるケースがほとんどなので
それを元に進めていけば、
検証の時間と労力ははるかに抑えることができます。

実際、私の場合も、最初の手法構築は、
FXビクトリーメソッド」でしたからね。

手法に対する確信、あなたは持っていますか?