勝っているトレーダーといっても、
生まれつきの性格や住んでいる環境は様々なので、
「こうすれば必ず勝てる」
という100％確実で万能な方法はありません。

しかし、勝っているトレーダーには
普通の人とは異なる特有の思考パターンや
行動パターンというものが存在します。

よって、そうした思考や行動を真似るようにすれば、
勝っているトレーダーへ近づくことができるでしょう。

もちろん具体的な手法も大事ですよ。
しかし、それと並行して
トレーダーとしての自分の思考や行動を見直してみてください。

そちらの方が重要だったりします。
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勝ち組トレーダーの合理的な振る舞いを真似る

トレードで成功する人は1割と言われおり、
当然少数派です。

つまり、
一般の人とは異なった思考、行動をしているからこそ
その1割の中に入っていると言え、
1割の思考、行動だからこそ、
残り9割の多数派には理解できなかったり、
時にはその多数派から反感を買ったりもするでしょう。

総じて言えることは
勝っているトレーダーは”合理的“です。

合理的な振る舞いは、
時には、人から冷淡に映ることもあるので、
好き嫌いが分かれる部分でもあります。

以下、私のこれまでの体験から
勝っているトレーダーの思考パターン、行動パターンを紹介します。

  • 結果の全てを自己責任にする
  • 時間をお金で買う
  • 会社員の価値観に凝り固まらない
  • 負け組トレーダーと付き合わない
  • 勝ち組トレーダーを妬まない

好き嫌いはともかく、これらを真似れば、
勝っているトレーダーに近づくでしょう。
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結果の全てを自己責任にする

往々にして人は、意識的にも無意識的にも
他人のせいにしたがります。

そうすれば自分が傷つかないですからね。

トレードの様々場面でも
人は意識的にも無意識的にも
自分以外の物、人、出来事、事象に責任を転嫁しがちです。

「仕事が忙しいからトレードの勉強できない」
「このFX商材は使えない。ダマされた。」
「要人発言でレートが逆行した。悔しい」
等々。

中には、どうすることもできない、
自分の責任ではないと思いたいケースもあるでしょう。

しかし、勝っているトレーダーは、
他人の行動が引き起こした事態や
自分の生まれ育った環境などでさえも自分の責任と考えます。

全てが自分の責任と考えることができると、
危機管理能力が発達します。

そうなると、どんな不測の事態が起きても、
日々発生するどんな大小のトラブルが起きても
損失を最小限に、自分の管理の範囲内に抑えることができるようになります。

このような損失の抑え込みの積み重ねは
長期間になると途方もないレベルで効いてくるものです。

時間をお金で買う

時間は万人に平等です。
お金持ちも貧乏人にも等しく1日24時間与えられます。

しかし、別の意味では
これは真実ではありません。

なぜなら、時間は売り買いできるからです。

お金持ちが電車やバスに乗らず、
タクシーを使うケースが多いのは
単なる贅沢ではありません。

タクシーの中でもパソコンや携帯を使って
仕事を進めるためです。

自分の時間を無駄にしないために、
多少高くなってもタクシーに乗るためにお金を払い、
仕事をするための時間を買っているんですね。

そうしたほうが、
タクシー代以上の費用効果をもたらしてくれる
と理解しているからです。

トレードでも時間の売り買いをして仕事を効率的に進め、
その費用以上の効果を得られることができます。

例えば、参考書を買ったり、FX商材を買ったりすれば、
独学で勉強するよりもはるかに効率的に
トレードの手法やマインド、資金管理を勉強できますね。

それに、「MT4裁量トレード練習君プレミアム」で練習すれば
実際の相場でトレードするよりも、
何十倍、何百倍も効率的にトレード体験できますね。

時間をお金で買う感覚は必須です。

会社員の価値観に凝り固まらない

20代以上になれば、多くの人が
何らかの形で会社などの組織に入って働くことになるでしょう。

会社員というものは当然会社のために働きますが、
それが何年も続くと、自分らしい行動力が起こせなくなり、
従順なだけのサラリーマン(社畜)に変わってしまいます。

となると、新しい発想が芽生えなくなり、
自分の殻を破ることもできなくなり、
飲んだ時に愚痴るくらいしかできなくなります。

会社員としての価値観や経験が脳のほとんどを占めてしまうのは
トレーダーにとっては不利です。

頭が固くなる前にトレーダーとしての思考を
脳に上書きしておきたいですね。

負け組トレーダーと付き合わない

「あなたの周りの5人の平均が自分になる」
という言葉があります。

要するに、
人間は周りの人からの影響を受けるので、
話し方、しぐさ、思考、趣味、年収などが
周りと似通ってくる、
という意味です。

例えば、
ネガティブな発言をする人が近くにいると、
自分もその影響を受けてネガティブになりやすくなります。

頑張っている人が近くにいると
自分もその影響を受けて頑張ろうという気になります。

そういった意味では、
負け組トレーダーとは付き合わない方がよいです。

負けているトレーダーは
後ろ向きで愚痴っぽい人が多いです。

こうした人と付き合っていたのでは
自分もその影響を受けてしまい、
ネガティブ思考になりかねませんね。

勝ち組トレーダーを妬まない

勝っているトレーダーを妬むのは止めましょう。

なぜなら、
これは道徳的な問題として言っているのではなくて、
妬みという感情は自分のチャンスを狭めてしまう思考につながるから
です。

勝ち組トレーダーは普通のトレーダーとは異なることをしたから
勝ち組トレーダーになれたわけです。

普通のトレーダーがやらないことに果敢に挑み、
それを継続したからこそ勝ち組トレーダーになれたわけです。

しかし、この時、妬みの感情が強いと、
勝ち組トレーダーがやってきたこと、継続してきたこと、
つまり、”人と違うこと”ができにくくなります。

なぜなら、
勝ち組トレーダーと同じことをやるべきなのに、
それが妬んだ相手だった場合、
「妬んだ相手と同じことなんてできない」
と心理的に思ってしまい行動に移せなくなる
からです。

誰だって妬んだ相手と同じことはしたくないでしょう。
ならば、勝ち組トレーダーを妬むことは止めましょう。

勝ち組トレーダーは勝ち組トレーダーを尊敬しています。

以上、私のこれまでの体験から学んだ
勝っているトレーダーの思考パターン、行動パターンでした。

トレードで成功するには
天才的な才能を持っている必要はありません。

しかし、多数派と同じ行動、思考をしていては
成功できないのも事実です。

上記を参考に
自分の思考、行動を見直してみてはいかがでしょうか。